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小文字のノウハウ、自分の問題
多様性の時代、なんてことがよく言われます。たしかに、皆が共通のものを求めている時代は終わりを迎えつつあるのでしょう。
「大きな物語が終わった」という大げさな話を持ち出さなくても、それぞれの人が望む幸福な生活や成功の形は違っています。たぶん、高度経済成長期の時代だって本当は皆がばらばらな生の指向性を持っていたはずですが、社会的な建て前として「一億総〜〜」みたいなことが言われていたのでしょう。
今
アウトサイダーとして自分の中心を生きる 「ポスト・ロールモデルな生き方」
(*本記事は、2017年にシミルボンに投稿された連載「僕らの生存戦略ブックガイド」からの転載です)
今回のコラム「僕らの生存戦略ブックガイド」では、生き方と成功にまつわる本を四冊紹介します。これは「僕らの生存戦略」にとってコアとなる大切なお話でもあります。
自由とその代償
生き方が自由に選べる時代。現代はそういう時代です。
少なくともこれまでの歴史を振り返ってみれば、現代の個人が選択できる
無知の力・情報の選別・ゆっくり学ぶこと「逆説の情報摂取学」
(*本記事は、2017年02月22日にシミルボンに投稿された連載「僕らの生存戦略ブックガイド」からの転載です)
今回のコラム「僕らの生存戦略ブックガイド」では、逆説的な情報摂取術についてお送りします。
情報が溢れかえるような現代社会では、ぜひとも考えておきたいポイントです。
知識=力?イギリスの哲学者フランシス・ベーコンが残した思想です。
知識とは、「こうすれば、こうなる」という一連の記述
ポピュリズムと「トランプ現象」を位置づける
(*本記事は、2017年02月15日にシミルボンに投稿された連載「僕らの生存戦略ブックガイド」からの転載です)
今回のコラム「僕らの生存戦略ブックガイド」では、最近世界で生じつつあるポピュリズムのうねりに関する本を三冊ピックアップします。
2016年後半から2017年前半に発売された、比較的ホットな三冊です。
世界的なポピュリズムの流れ
一冊目は、『ポピュリズムとは何か』。2016年12月
大きな声では言えない「読まない読書術」
(*本記事は、2017年02月08日にシミルボンに投稿された連載「僕らの生存戦略ブックガイド」からの転載です)
これから若い世代向けの読書案内を行っていきます。テーマは「生存戦略ブックガイド」。
ライフスタイル・働き方・時事問題・仕事術・情報整理術・デザイン・文芸・哲学・批評・経済・法律などなど、これからの厳しい社会でなんとか生き延びていくために有用そうな書籍を広くピックアップしていきます。
もしかしたら僕たちが忘れていたかもしれないこと
Enjoy!
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10年前のブログを僕たちは楽しんでいた。でも、今はどうだろうか。
いやにあくせくしていたり、何かの重圧を感じてはいないだろうか。ただただワクワクに突き動かされるままに記事を書けているだろうか。
0013 : ゆうびんやさんと目標設定について語り合う会 – Radio89 – Beck‘s Hacks Letter
原点回帰というと陳腐ですが、10年前の自分が寝食を
フラクタルに現れる時代の精神性
うちあわせCast第五十二回では、二つのリストについて話しました。
アナログとは違い、デジタルでは任意の形式で情報をピックアップ可能なので、フラットに記録しておいても必要に応じて情報を取り出せる特徴があるよ、という話です。この点で、デジタルベースの情報整理は、アナログのそれとは根本的に考え方が変わってきてもいいはずなのです。
この辺の話は、以下の大橋さんのツイートも面白いと思います。
で、そ
アリアハンから旅立とう
たとえば、ドラクエ3の世界をイメージしてみよう。
アリアハンは城下町ではあるけれども、たいして栄えてはいない。そして、魔物の驚異度も低い。町の外には魔物が出ることには出るがスライムである。武器屋がひのきのぼうなどを販売していても、なんとかやっていけるレベルの驚異度だと言える(でなければ町は崩壊しているだろう)。
その意味で、アリアハンは、魔王軍に対して一番危機感のレベルが低い(切迫していない)
僕たちそれぞれの方法に向けて
「まいにちdoda」という情報サイトに以下の記事が掲載されております。
当初は「タスク管理を継続させるために大切するべき考え方とは?」という問題提起からインタビューを受けたのですが、「いや、継続できなくて当たり前なんですよ」とちゃぶ台返しから始めた話が、とても面白くまとめられております。
基本的には、何かを継続するのは難しいので、タスク管理だってそれは同じです。だから、それなりに「策略」を持っ
梅棹は、発信局と言った。
さて、情報処理の段階から、もう一歩すすむと情報創造の段階にはいる。家庭を発信局とする情報創造が行われ、そのための装置がつぎつぎとつくられるだろう。すでにその先駆現象として、カメラのおどろくべき普及がある。写真をとるということは、情報の創造なのである。
フィルムカメラの個人普及から、「家庭を発信局とする情報創造」をイメージしたその先見性は改めて見事なものだと思う。私はこの文章を7年ほど前に読んで
田舎のパン屋さんのようなスタイルで
とても心温まる記事を読みました。
特にビビッときたのは以下の箇所です。
これは、他には無いおいしいパンをつくりつづけられるという自信に加え、その味を見分ける人々がこの地域にたくさんくらしていること、そんなパンのある生活のために遠出してでも店に来てくれるという信頼に裏づけられた言葉ではないでしょうか。
明らかに不便な場所で営業しているパン屋さんが生き残るには、他にはないおいしいパンを作ることが