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ため息は幸せを逃す?
皆さんこんにちは!薬膳女子のmanamiです。
日中の気温がかなり高い日が続いてますね。それだけでも体にはけっこうなストレスがかかってます。暑いとすごくイライラしますもんね。
そうすると体を健康に保ってくれる『気血水』の流れが滞り始めます。
血液が滞っているなら痛みが、気が滞っているならお腹がつかえたり、膨満感、昼間の眠気、呼吸が浅くなるなどの症状があります。
気滞体質
体の中で気が滞りやすい人を『気滞体質』と言います。
風船に空気が溜まっていくような感じです。空気が溜まり続ければそのうち破裂しますね。ストレスを発散しないでため込んでいると、それが怒りや悲しみとなって外にあふれ出してしまいます。
いくら親しい人と言えど、いきなりキレられたりずっとイライラされたりするのはいい感じのするものじゃありません。
漢方薬などで気を外に出すという方法もありますが、出来れば手近なもので解決できれば一番いいですよね。
ため息は体が気を発散している
「ため息ばっかりついてどうしたの?」なんて周りの人に言われたら、体が溜まった気を外に出しているサインです。
ため息をついて体が少し楽になるようなら、背筋を伸ばして深呼吸をしてみましょう。その時、空気が丹田というへその下を通ってまた外に出て行くようなイメージをしてみてください。
肩に余計な力は入ってませんか?
手をぶらぶらとさせながら、出来るだけリラックスして深呼吸してみてください。
散歩やヨガなどで滞った気を発散させる
体内に滞った気は体を動かして外に出してしまいましょう。
軽い散歩やヨガなどで巡らせるのも効果的です。
自然の中を歩くことは瞑想の二倍のリラックス効果があります。
昼間に体を動かして体内時計を整える事で睡眠の質も高まりますので、体を動かすことはとてもよい効果をもたらせてくれます。
運動の次は食事
気の巡りをよくする食べ物を取り入れる
深呼吸や運動で余計な気を外に追い出したら、今度は気が滞りにくくするために食材たちに助けてもらいましょう
柑橘系のフルーツ
香味野菜
ナッツ類
柑橘類はアロマオイルなどにもあるようにリラックス効果があります。
それは食べても同じです。積極的に摂りましょう。
夏が旬のシソやミョウガも気の巡りを良くしてくれます。サラダにセロリを刻んで入れるのもいいですね。
また、ナッツ特にアーモンドは心を安定させる働きがあるのでお勧めです。
良質な油とタンパク質も摂取できます。良い油は良いホルモンを作ってくれます。心の安定には欠かせませんね。
ぜひ取り入れてみてください。
何気ない行動が体からのサイン
自分では気づかないため息のような行動も、実は体が発してるサインだったりします。
ため息ばっかりついて、これじゃダメだ!ポジティブにならなきゃ!と無理やりポジティブに心を持っていく事は体にも心にも大きな負担となります。
それは今の自分を否定して違う自分になろうとすることだからです。
体が怠くてため息が出てしまう?心配事がある?
何か原因があるなら、今自分に起こっている事を受け止めてそれから対処しましょう。体が疲れているなら胃に負担をかけない。いつもより10分でも早く寝る。スマホなどのデジタル機器から距離を取る。
出来る事を少しずつ。そうすればちょっとずつですが体は変わっていきます。ため息をついて幸せが逃げてしまう~と思ったら、今のは体から悪い物が出て行った。と思ってください。元気になったらまた自分が幸せに思うような趣味などをすればいいんですから。
今日も読んでくださってありがとうございました。
暑い日が続きますが体に気を付けて養生しましょう!
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