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愛すべきカフェチェーン

東京の郊外で生まれ育ったせいか、幼少期から馴染みのあるカフェチェーンといえばドトール。買い物途中に母と休憩がてら寄ってジャーマンドックを頬張った思い出が懐かしい。

あとはカフェではないけど、実家から徒歩1分のところにマクドナルドがあるので、私の中では朝マックが定番。週末の朝、ホットケーキのシロップをたっぷりかけすぎて指がベタベタになった思い出も、いまだに甘い記憶として残っている。

そんな私も今ではすっかり新しいカフェ探しに夢中。最近は色んなカフェチェーンが増えて嬉しい限り。さて、そんな私の最近のお気に入りはこちらの4つ。

倉式珈琲店

モーニングセットのコスパが半端ない。サイフォン式のコーヒーはたっぷり2杯分あるし、トーストの厚さもちょうど良い。朝からしっかり食べられるので、なんだか優雅な気分になる。

開店直後に入店しても、すでに常連さんらしき方々が数人集まって、コーヒー片手にゆったりと新聞を読んでいた。こういう、"朝の時間を味わう" 文化っていいなぁとしみじみ思いながら、サイフォンのコーヒーをゆっくりと味わう朝、最高。

理想の朝食

珈琲館

いろんなところにあるけど、店によって結構雰囲気が違うのが面白い。木のぬくもりが感じられるクラシックな店もあれば、少しだけスタイリッシュな雰囲気の店舗もあって、「今日はどんな珈琲館かな?」と訪れるたびにちょっとワクワクする。

近所の店舗は早朝から営業してくれるので、仕事前に立ち寄ることも多い。コーヒーの種類も多く、炭火珈琲の深煎りのしっかりした味わいが好き。値段は少し高めだけど、その分店内が静かで落ち着くので、勉強や読書にぴったり。

ランチタイムに寄るとつい頼んでしまうのがナポリタン。赤いケチャップがしっかり絡んだ昔ながらの味。喫茶店のナポリタンって、なんでこんなに安心するんだろう。珈琲館はホットケーキも有名なのでぜひ。

ナポリタンのランチ

コメダ珈琲店

モーニングという概念を知ったのはここだった。

はじめてコメダ珈琲へ行った時の衝撃は今でも忘れられない。何気なくコーヒーを注文したら、店員さんが「トーストとトッピングが無料でつきますが、トッピングは何にしますか?」と聞いてきた。

えっ、パンがつくの?無料で??トッピング!?全私が驚いた。

それ以来、コメダを見つけるとワクワクする習性がついてしまい、旅行先でも「ここにもある!」と吸い込まれるように入ることも。最近は都内にも店舗が増えて、ついに近所にもできた。

あの、ふかふかのソファでゆったりできるのが何より嬉しい。

赤いソファが、これまた良い

ポティエコーヒー

もはやチェーンではないけれど、横浜に2店舗だけ展開する素晴らしいカフェ。

新横浜駅周辺で「ふつうのチェーン系カフェかな?」と思って入ったら、まずモーニングの衝撃を受けた。トーストとゆで卵が無料。(トーストはまるっと1枚!)しかもコーヒー豆の種類が豊富で、注文ごとに丁寧に淹れてくれる。そして店員さんの接客が、ただのチェーン店とは思えないほど丁寧で温かい。

気になって調べたら、展開しているのは新横浜と石川町の2店舗のみ。
「もっと神奈川や東京に増えてほしい」と切実に思うけれど、もしかすると、この"2店舗だけ"という特別感が、ポティエの魅力なのかもしれない。

コーヒーが美味しいの
近所にあったら絶対通う

こうしてお気に入りのカフェが増えていくのが楽しい。

モーニングなら倉式、勉強や作業をするなら珈琲館、オールマイティに使うならコメダ。そして横浜へ行くならポティエ。気づけば、自然と自分の中での "カフェ使い分けルール" ができていた。

そして、どの店も同じカフェチェーンなのに、店舗ごとに少しずつ雰囲気が違うのが面白い。「いつもの味」がある安心感と、店舗ごとの個性を楽しめるワクワク感。どちらも、チェーンカフェの魅力だと思う。

旅先でも必ず喫茶店やカフェに立ち寄るけれど、チェーンカフェもまた愛くるしい存在。これからもカフェ巡りを続けたいし、まだ知らないカフェを開拓していきたい。

次に出会うお気に入りのカフェは、どこにあるのだろう?

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HACHI
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