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読書記録『作詞入門』(阿久悠)4 日記なんて書いてみてもつまらない
前回の記事はこちら
本も終わりに近づいてきました。
今は「こうすれば詞が書ける––阿久悠作詞学校––」の章を読んでいます。
やはり厳しいですね。
ボキャブラリーを増やす方法の一つ、しりとり
4章では「こうすれば詞が書ける––阿久悠作詞学校––」のとおり、阿久悠さんがどのように作詞をしていたかが書かれています。
前半は、基礎づくり。
ボキャブラリーの増やし方やイメージの膨らませ方など、基礎力を伸ばすトレーニング方法が具体的に書かれています。
すぐにでも技術をマスターできるものではありませんが、実践すれば強固な力がつくと思える内容でした。
中には「しりとり」という意外なものも。
「しりとり?」と思われるでしょうか。
子どもはしりとりで遊びながら語彙を増やしている。
そう考えると、子どもの遊びも侮れないのかもしれません。
本書で書かれているトレーニングには、しりとり以外にも地味なものがあります。
でも、楽して書けるようになる方法なんてない、地道な努力こそ書くスキルを伸ばすことの証左でもあるのではないでしょうか。
毎日コラムを書く
個人的に、はっとしたトレーニングが「毎日コラムを書く」です。
「毎日ブログを書こう」とよく聞きますが、求められるレベルがまったく異なります。
日記なんて書いてみてもつまらない
「毎日ブログを書こう」に覚えていた違和感をばっさりと切り捨てる内容でした。
毎日書くことを推奨している点は「毎日ブログを書こう」と共通しているように見えるかもしれません。でも、私はこの章を読んだ後「毎日ブログを書こう」に賛同することはないといえる内容でした。
毎日コラムを書くトレーニングを実践するとしたら、このnoteになると思います。でも、そうするとnoteの運用方法を変えなくてはいけません。
私が書きたいことを書く点は問題ないのですが「私のために書くこと」はできなくなります。そういう条件が求められていました。
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