また買ってしまった『アドラー心理学トーキングセミナー』
また、また、また、また(4度目)買ってしまった。
『アドラー心理学トーキングセミナー』(野田俊作, 1989)
もう絶版になっていて、今は新装版が出ているのだけれど。状態のよい30年前の版(正続2冊組)がメルカリでお手頃に手に入った。
そう、憶えている範囲で4たびめの購入。
最初の一冊は、30数年前に、初めてアドラー心理学に出会って、新大阪のアドラーギルドを訪れたときに。
さらに、福岡で学習会をしていたときに閲覧してもらう用に、そして友人にプレゼント用に、と同じ本を購入。
が、10年前、東京移転のとき、かなり持っていたアドラー心理学関係の蔵書を全て処分した。
もう、要らない。もう、"お勉強"のアドラー心理学には戻らない。過去の私、さようなら。と。
いくらかは古書店に売り、いくらかは学会オークションに送り、いくらかは実家に送り、いくらかはいわゆる"自炊"をしてデジタル化し。ここ東京の家には一冊も持って来なかった。
それから10年経って、また、紙の本で読みたくなった。
届いた本をぱらぱらと開いてみる。あら、ふうん、こんなふうに書かれていたんだな、と昔とは違う距離で眺める。
一度、手放し、お別れしたのもよかったのだと思う。
今、あらためて、アドラー心理学がどんなふうに伝えられているのか、眺め直している。離れていた10年の間に、世間で知られるアドラー心理学(らしきもの?)はずいぶん変わったように見える。
全うに生きるのを援ける(たすけあう)伝え方、伝えるコア、そんなものはどうなんだろう。
あらためて新鮮に探している。そしてもう、インプットばかりしている歳でもない。読んでいる/教えてもらうばかりしている歳でもない。手の届く範囲で、どう届けるか。アウトプットを考えながら探している。
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