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小さな歌集を作りました

体温をまた宿すよう抱きしめて
血が滲んでも君を愛する

小さな歌集を作りました。

一部抜粋


という話を書きたかったのだけど衣装の話を先に書いてしまったのでタイミングを失い。


先日、小さな薄い本を出版しました。
過去3年、もっと?遡ったくらいの作ってきた短歌を纏めようと思いまして。

本を作ることに憧れていました。
漫画とか日記とかかわいいZINEとか。
いいないいなーって思っていたけど、今年は全部実行しようって思っていて。


実現、現実………そういえば、やりたいことが多すぎるわたしにプロデューサーたちは「それ一緒に叶えましょう」って、オーディションの時に言ってくれたな。

最早今じゃ勝手にいろいろやりすぎて手に負えない存在になっているかもしれないけど。笑
(笑うな。すみません。)


いきなり100集めたら次が大変だ、と思いとりあえず50首を。

と思ったのだけど古いものから掻き集めたらすでに130首くらいあったみたいで、本当は本を作るために新しいものも作っていたんだけどいらなかった。入りきらない。選ばないといけないくらいたくさんあった。

並びは必ずしも時系列順でもないし、相性というか親和性とかで選んだ。
惜しくも漏れたものもあるけど、次回また作れたら……次回作が作れるくらいの数は正直余裕であるけど、もしかしたら敗者復活するかもしれません。


こんなにたくさんの言葉を書いて、そして消したのか。と思った。のが第一の感想でした。

えー読めなくなっちゃった人可哀想。とも思った。再録してよかった。気がする。

わたしがすべての記事を非公開にすると言った時、何かを察して悲しんでくれた人がいたのを知っていた。だからもうこれらはすべて過去のもので、名義すら随分変わっているし、誰も知らないようなものすらある。

5.7.5.7.7の31文字で抽象的なことばかり。

でもこんな風に振り返れるのも言葉を残していたからだ。昔の人はどんな気持ちで31文字に気持ちを込めたんだろう。旅立ちの句、辞世の句、恋の歌。

32文字じゃとても何も言えないわ。
140文字だって短いのに。
これ今、800文字くらい。


詩なんて書きたくなかった。
恥ずかしいから。

小学生の頃、こくごの授業がとても好きだった。
詩 というものと出会った。

あんまりにもこどもと同じ目線で文章を書いてくれるから、最初はまど・みちおさんも谷川俊太郎さんも自分と同じくらいのこどもなのかと思っていたんだ。
立派な大人の方と知って少し寂しく感じたくらい。残してくれたものは偉大だと思います。

図書室にこもるのが好きになった。詩集やら語源の本やら気になるものを手に取った。

詩を書いてみたいと思ったけど、その時からやっぱり恥ずかしかった。

なんかのコンクールとかで書かされる575の標語はいつもわたしの作品しか選ばれなかったけど、
特別得意意識なんかは無く、他の人がさぞかしひどいから消去法でわたしなんだろうなあと思っていた。
そういえば母親にコピーライターにでもなればと言われたこともあったけど、そんなんで食べていけないだろと思った。アイドルだってとても食べていけないけど。何をしているんだかね。

商品として5000円分の図書カードかなんか貰いました。
中学生にはかなりの大金だよね。公民館に呼ばれてパイナップルとかお菓子貰って楽しかった。
VIPになった気分、味わった。


本音はうまく言えないから32文字の中にうまく隠したつもりだったのか。

読み返して、あまりにも自分しかいなかった。

あ〜こんなこと思ってたのか、なんか、もう少し自分くらい自分のこと認めてあげられたらよかったなって思った。

自分のために書いて自分のために生きてそれを選んだはずなのに とか。


自分の文章は好きだったけど、なかなか評価はされなかった。作文も小論文も苦手だった。
でも先生からの添削よりもわたしはわたしの書き方がしたいという気持ちがどこかにあったから、決まりがない文章を形にとらわれずに書いてみたかった。

アイドルのブログに求められてるのはこんなものじゃない。わかってる。こればっかりは奇を衒っているわけではなくて、わたしにはこうしか書けない。
怪文だとか文章が長くて読めないとか言ってくる人もいたけどどう思われても別にいいよ。



本には所々由縁のお話やら挿絵やらも入れてみたけど、どうしても勝手な解釈をされたくないというエゴがあるので一つ一つへの思いをライナーノーツとして記事で販売しようかな〜と思っています。
もちろんネタバレになるので購入者向けで、そしてとても長くなるとは思いますが……。

わからない方が良いという方にはおすすめしないかも。


販売当日、短歌の本を集めているらしい、初めましての方が目の前で手に取ってくれた。
どう思われるんだろうと心配になってしまった。
わたしの傷が誰かの傷になることをわたしは望んでいないから……。
寄り添える優しさだったらいいのに。🩹

言葉は忘れられた時に冷えて死んで消えるんだと思っていた。きっとわたしの言葉はもう誰の中にももうない。でもわたしが覚えてる。また温める。息を吹き返してまた誰かの中に生きられるかな。こんな声、求められてなくても。

✄╼╾╼╾╼╾╼╾╼╾╼╾✄

ちょうど次の販売のタイミングが決まったから良いかな。12/25(水)夜です☾



ソロでお友達のてとちゃんにお呼ばれしました🎄

てとちゃんがはじめに仲良くなりたいと声を掛けてくれたきっかけも実はnoteやら短歌やららしいです…!
ありがたいなあ。

てとちゃんのアイドルデビュー記念日でもある大切な日です。
お友達の大切なものはわたしにとっても大切です。愛とリスペクトがあるから。


通販してほしいという言葉も頂いているのですが、しばらくは出さないつもりでおります。
在庫を抱えたいので……!
ごめんなさい。

もちろんこれ自腹で作ったので売らないと超赤字なんだけどそれでももったいぶりたくて……

普段のライブでは物販に置いていなくて、
単独出演でのイベントのみこっそり持っていく予定です(忘れなかったら)。
ソロで活動してないのでソロのイベントなんてなかなかないんですけど今のところそんな感じです。

ライナーノーツが出来上がったら通販してもいいかなあとは思っております。
でも欲しいって言ってくれたの今のところ1人くらいしか確認しておりません!>.<


余談も余談なのですがこの間、
すごく久しぶりにお話しに来てくれた方がいて、

わたしは会えなくなって反応もくれなくなったらもうわたしのこと好きじゃないんだなどうでも良くなっちゃったんだなあって思うし、
でも悲しいけど人間の気持ちなんてコントロールできなくて当たり前だし、選んでもらえない優先してもらえない目にも留まらないわたしに魅力がなくて不足があるからだ、仕方ないときっぱり思ってしまうのだけど、

だから忘れられちゃって、きっともう会いに来てくれることなんてないのだろうと、思っていたのだけど、病気になってなかなか東京に足を運べなくなってしまったのだと教えてくれて、本当にやむを得ないこともあるのだなとわかったの。

病気だとか家庭の都合だとかお仕事が忙しいとかお家が遠いとか、それでも都合が合えば会いに行きたいと思っていてくれたんですね。

そういうどうしても会えない人にもなんとかして楽しんでもらえる人でありたくて、こうやって文字を書いています。
もっと頑張る!と言ったらあなたは十分楽しませてくれてるよと言ってくれたけど。

だから、なかなかどうしても買いに行けないという人のことももちろんわかっています。
もう少し待っていてほしくて、それをわかった上で無理を言うけど可能なら優先してくれたらなって気持ちもあって…

わたしは、その方が初めて「あなたをこのグループの推しにしたいって決めたんだ」と言いにきてくれた日も場所も覚えてる。
わたし無駄に記憶力良くて…気持ち悪いかな〜。

わたしには会いたい話したいって思ってもらえる魅力はなかなかないみたいだけど、
好きになってもらうって、優先してもらうって、正しく受け取ってもらうって本当に難しいなって日々痛感しているけど、
変わらず好きなことやらせていただきます。
よろしくお願いします!

とりあえず25日は売ります!クリスマスー!
一緒に過ごしたいです🍰

來世

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