2つの自己肯定感と、セルフコンパッション (ポジティブペアレンティングADVANCE第3回)
アロハ!ハワイのAiです。
6月のハワイは、晴天続きです!毎日、気温も湿度も、パーフェクト!気持ち良い毎日です^^
さて今日は、ポジティブ心理学をベースにした子育て講座、ポジティブペアレンティングADVANCEの、第3回のことを書きまーす。
この回のテーマは、「自己肯定感より大切なものを育む」です。
前半は、巷によく聞く、自己肯定感とは何か、から始まり、2種類の自己肯定感とは? とか、それぞれがどのようにして育まれていくか、といったことを、紐解いていきます。
自己肯定感は、自分のことを「好き」とか、「大事」と思う気持ちで、この言葉自体は、本やテレビで聞いたことがある方も多いかと思います。ただ、この言葉には、2つの種類の自己肯定感が混ざっているんですね。
で、それは、結論からいうと、①条件付きの自己肯定感と、②条件付きでない自己肯定感、なのですが、多くの方が、2つを混同したり、区別せず捉えたり、しているようです。
(詳しくはこちらの本で学べます!)
はい、わたしも、ガッツリ混同していました。
そして、自己肯定感のメカニズムも知らなかった。
知っていたのは、褒めれば良いという断片的な知識…。
だから、子供にはとにかく、「すごい」と言えば良いと思っていたし、そうすれば、自分に自信がついて、自己肯定感が高まるでしょ、と思っていました。
ですので、うちの子供たちがまだ小さかった頃、わたしは
「クラスで一番、走るのが早いね!すごいね」とか、
「算数ドリルで100点を取って、すごいね」とか、
「比較して、結果を褒める」
という作戦を頑張っていました。
でも、このやり方だと、条件付きの自己肯定感の方が高まってしまうことがわかっています。
だんだんと、自分を好きな気持ちの拠り所が、他者との比較や、結果や、達成になっていくからです。
そのまま大人になると、どうなると思いますか?
人の価値は、
何かをうまくできることとか、何か(立派な)ことをなすこととか、完璧であること、成功していること、他者と比べて優位な何かを持っていることだ、と思うようになって、自分もそれを追い求めるようになります。
そしてこんなイキった顔になるでしょう。笑
ただ、イキっているのですが、逆境・挫折に弱いです。
失敗や不安など、自分のネガティビティに向き合う方法を知らなかった。うまくできること、完璧であること、間違わないことに囚われすぎて、ある時点でメンタルの限界がきました。
何をなすでもない、何者でもない、丸裸の自分の部分は、全く満ちていなくて、ポッカリと空洞だったのですね。
(そして、その後は、色々ややこしいことになりました)
というわけで、かなり話がそれましたが、講座の後半では、
じゃあ、どうしたら良いの?
の部分も見ていきます。
いわゆる、条件付きでない自己肯定感のことや、それを直接的に育む方法の1つ「セルフコンパッション」について、学んでいきます。
わたしは、セルフコンパッションを知って、本当に自分にマルっとオッケー出せるようになりました。だって人間だもの。
そうすると、物凄く、生きて行きやすいです。今は、かっこいい自分も、かっこわるい自分も、全部ぜんぶ、愛おしく、尊いものだなぁと思っています^_^
(かっこ悪い自分がいなくなったのではなく、かっこ悪い自分とも共存できるようになったのですね)
自己肯定感やセルフコンパッションを学んでの、みなさんの感想です。
ADVANCEは、毎回本当に深いテーマを扱います。残り3回と折り返しましたが、後半戦も心を込めて準備していきます!
今日も読んでくださり感謝です!
また、お話ししましょう!マハロ!