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私のこれまでのキャリア
自己理解を深めつつ、他の人の参考になれば、と考え、私のこれまでのキャリアを振り返り、共有したいと思います。
給与計算スペシャリストから人事アナリティクサーへと軸足を移してきた過程を整理することで、自分の専門性の変化と深化を再確認したいと考えています。
また、今後のキャリア展望を明確にし、テクノロジーと人間性の調和を追求するという自身の理想に向けて、これまでのキャリアがどのように貢献してきたかを示したいとも考えました。
この振り返りを通じて、自分の理想と実際のキャリアの軌跡がどのように結びついているかを探求し、今後の方向性をより明確にしたいですね。
キャリアの始まり=給与計算のスペシャリストとして
約3年と半年間、大手企業グループの関連会社(シェアードサービス事業)で給与計算グループの工場事務として勤務しました。
この期間に、給与計算や労務管理の基礎を学びました。
高校時代に取得していた全商電卓技能検定1級や全商簿記検定1級の資格が、正確かつ迅速な事務処理に大いに役立ちました。
これらの資格と実務経験の組み合わせにより、早い段階から効率的な業務遂行を可能にしています。
成長期=プロジェクトリーダーへの道
その後、約10年間同じ会社の本社で給与計算グループのシステム運用として勤務し、うち約4年間は各種プロジェクトのリーダーを務めました。
この時期に、Excel VBAを独学で習得し、VBAエキスパートProfessionalの資格を取得。
業務効率化に大きく貢献してみせました。
もちろん、SUMIF、MATCH、VLOOKUPなどの関数を手動で書き込めるレベルまで習熟しており、複雑なデータ処理を効率的に行えます。
技術力の向上と業務改革を推進
10年間の勤務中、社会保険の電子申請義務化への対応として、社労夢というMKシステムさんの電子申請システムと人事基幹システム(当時=SAP)のAPI連携を独自に構築しました。
これにより、1万人規模の社会保険業務を1人で効率的に管理・運用することが可能にし、15社の電子申請(月間100件以上)を効率的に代行処理できるようになるまで昇華させました。
副次的に、公文書PDFの整理・管理プログラムも開発し、文書管理の効率性も大幅に向上させました。
予め登録しておいたフォルダの書類(PDF)を自動でメール配信するシステムも独自に設計・構築し、業務プロセスの自動化も推進しています。
新たな挑戦=個別人事業務への挑戦
約7ヶ月間と短い期間ですが、親会社に出向し個別人事の業務を経験しました。
給与計算や労務管理以外の人事業務にも携わり、より幅広い視点で人事を捉える機会となりました。
この経験は、人事管理の全体像を理解する上で非常に有益でした。
もっとここで色んな経験をしたかったのですが、元会社の命令で戻ることになったので退職を決意。
転職します。
現在の挑戦=人事アナリティクスへの道
約4年前から現在まで、新しい会社で人事全般の業務に携わっています。
今では、人事アナリティクスのスペシャリストを目指したいと考え、データドリブンなアプローチで人事課題に取り組もうとしています。
具体的には、人事データの多角的分析、可視化、KPI設定などを行い、組織の意思決定を支援しようとしています。
また、マネーフォワード、freee、Googleなど、様々なシステムを活用し、労務管理、採用活動、オンボーディング、従業員エンゲージメント、人材育成など、幅広い人事業務に携わっています。
今後の展望
これまでの経験を通じて培った人事実務の深い知識とデータ分析スキルを組み合わせた独自の視点を活かし、組織の課題を分析し、効果的な解決策を提案できる人材として成長していきたいと考えています。
特に私は、機械学習やAIを活用したデータ分析手法に強い関心を持っているので、これらの技術を用いて組織の課題解決や戦略立案に貢献したい。
常に学習意欲を持つことで、新しい技術やトレンドをキャッチアップし続けます。
この変化の激しいビジネス環境においても、その姿勢が価値を提供し続けられると確信しています。
プロジェクト管理スキルを活かし、組織再編やシステム導入、アジャイル手法の適用など、様々な課題に柔軟に対応できる人材を目指します。