人生で1番役に立っている知識とは?
もし、人生の中で1番教えてもらってよかったことはなにか?と聞かれたら、たぶん「ストレッチ」と答える。
小学生のとき(当時は週6で5〜6km/日を泳いでいた)ストレッチの知識とコンディショニングの大切さを教えてもらったことは、わたしの資産だし、今でも続く習慣になっている。
小中高大〜社会人の1年目まで、ずっとスポーツの世界にいた。
スポーツの世界はわかりやすい。
ある一定のレベルまではどれだけ練習したかが結果に直結する。
一定のレベルになると、コンディションが結果におおきく影響するようになる。
コンディションは、その日にどうにかできる類のものではなくて。
1週間単位、1ヶ月単位、1年単位で自分の体の癖をつかみ、体と対話をしながらしながら整え続けるものだ。
わたしはもうスポーツの世界から離れてだいぶんたつけれど、働く人にとってもコンディショニングの考え方はとても役に立つのではないかと思っている。
というか、わたしにはとても役に立っている。
スポーツの大会のように照準をあわせるいつかがあるわけではないから、働く人はすごくよいコンディションをつくるというよりも、大きくコンディションを崩さないことがポイントになる。
それはその日のうちに回復し、疲労をためないということ。
毎日ジムに行ったりランニングしたりという体にプラスをつくることではなくて、つかれてマイナス状態の体をゼロに戻すためのケアが大切になる。
お金をかけず手軽にできるのが、湯船につかってストレッチをすることだと思う。
ストレッチは、体のつかれを回復させるだけではなく、体の緊張をとりリラックスする効果もあるから寝る前にするとよく眠れるようになる。
とはいえ、わかっていてもなかなか毎日できない。
どのストレッチをするか?どのくらいの長さでやるか?体の状態をつかんで調整する。
それが大切なのだけど、つかれているとそれを考える元気が残ってないのだ。
それで最近やらないよりやった方がいいなと思って、ストレッチのYouTubeを見ながらやるようにしたら毎日欠かさずできるようになって、びっくりするほど睡眠の質がよくなってきた。
寝る前にYouTubeでストレッチ、おすすめです。
体育の授業で、ストレッチふくめた体のコンディショニングの知識や技術をもっと扱ったらいいのになー。