【イタリアで就活・就労】③ネットで仕事を探すなら
はじめに
以前公開していた2020年11月の記事に
加筆、改訂を加えてまとめました。
ただし個人の経験をまとめた事項であり
イタリアでは
色んな情報が頻繁に変更されるので、
最新の情報は
必ず各自でお調べ頂きますようお願い致します。
仕事探し
履歴書が出来上がったら、実際に就職活動を始める。
イタリアはコネ社会ともよく言われるが
ネットを使って仕事を探す事も可能であり、
それは大学の事務職員や教員ポストにも共通する。
大学の求人
大学での職を探すなら、
各大学のHPから応募要項の検索が可能。
ただし教員ポストとなると、
滞在許可の種類による応募の可否、提出書類の審査なども厳しくなる。
※求人内容や応募締め切りなどは、各自でご確認下さい。
一般求人
一般企業であれば、色んな求人サイトがある。
何かしらの滞在許可所持が前提の短期求人が多数だが、
稀に就労用滞在許可を手配してくれる企業もある。
関連サイト:
▶イタリア掲示板 (このサイトは求人だけでなく、不動産情報や生活情報も掲載している)
▶インターネットでの職探し
▶イタリアで就職しよう!
その他、▶Indeed も
登録しておけば頻繁に情報メールが届く、と聞く。
希望する内容の求人を見つけたら、作成した履歴書を送る。
外国人がイタリアで就職する難しさ
個人的な感想ではあるが、
イタリアで被雇用就労をする場合、
就労用滞在許可の面倒を見てまで
外国人を雇用してくれる企業を見つける事は、
専門職や大手企業、もしくは日本企業のイタリア支社などでない限り
なかなか難しいかと思う。
就学用滞在許可の留学生か家族用滞在許可の在住者などが
一時的に雇用される場合が多いのではないだろうか。
それは、
被雇用者が所持している滞在許可の有効期間内でのみ雇用すれば、
雇用者側は通常の雇用契約以外
滞在許可に関しては何もしなくて良いからである。
それでも
『滞在許可/雇用契約期間が切れた後も雇い続けたい』
と思ってもらえれば、就労用への切り替えを相談しよう。
ただし、就労滞在許可の申請には一定の条件がある為、
満たしていない場合は
雇用条件の変更を雇用主と話し合う事。
更に、一般的に就労用滞在許可の認可には
イタリア政府からの制限(Decreto Flussi)があり、
雇用者との話がまとまったからすぐに、とはいかないので注意が必要。
Decreto Flussi(デクレート・フルッスィ)については、
次回記事で詳しく説明するが、
家族経営の個人商店が今も多いイタリアでは、
イタリア人でさえも職探しが困難である。
外国人である以上、最初からいきなり
就労滞在許可目的で就活する事は非現実的だとお伝えしたい。
▶在イタリア日本国大使館(ローマ)
▶在ミラノ日本国総領事館(ミラノ)
▶イタリア政府 公式サイト
▶イタリア警察 公式サイト
もしくはエージェント会社などに問い合わせる等、
最新の情報は必ずご自身でご確認下さい。
▶本記事の出典元ブログ記事
▶元ブログ「シエナの坂道。。」
【イタリア就活・就労・一般情報】目次
▷▷就活・就労
① イタリアの就労事情
② イタリアの履歴書
③ ネットで仕事を探すなら ←今ここ。
④ 新規雇用許可枠
⑤ イタリアの失業率
⑥ ワーホリ協定発表
▷▷生活一般情報
① 電子身分証明書の申請
② INPSの登録(CIE登録)
③ イタリアの保険証
④ 新型コロナウィルス ワクチン予約
⑤ 保険証の自宅郵送
⑥ 保険証の更新