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定本柳田國男集第4巻よんだ。柳田が、「妖怪」「天狗」「山姥」等の正体の一つとして、山岳地帯に住む「先住民」を想定していることが分かった。大和朝廷に収斂されない先住民が明治時代まで山奥に暮らしていて、信仰、畏怖の対象になった、と。「縄文VS弥生」みたいな構図のテンプレかも。
「定本 柳田國男集 第4巻」を読み始めた。「遠野物語」から始まっているんだが、時間が経つのを忘れて読み耽ってしまった。3巻を読むのには難渋したが、4巻は花形役者が揃っている感じ。全集を手にとって、ちょっと分からないからって読むのをやめない方がいいね。
「定本 柳田國男集 第三巻」読んだ。
あの高名な民俗学者、柳田國男さんの全集。
ついに、第三巻を読み終えた。
まずは、簡単に目次を書き連ねよう。
水曜手帖
北國紀行
五十年前の伊豆日記
瑞西日記
ジュネーブの思い出
菅江真澄
タイトルは簡潔なのだが、中身は決して一般向けじゃない。昔の日本人特有の文章なのかもしれないが、入り組んでいて結論が見えない。いわゆる、大学で教える「論文の書き方」じゃない。
だけど、頑張って読めば
「定本 柳田國男集 第二巻」を読んだ。
3ヶ月以上かかってようやく第二巻を読み終えた。これだけ難しい書物を読み終えると何か爽快感があって嬉しい。ただ、内容は半分も理解できなかった。
柳田さんといえば、昔話や伝説、妖怪の研究が有名だが、それは彼の学問成果のほんの一部だと思い知らされた。
この第二巻は、旅行記や紀行文ばかりが集められている。西は紀伊半島から、東海、関東、東北、そして樺太まで、この人は全国を飛び回っている。飛
定本 柳田國男集 第一巻 を読んだ。
難しかった。
戦前や戦後すぐに書かれた論文が詰め込まれている。漢字は旧字体が多いから一々調べなくては読めないし、大体昔の言葉だから「読み方」が分かっても意味がわからないことも多い。
地名も「時代劇」に出てくるような古い地名で、一体どこの地方のことを書いているのか、一読しただけではよく分からない。
前に読んだ、レヴィ・ストロースよりは遥かに分かりやすいけれど。
多分、この分か