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兎と狸
2024年9月24日 09:48
なぜこんなことになってしまったのだろう…天井を見つめ意識が混沌とする中数日前のできごとを回想していた。私と狸は飛行機でニューヨークに向かっていた。狸の友達のウエディングパーティーに出席するためだ。だがそれ以外にも私の友達に会いにいくだとか、ハリマン・ステート・パークにバックパッキングしに行くだとか、色々と予定は立てていた。ただ少し気にかかっていたことが1つあった。狸が数日前
2024年8月27日 10:21
隣人問題。日本でもよく聞く話だ。ここアメリカも負けず劣らずである。私が最初に引っ越した先は、ニューヨークのブルックリンだった。ブルックリンの街が好きだったし、ブラックカルチャーにも影響を受けていた。友人とのルームシェアで、日々楽しく過ごしていた。ある日自分の部屋で寝ていると、朝っぱらから爆音でR&Bミュージックが聞こえてきた。驚いた私は飛び起き、どこからこの音楽が聞
2024年8月21日 11:04
愛突然だが、みなさんは愛する人に愛を伝えているだろうか?日本人は国民柄「愛している」という言葉を使いたがらない傾向があるように感じる。特に平成以前に生まれた人々にとっては、そういった言葉を直接使用するのではなく、”空気で読む”というのが美徳と考えられていたようだ。私は幼い頃から自己主張が強いタイプだったので、好きな人には好きだと伝えてきた。ウサギや花が好きというのと同
2024年8月2日 21:46
そういえば私はエッセイの中でよく「私はロッククライマーだ」と言っているが、ロッククライミングについて書いたことがなかった。今回は私のロッククライミングライフ in アメリカについて書かせていただきたい。まずはクライミングと私の運命の出会いから説明したい。私が初めてクライミングというのを知ったのは、その当時デートしていた男性にボルダリングジムに誘われたことがキッカケだ
2024年7月24日 21:35
私は小さいころから怖い話が好きだ。それは霊的なものでも、人怖(ひとこわ)と言われるものでもだ。「怖い怖いも好きのうち」とよく言うが、(嫌よ嫌よもすきのうち)怯えながらもワクワクしてしまう。アドレナリンがドバドバなのだろう。そんな私だが、映画オタクの狸との映画鑑賞にはルールがある。私と映画を見る時はホラーかサスペンス、スリラーにすること。それ以外はアドベンチャー系一択だ