兎と狸

アメリカ、サンディエゴ在住。 普段はイラスト描いたりジュエリーメイキングしたり✏️💍 ロッククライミング、ハイキング、キャンプ等、アウトドアな生活をメインに生活しているニート。

兎と狸

アメリカ、サンディエゴ在住。 普段はイラスト描いたりジュエリーメイキングしたり✏️💍 ロッククライミング、ハイキング、キャンプ等、アウトドアな生活をメインに生活しているニート。

マガジン

  • 連載:アメリカ国立公園一周の旅(ザイオン編)

    兎と狸の笑いあり涙ありのアドベンチャーストーリー🦝🐇✨ 今回は冬山⛄️🏔️ 完全ノンフィクション。

  • 社会不適合者のしおり

    社会不適合者の兎にまつわるあれこれを紹介しています🐇 笑いあり、涙あり、時にふざけ、時にまじめに。

  • コメディーな日常

    主人公の兎が狸と猫、その他の生き物と楽しく過ごす日常が描かれている。

  • アドベンチャートリップ

    ロッククライミングやバックパッキング等、様々な旅をまとめたマガジン📕

  • 私のアート

    私が制作してきた鉛筆画、アクリル画、ジュエリー、その他のアートを載せていくマガジン💍🎨

最近の記事

  • 固定された記事

社会不適合者

”社会不適合者” この言葉を知ったのは、 さほど昔の話ではない。 昔の私は自分を ”The 陽キャ” とカテゴライズしようとしていた。 実際に人前では明るかっただろうし、 幸いにもある程度のコミュ力は 持ち合わせていたように思う。 夢と希望にあふれ エネルギッシュに行動する若者だった。 だが裏の顔は、 初対面や気の知れない知人、 会社の上司や同僚との会話が 億劫で仕方なかったのだ。 苦手かもと気づき始めつつ、 社会とはこういうものだと我慢をしていた。 ストレスを感じやす

    • 【Zion】③危険すぎる雪山トレイル、そしてカウボーイとの出会い

      Zion National Park(ザイオン国立公園)の エンジェルス・ランディング・トレイルは、 絶景が見渡せる人気のスポットだ。 だがそれと同時に、 アメリカの国立公園のトレイルの中でも 危険なトレイルとして知られている。 このトレイルでは登頂をしようとした 何人ものハイカーたちが滑落し、 死を遂げている。 混雑と危険性を考えた上で、 国立公園側はこのトレイルに臨むハイカー達に ハイキングをする許可書を得ることを義務付けている。 私たちが登るのは雪山。 滑って落ち

      • 【ミニマリスト】普段着のこだわり

        私は昔からファッションが好きである。 中学の時にファッションに目覚め、 その当時流行っていたブランド物を買ったり 自作で洋服やアクセサリーを作っていた。 その時からクリエイティブなことが好きで、 週末は夜中までものづくりに没頭していた。 私はこれまでストリート系、Bガール系、 ギャル系、古着系、フレンチ系などなど、 まるでカメレオンのように 年齢に合わせて服装を変えてきた。 そして今はというと、 普段着はジャンルで言えば ナチュラル系になるのだろう。 麻のTシャツとパン

        • 家族間の紛争

          私の両親と旦那さんの狸は仲が良い。 とはいえ、両親は英語が話せないし、 狸もほとんど日本語が話せない。 いつも私が間に入って通訳をしている。 しかもまだ対面はしたことがなく、 ビデオ通話で話しているだけだ。 だが、まるで本当の息子かのように、 彼らは良好な家族関係を築いていっている。 初めて狸を私の両親に紹介した時、 私はニューヨーク、狸はサンディエゴ、 両親は日本のとある小さな村と、 それぞれ全く違う地域に住んでいた。 私はみんなで話せるようにと、 LINEのグループ

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        社会不適合者

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        • 連載:アメリカ国立公園一周の旅(ザイオン編)
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          17本
        • コメディーな日常
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        • アドベンチャートリップ
          12本
        • 私のアート
          5本
        • 未来の移住先を考える会
          5本

        記事

          無謀だった富士登山

          先日のエッセイで “トレイルを歩くならそれに合った服装をするべきだ” と、自分を棚に上げて若者を非難した私だ。 それについてのエッセイはこちらから↓ そんな私のクレイジーストーリー in 富士山を、 皆さんにお届けしたいと思う。 あれは私がまだ ”コミュ力高めの陽キャ” と偽っていた頃だった… ニューヨークへの留学が決まった私は、 着々と移住へ向けて準備をしていた。 すると友人から「富士山登りに行こうぜ」 とお誘いが来た。 富士山か… その当時は登山に全く興味がな

          無謀だった富士登山

          【ポートフォリオ】②ハンドメイドジュエリー

          ここには今まで私が描いてきたアート (色鉛筆画やアクリル画)、 ジュエリー作品、その他のハンドメイド作品を 説明をつけて載せていく。 今回はハンドメイドジュエリー編💍 シルバージュエリーの投稿を見たい方はこちらから👇 《真鍮(ブラス)編》 ピアス ネックレス

          【ポートフォリオ】②ハンドメイドジュエリー

          移住先候補を考える

          私たち「未来の移住先を考える会」では 着々と移住に関しての情報を集めだしている。 移住先を考える会についてはこちら↓ ”私たち”とは言ったものの、 日本語が読めない狸は役に立たないので、 私だけで活動しているようなものだ。 まだ5年先と余裕をぶっこいていた私だが、 どうも最近の狸の様子がおかしい。 日本へ行ったこともないくせに、 日本に移住したくてウズウズしているようだ。 自分のことを日本人だと言い出す始末で、 私の手に負えない。 だいたい日本に行ったこともなければ、

          移住先候補を考える

          【Zion】②滝行の滝を求めて

          狸の失態で 早朝からテントを買う羽目になった私たちは、 正午前にキャンプ場に戻ることはできたものの 疲弊しきっていた。 今日は元旦だ。 元旦って朝から酒盛りしたり 餅を食べたり初詣に行ったりするもんじゃなかったっけ? 雨漏りテントについてのエッセイはこちらから↓ 寝不足と寒さで体は疲れていた。 体力回復のため新しいテントで昼寝をすることに。 雨漏りしないテントに安堵し ぐっすりと眠ることができた。 昼寝から起きてもまだ小雨が降っていた。 遠出する気分にはなれなかったた

          【Zion】②滝行の滝を求めて

          【Zion】①雨漏りテント 〜元旦の悲劇〜

          2022年12月31日、大晦日。 私はユタ州にあるSt. George(セント・ジョージ)空港に降り立った。 ゲートを出ると狸が嬉しそうに、 私に向かって手を振っていた。 私も思わずにんまりしてしまう。 ニューヨークとサンディエゴで 遠距離恋愛をしている私たちだが、 1ヶ月前に会ったばかりだし ほぼ毎日フェイスタイムで話しているので、 1ヶ月振りという感じがしなかった。 狸との出会いが気になる方はこちらから↓ 私たちがユタ州に来た理由はただ1つ。 Zion Nat

          【Zion】①雨漏りテント 〜元旦の悲劇〜

          ハロウィーン前の怖い話(実話)

          私はハロウィーンというイベントが好きだ。 別に特に凝ったコスチュームを着るということはない。 クリスマスと一緒で雰囲気を楽しむだけである。 以前こんなエッセイを書いた↓ 本来はハロウィーンもクリスマスも 宗教的に深く関係しているのだが、 無宗教の私にはそんなものは関係ない。 そんな私のような人間にとっては、 ハロウィーンとはスプーキーな雰囲気を楽しむためだけの日になる。 毎年ハロウィーン前になると ご近所さんたちは家の前の デコレーションを始める。 私と狸は自分たちの家

          ハロウィーン前の怖い話(実話)

          なぜミニマリストは未だに人気なのか

          私はこれまでに2本、 ミニマリストに関する投稿をしてきた。 それらがダッシュボードでの統計で 上位の方に入っている。 気になる方はこちらから↓ 私はてっきり、もうミニマリストというのは 古いものになったのかと勘違いをしていた。 なんせ私がミニマリストを知ったのも 10年ほど前だし、 ブームというのは去っていくものだと考えていたからだ。 だが未だに老若男女、多くの人々から関心がある。 これは驚きである。 現在の日本では”物を持たない”というのが 当たり前になっているよう

          なぜミニマリストは未だに人気なのか

          ②【雪山】ニューヨーク最高峰、マーシー山への挑戦、そして…

          早朝5時。 自然と目が覚めた。 まだ辺りは暗い。 昨夜早く床に就いた。 1・2度、夜中に目が覚めたが、 体が疲れていたせいでよく眠れた。 前回のエッセイが気になる方はこちらから↓ まだ暗いし、 何と言っても寒いのでシェラフから出たくない。 しばらくシェラフの中でモゾモゾしていた。 起き上がりお湯を沸かしてインスタントコーヒーを飲んだ。 体が温まる感覚があった。 本当は温かい食べ物が食べたかったけれど、 簡単なサンドイッチを作って食べた。 そして靴擦れの状態を確認した

          ②【雪山】ニューヨーク最高峰、マーシー山への挑戦、そして…

          ①【雪山】ニューヨーク州最高峰、Mt. Marcyへの挑戦

          当時の私は、 狸との遠距離恋愛が始まったばかりだった。 狸との結婚の成り行きを知りたい方はこちらから👇 無事恋人をゲットできた私だが、 恋人は真反対のカリフォルニア州に 住んでいるということで、 相変わらず1人でニューヨークの山々を楽しんでいた。 そして2022年の11月。 サンクスギビング(感謝祭)の休日を使って、 ニューヨーク北部のAdirondacks(アディロンダック)にある ニューヨーク州で一番高い山、 Mt. Macy(マーシー山)への 登頂を試みることにし

          ①【雪山】ニューヨーク州最高峰、Mt. Marcyへの挑戦

          周りを見渡すと、高スペックな人間ばかりがいた

          周りを見渡した時、 たまにふとこんなふうに感じたりする。 あぁ、みんな真っ当な人間なんだな。 と。 ちゃんと毎日会社へ行き、 ちゃんと書類を提出し、 ちゃんと支払いをし、 ちゃんと車の運転をし、 そして政治の話をしている。 上記のことをぼんやりと考えると、 生きるって本当に大変なんだなぁ。 と感じてしまうのだ。 そして私のやる気は急降下していく。 人間なんてやめたくなってしまう。 あぁ、私は兎だったわ。 人間ではないのだから、 みんなのように真っ当にならなくたって

          周りを見渡すと、高スペックな人間ばかりがいた

          週末の山籠り in サンディエゴ

          本格的にバックパッキングを始めた数年前から、 山に籠るというのが私のライフスタイルになっていった。 山や自然に触れる機会が減ると、 ストレスを感じ始めてしまう。 私が日常的に「山に行きたい」 とうるさく言っているので、 狸は月に1回は必ずキャンプに行ってくれる。 (それ以外の週末は日帰りで ハイキングやロッククライミング、ビーチに行く) そんな私を見兼ねた狸は、 先週末に1泊2日で 簡単なバックパッキングに連れて行ってくれた。 サンディエゴの中心部から1時間程の場所に

          週末の山籠り in サンディエゴ

          【ポートフォリオ】①アクリル画

          ここには今まで私が描いてきたアート (色鉛筆画やアクリル画)、 ジュエリー作品、その他のハンドメイド作品を 説明をつけて載せていく。 今回はアクリル画編🎨🖼️

          【ポートフォリオ】①アクリル画