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いよいよ始業式•入学式が近付いてきましたね。学年主任としては毎日やることが多く、そしてドキドキ、ワクワクしています。そのため少し寝不足ですが、、、


この努力はベクトルという言葉は以前林修先生がテレビで話されていた言葉でとても共感し、よくショートホームルームで使わせてもらっています。数学や物理で使う言葉として馴染みがあるベクトルとは向きと大きさを持つ量のことです。

例えばもし「プロ野球選手になりたい」という生徒がいた時にその生徒が「毎日キャベツの千切りを頑張ってるんだ」と言っていたとしたら、、、

将来の目標に向かって努力をすることは大切だがその方向性、まさにベクトルの向きが間違っていたとしたらおそらく目標、ゴールへは到達できないという内容でした。その方向性を生徒と一緒に模索することが僕たち教師の役割だと思います。


日曜日、とても感動したニュース。池江璃花子さんがオリンピック代表に400メートルメドレーリレー選手の1人に内定したというものです。東京オリンピック2020でメダル確実と言われていた彼女が2年前に白血病を患い、日本中の方が「このままもしかしたら、、、」と思ったのではないでしょうか。しかし、SNSを通じて彼女の強いメッセージを読むことで必ず復帰してきてくれると皆が信じるようになりました。そして徐々に回復した彼女は

「4年後のパリオリンピックを目指します」 


そう新たな目標に向け、ベクトルを定めていました。コロナで1年順延になった中で、彼女のベクトルの向きは強く、最短で東京オリンピック代表の目標を叶えるまでの並々ならぬ努力をしていたのだと感動しました。


「諦めなければ努力は必ず報われる」

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レース後、インタビューでそう述べた池江選手の姿はとても格好良く、そして生き生きとして自分も頑張らなければいけないと思うことができました。


明日はいよいよ年度当初の終日職員研修会。学年会や各分掌の分科会、外部講師による研修会があります。自分が働く学校がどんどん悪くなって欲しいと思う人はいないはずです。会議を通じ、学年主任として数多くの意見を取りまとめ、ベクトルの向きを合わせて生徒の夢を叶えることを一番に考え、努力していきたいです。

池江璃花子さん、本当におめでとう!!



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