心に響くユダヤ商人の格言~5選~
学年新聞〈共に〉を4月から週1回ペースで発行しています。今回で20号となりました。日頃からnoteで発信しているので無理なく続けることができています。
今回は10/7に起きたイスラエルとパレスチナのテロ問題について触れました。その中で「ユダヤ商人の格言」を調べると、とても興味深かったものがいくつかあったので5つ紹介したいと思います。
①ヤギには前から近づくな。馬には後から近づくな。愚か者にはどの角度からも近づくな。
→ヤギは前から近付くと突進され、馬は後ろから近付くと後ろ足で蹴られる危険性があります。さらにもっと気を付けるべきは愚かな人間だというものです。愚かな者には近付くことすら避けなければ自分に火の粉が降りかかるというものでした。ナチス・ドイツに迫害されたユダヤの人々は人間付き合いについても苦言を呈していたと言う所が深いですね。
②1日勉強をしない日があったのなら、それを取り返すには2日はかかる。
→勉強についての格言。勉強は毎日の積み重ねが大切というものです。毎日勉強し続けることで習慣になり、それが一度途絶えてしまうとなかなか元に戻すことが難しいということを教えてくれます。学年新聞の文章にも書きましたが土地や財産を奪われることを経験したユダヤの人々が「勉強で得た自分の知識や教え」は誰にも奪うことができないという強い想いを後世に託したのだと感じます。
③豊かな人生を送る人は、自分の持ち物で満足できる人間である。
→老子の言葉 「足るを知る者は富む」と同じ意味だと思いました。つまり「何事に対しても、“満足する”という意識を持つことで、精神的に豊かになり、幸せな気持ちで生きていける」ということを表しています。古代中国の教えとユダヤの教え、どちらも共通する点があることはとても面白いです。
④人には口が一つなのに、耳は二つあるのは何故か。それは自分が話す倍だけ他人の話を聞かなければならないからだ。
→これは以前記事にした心理学・カタルシス効果の内容に近いように思います。面談時や人と話す時、自分ばかりが喋っては相手の満足度が上がりません。ユダヤ商人であれば、相手が話す:自分が話す:=2:1、以前僕が営業マンの先輩に教えていただいたベストの割合は相手が話す:自分が話す=8:2、いずれにしても相手の話をしっかりと聞くことが大切だと教えてくれています。
⑤恥ずかしがる人は、よい生徒にはなれない。人は貪欲に学ばなければならない。
→最後にこれは授業の受け方や仕事の学ぶ姿勢についてのことです。よく授業中「〇〇についてどう思う?」と生徒に聞くと恥ずかしがったり、ミスを恐れたりするため下を向いてその場をやり過ごそうとします。「わからないから今学校に来て学んでいる」、「今わからないことは仕方がない」と理解し貪欲に授業に参加してもらいたいです。
ぜひSHRや授業の小ネタとして紹介してあげてください😀
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