読書🗼

Ｆさんの『真夜中乙女戦争』
ちなみに単行本も文庫本も持ってる。

8月が終わる頃には真夜中乙女戦争を。
いつぶりの再読か。
本当に最悪だと思う。こんなに私の鎧を破壊してくれる最悪なものはない。そんなギルティーな作品を愛してる。木端微塵にしてくれるものを手に入れてしまった。
だから私は崩れ落ちていつの間にか泣いているんだ。読むたびに静かに大泣きしているんだ。もちろんチュッパチャプスを舐めて噛んでたけれど、チュッパチャプスの甘さなんかより涙の味がしそうなほど泣けるんだ。
Ｆさんの作品は私にとってチュッパチャプスもセットなのは、遡ること１０年ほど前、Ｆさんの…いや、これ『20代で得た知見』『いつか別れる。でもそれは今日ではない』のインスタの投稿にも書いたから読んでほしい。
真夜中乙女戦争は、私の人生物語だと思う。というか、Ｆさんの作品は、私の本質を描いてくれている気がしてならない。
最近気づいた。私はきっとエキセントリックな女で、SNSだろうとリアルだろうと私のことを嫌いな人なんて沢山いるだろうし、でもそれが痛くも痒くもなくて、もはや眼中にない。中には、なんとなく関わっていないと勿体無いから関わっておこうだなんて考えてる人もいるのかもしれない。
それをくだらないと思うかどうでもいいと思うかは私の自由だからあえて書くけど、嬉しいんだと思う。多分。だって私だったら興味ない人とは一生関わらないもん。連絡先なんて消すしSNSも消す。
私は好きな人と好きな物は大好きだ。
でも、好きだからこそ手の届かないところにあって欲しいし、叶わないところにあってほしい。だから何に関しても一生片想いをしているし、片想いしていたい。
所有なんて悲しすぎる。何かを所有し、それを手放す時、そこから自分がいなくなるときは、とんでもない爪痕を残す。残った人や物をある意味破壊するんだ。なんて話をしたら、『ちょっとさぁ、相変わらずだね、流石だわ』と笑いながら呆れてくれる親友が大好き。だから死ぬまで一生親友でいたい。
でもおそらく、てか、100%この中に、『こいつ頭おかしい』『何言ってんだ』とドン引きするような人がいたり嫌うような人がいたらどうぞさようならって関わることは一生なくなると思う。ごちそうさま。私のこういうところを『面白い奴』と言ってくれる人が好きです。
好かれようとする人間が大っ嫌いで、ひとりぼっちが好きで嫌われることを恐れない人間が好きです。
一応ここまでが前置きなんだけど、どうやら長く書きすぎたようで。消す気ないけど。
感想をインスタでひたすら書こうとしたけれど、禁じられた言葉をたくさん並べてしまいそうなので前置きだけでやめておきます。
ただその言葉が本当に禁じられているのだとしたら私がそれを破壊したい。
それが私の使命なのかもしれない。フォロワー数増やす気ゼロのこの私ならそれができるのかもしれない。
美しいとは恐るべき速度で飛んでいく行動的な狂気のこと。あるいはその予感を孕む、静的な狂気なこと。ですって。おっしゃる通り。
🥀人間が人間に行い得る最大の報復は、目の前の相手に自分の存在を永久に忘れさせないことだ。その相手に「おまえのことはもう忘れた」と言い放つことで最後の報復は完成するだろう。
…ここでチュッパチャプス3本目。

p.s.東京タワーから見える夜景は残業でできているから、純粋に綺麗だとは思えない。いつの間にか私もこんなことを本気で考える歳になってしまった。アラサーてなんか中途半端だよなー。

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