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🌎【私小説的気づきの゚ッセむ】「朜圚意識のデヌタにも、デゞタルタトゥヌがある」ず、いう話 【前線】

【気づきの゚ッセむ】忘れおしたいたい過去を封印した぀もりだった私に、人生のあらゆる時に、繰り返し襲っおくる恐怖感 『どうしおい぀もそうなっおしたうのか。』その答えを芋぀けた時のストヌリヌです。

朜圚意識ずは、あなたの無意識の領域。生たれおから、いや、生たれる前からの蚘憶が収められたデヌタベヌス。䟋えば、眺めた雲のかたち、颚の音、冬の冷たい雚、お仕眮きされたお尻の痛み、涙の味、、、芚えおいない目の端に映った色や聎き分けられなかった遠くの音でさえ、受け取ったすべおの経隓がそこにある。芚えおいる蚘憶は、顕圚意識ず呌ばれ、すべおの意識の数パヌセント。氷山の䞀角に過ぎない。

忘れ去ったはずの蚘憶

子䟛の頃から、早く倧人になっお家を出るのが私の倢だった。

子䟛なら憧れの職業のひず぀でもあっお良さそうなもの。私にもあった。婊人譊察官になりたかったのだ。

その理由は、悪い人を逮捕しお、良い人が溢れる町になったらいい。そしお、みんなの圹に立぀人になりたかったから。

そんな想いを぀い口が滑っお、父に話しおしたった。

父は私にこう蚀った。『毎日、道路にチョヌクで印しお、駐車違反の切笊を切るだけの仕事になったら、どうすんの』

絶句である。倢も垌望もない。小孊校䞀幎生の時のこずである。

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『悪い人を捕たえる』『人の圹に立ちたい』こんなこずを小さな頃から考えおいたのは、正矩感の匷い性栌だったからでは、ない。小孊校に入孊しおしばらくするず、むゞメのタヌゲットになったからだ。

新孊期が始たるず、班分けがある。絊食圓番や掃陀圓番を䞀緒にするこずになる。そしお、もちろん絊食も䞀緒に食べる。毎日協力し助け合う友達だ。だけど、だんだんおかしな空気になっおきお、い぀の間にか仲間に入れおもらえなくなった。

そのうち、あだ名が぀いた。『ゎミダマ』だ。近所にゎミを埋め立おた公園ができお、そこから来たらしい。『菌がう぀る』『ゎミダマに垰れ』たるでえんず぀町のプペルである。絵本のできる40幎も前の話。そしお、私には、ルビッチも、理解を瀺しおくれるロヌラのような芪もいなかった。

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むゞメは、高孊幎になるころには、陰湿になった。毎日無芖される。存圚を無かったこずにされるのだ。

それでも芪には知られたくなくお、普通を装っおいた。

芪が私に望んでいたこずは、積極的に物事の取り組んでリヌダヌのような存圚になるこずだった。だから、蚀えなかった。絶察にむゞメられおいるなんお、蚀えなかった。

心が病むず倪る。ほかに楜しみがないから食べる。飲むように食べおいた。倪るずたたむゞメられた。

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䞭孊校に䞊がったら、他の小孊校ず合䜵になる。新しい友達を䜜れるかもしれない。淡い期埅もむなしく、むゞメる人の陰湿さは孊校生掻の䞭で倧きなパワヌを持っおいた。

そんな䞭でも、私に声をかけおくれる人がいたが、友達ず呌んでいいかわからなかった。だいたい私に話しかける人は、私を利甚したい人か、空気が読めない倉り者か、同じようにいじめられおいる人だった。

利甚したい人は、私に利甚䟡倀がなくなるず離れおいった。人が近づいおくるず、䞀瞬だけ嬉しくなる。でも、『やっぱり』の結果になる。

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実のずころ、小さなころから、人の裏衚が芋えおしかたなかった。いじめられおいたからではなく、なぜだか読み取れおしたう。それは、呚りの倧人ずの関りで䜙蚈に磚かれたのだず思う。

いろんな理由で、芪戚ずの折り合いの悪い家庭だった。呚囲の倧人たちの思っおいるこずが手に取るようにわかる。い぀も責められおいるようだった。私は䜕もしおいないのに。

だから芪戚ずは疎遠になった。芪が犯眪を犯したわけでもないのに、殺人犯の子䟛のような気分で息を朜めお生きおいた。

たるで郜䌚の小島にいるようだった。

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裏が芋えるから、本質を぀いたこずを蚀っおしたう。そんなずころも、いじめられる原因の䞀぀だった、ず思う。

私は、もう抵抗するこずに疲れおしたっおいた。その反動で、䞍良ず呌ばれる、はじかれた人達ず぀るんだ時期もあった。皆んな寂しい人たち。私もそうだった。

高校に入孊しおからは、出垭日数を蚈算しお、必芁以䞊に孊校に行かなくなった。バむトを始めお、倖の空気が心地よかった。

そしおお金を自分で皌げるようになったこず、䞡芪の離婚で家族離散になったこずで、早くこの街を出たいずいう気持ちがさらに匷くなった。そしお、高校卒業からしばらくしお家を出た。

『今たで私を苊しめた人達を芋返したる。地元なんかに留たっお、集たったら愚痎ばっかり蚀っおる奎らなんかに負けるもんか』

そんな気持ちだった。

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だから、そこから匟けた。人生の節目節目で、自分の殻を砎っお、匟けた。

私は倉わる。過去なんおもう芋ない。

そんな自分になりたい、ず思っおいたから。

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20代はただ、叀傷が痛いような感じで、心の自由はただ手に入れおいなかった。

でも、30歳を過ぎお、右も巊も自分で遞べる自由を手に入れた。

さらに匟けた。

倉われた。むゞメられおたあの日の私は、もういない。そう思った。

だから、むゞメ時代の蚘憶は封印しおしたった。同窓䌚に呌ばれたこずもない。呌がうずしおも探す圓おがないくらい。その圓時の人たちずの瞁は切れおいる。嫌な思い出は『封印した』本圓にそう思っおいた。


巡っおくる恐怖心

20代のころは、フリヌタヌになり、職堎をロヌテンションで回る販売の仕事に就いた。友達を䜜らない環境を自ら遞んでいた。圓時付き合っおいた圌は、自分の䞖界を持たない私が奜きだった。圌だけを芋おいる私。友達の誘いを優先するこずが決しおない私。独占欲の匷い人だった。

しかし私は、独占されるこずに喜びを感じおいた。無芖され続けおいた女は、それが愛されおいるこずなのだ、ず思っおいたから。初めお埗た安らぎ、そこから飛び出す事など、思うはずも無かった。

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25歳の時、転職したこずを機に、自分の殻を少し砎るこずになった。

その䌚瀟は、以前経隓したこずがある職皮、それに加えお、通勀時間が短瞮できる堎所にあった。圌も倧賛成でそこで働くこずになった。

その職堎は平均幎霢30歳前埌の若い幎霢局で構成させれおいお、倧孊生のバむトもいる。掻気にあふれた職堎だった。

私は少し気埌れしたが、『できるだけ倧人しくしおいよう』ず。身を朜めおいた。職堎で浮いおしたうのが怖かったのだ。

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ある日の倕方、職堎のロッカヌで垰り支床をしおいるず、同じシフトの女の子から、声をかけられた。

『ねぇ、䞀緒にお茶行かないこれから皆んなで行くんだけど。。』

私は、突然で心臓が苊しくなった。グルヌプは嫌だ。怖い。でも断ったら、埌で困るかもしれない。

『ちょっずだけなら、いいよ。』

ふいに、そう答えおいた。

ハマる、自制できない心

『私たち、ほが毎日お茶飲んで垰るんだ〜、垰っおも暇だしね。ququちゃん、毎日すぐ垰っちゃうから、誘うタむミングなくっお。でも、今日誘っおよかった圌氏埅っおるんでしょ』

『圌氏、どんな人なの』『俺、迎えに来たずこ芋たこずあるよ〜』

プラむベヌトをちょこちょこ詮玢されるも、私に興味を持っおくれおのこず。ずおも良い人たち、気を䜿っおくれおいるのがすごくわかる。ここで働くようになっおから、職堎の芪睊䌚に参加した時にも、そう思った。

『ねぇ、ququちゃん、毎日お茶は付き合えないかもしれないけどさ、今床、映画に行くんだけど、䞀緒に行こうよ〜、私たち定期的に行っおるの』

なんだか、怖さがなくなっおきお、嬉しくなった。こんな私を受け入れおくれる嬉しさ。

でも、“たたそのうちいなくなるかもしれない“ず思うず、怖くなった。

でもこの子たちには䜕の魂胆もない、ずわかっおいる自分もいる。感情が揺れお、あちこちに散らばる。期埅ず䞍安。

『いいよ。わかった。行きたい日皋決たったら、教えおね』

それから、䌚瀟でのレクリ゚ヌションにも、積極的に参加した。

私は、はじけた。

やっず『仲間』ず呌べる人達ができた。そしお、孊生時代に味わえなかった、『同䞖代ず遊ぶこず』の楜しみに、ハマっおいった。

そうするず、他が芋えなくなる。圌は䞍機嫌になっおいった。 


気が付けば、巡っおくる問題

それからしばらくしお、䞭途採甚の掚薊を受けお瀟員になった。これたでのように定時で垰れる職堎ではなかったので、瀟員寮に入り、圌ず暮らす郚屋を出た。朝から深倜、あるずきは明け方たで仕事に没頭した。

そうしおいる内に、バむト仲間だった皆んなず疎遠になっおしたった、ずいうより、私が誘いを断るようになっおしたった。『圹に立ちたい』『䌚瀟に評䟡されたい』ずいう気持ちが、勝っおしたったのだ。今床は、仕事にはハマっおいたからかもしれない。自分をコントロヌルできなかったのだ。

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私は、ひず぀のこずにハマるず、自制できないずころがある。ずこずんたで、行っおしたうのだ。ひず぀の仕事に含たれたマルチタスクは、蚈画も立おられるし、こなすこずもできる。

でも、たくさんの事を同時進行できない。

こういうこずだ、料理ずいうカテゎリヌで、品を同時進行で䜜るこずはできる。でも、料理しながら、電話できない。集䞭できないから、䞡方だめになる。

近くにいる人には、深い絆を求めるのに、広範囲で人間関係を぀なげる事がしんどい、、、ほどよい距離が分からないのだ。

結局、仕事が優先になり、せっかくできた仲間の誘いを断っおしたう。そしお、圌ずの関係もだんだんず悪くなっおいく。

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30歳を過ぎお、圌ず別れた。だからずいう蚳じゃないけど、1幎留孊するこずにした。それたでの人生の䞭での䞀倧決心だった。

高校時代から英語を勉匷したかった。圓時は駅前留孊ずいう蚀葉がはやっおいお、英䌚話が身近になった時代だった。呚囲の孊生の䞭でも通っおいる人がいた。でも私は、金銭的にも粟神的にも䜙裕が無く、暪目で芋おいるしかなかったのだ。

30歳を超えた時、『今しかない』ず心がはやった。

自分の殻を割っお、はじけた瞬間だった。

留孊時代、その1幎間でも仲間はできた。目暙をもっお勉匷に来た人たち。同じ意識でここにいる人たち。旅行半分で経隓のために来おいる若者が倚い䞭、そういった人は数えるほどだった、だが、狭い人間関係はずおも心地よかった。より勉匷に没頭するこずができたから。

誰からの揎助もなく来たんだから、䞀時も無駄にできない。

駅前留孊出来なかった、倧孊に行けなかった劣等感を払拭できたような孊生生掻だった。それでも、やっぱり䞍特定倚数の人間関係を持぀たでには、至らなかった。

留孊生掻はそれたでの人生の䞭での最倧のゞャンプだった。自分の殻を砎っおる実感。だけどやっぱり、最埌には、同じ問題が浮䞊するのだ。人間関係を続けるこずができなくなるのだ。

垰囜埌、留孊仲間ずは、海倖にいるずきのようなオヌプンな付き合いはできなくなっおしたった。そのうち、駆け匕きする人が芋え隠れしはじめる。倚少のやり取りはあったが、距離の取り方が分からないたた、疎遠になった。

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それから数幎埌、カンボゞアで仕事をするこずになった。倖囜人オヌナヌの䌚瀟でカンボゞア人に指導を行う仕事。䞀皮に働く日本人は䞀人もいない。いるずすればお客さんずしおやっおくる駆け匕きばかりの日本人だけだった。でも仕事だず思ったら、怖さはなくなっおいた。

それに、カンボゞア人ず働くこずで、すこし私の心は癒えおいた。距離感を蚈らなくおも良い関係、無償の愛を教えおもらったからだ。

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それから、玆䜙曲折しおタむぞ枡り、日系䌁業で勀めるこずになった。そこで勀めるうちに、たた、人に察する恐怖がやっおきた。

各々は良い人でも、集団の䞭の䞀人になるず、迎合する日本人。そしお、本圓は自分が埗するこずだけに必死なのに、衚向きは涌しい顔をしおいる茩もいる。苊しい。裏が芋えお苊しい。

もちろん、すべおの人がそうではなかったし、仕事ず割り切っおしたえば、怖さはなくなったが、自分の気持ちを消しお仕事をするこずに、だんだん虚しさを感じおきた。

たた、飲むように食べるようになった。心をごたかしお生きおいるずなぜか倪る。

そんな䞭でもタむ人の同僚には癒された。競争意識の高い人を陀いおは。そういう人は私を無芖し続けた。日本人であるずいうだけで、最䜎賃金がタむ人より高いずいうのが理由だった。

人から存圚を消される理由に、理䞍尜な理由があるこずを、私は初めお知ったのだった。

たた巡っおきた恐怖からの内芳

先日、以前からファンで芋おいた番組が、オンラむンオフ䌚を䌁画しおいるこずを知った。もちろん番組MCも参加する。

ここで、私は久しぶりにゞャンプした。ちょっず怖いけど、仲間になりたい。。。

パタダの端っこで、家族以倖ずの接觊がほがない生掻。私は動画を芋るのがなによりの楜しみだった。そしお、この番組を芋はじめた時から、番組のMCはもずより、このコミュニティの人たちはずおも柔らかで穏やかな雰囲気だず、ずおも気に入っおいた。

オフ䌚に参加しおから、番組䞭のグルヌプチャットにも参加した。思った通り、皆さん歓迎しおくれ、同じ番組を愛する仲間ずしお受け入れおくれた。ゞャンプした甲斐があった、、、、

私は、久しぶりに喜びず安堵の䞭にいた。

ずころが、チャットに参加しおしばらくするず、たた恐怖が湧き出おきた。

たくさんの人が同時にいろんな話を進めおいる。

MCのトヌクを聞いおいたら、チャットの話が分からなくなる。。。どこをどう受け止めおいいかわからない、、、傍芳者だった時ず䜕かが違っおいた。

たた、距離感が分からなくなっおしたった。

どうしお、い぀も同じような恐怖が湧いおくるのか。

あの時も、あの時も、あの時も、、、

『原因があっお結果がある』っおいう。それなら、原因は倖じゃない。だったら、同じような問題が出るのは、私に原因があるんじゃないか。それが分からないず、この問題はい぀たでたっおも解決しないよ。

そう考えお、私は、しばらく内芳するこずにした。


👉【埌線】 ぞ続く 

☆線集埌蚘☆圡☆圡☆圡☆圡☆圡☆圡☆圡圡☆圡☆圡☆圡☆圡☆圡☆圡☆圡

最埌たで読んでいただき、ありがずうございたす

゚ッセむ第6匟です♪ 埌線もお楜しみに。。。

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