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🌎【私小説的気づきの゚ッセむ】「朜圚意識のデヌタにも、デゞタルタトゥヌがある」ず、いう話 【埌線】

【気づきの゚ッセむ】忘れおしたいたい過去を封印した぀もりだった私に、人生のあらゆる時に、繰り返し襲っおくる恐怖感 『どうしおい぀もそうなっおしたうのか。』その答えを芋぀けた時のストヌリヌです。

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朜圚意識ずは、あなたの無意識の領域。生たれおから、いや、生たれる前からの蚘憶が収められたデヌタベヌス。䟋えば、眺めた雲のかたち、颚の音、冬の冷たい雚、お仕眮きされたお尻の痛み、涙の味、、、芚えおいない目の端に映った色や聎き分けられなかった遠くの音でさえ、受け取ったすべおの経隓がそこにある。芚えおいる蚘憶は、顕圚意識ず呌ばれ、すべおの意識の数パヌセント。氷山の䞀角に過ぎない。

自分ずの察話

どうしおい぀も、人ず仲良くなり始めるず、急に怖くなるのか。

目を぀ぶっお思い巡らせおみる。

怖くなるのは、い぀も突然だ。昚日たでの高揚感が、嘘のように急に無くなっおしたうのだ。仲良くなっお舞い䞊がっおいる気持ちが『ストン』ず急に萜ちおしたう。

しばらく目を぀ぶっおいるず、蚘憶のヒダのようなものがゆらゆらず揺れお、映画のワンシヌンのように思い出が蘇っおきた。

い぀も、集団が怖かった。人ずの距離をずっおいおも、陰口を蚀われおいるような気がしおいた。私はずっず、悔しさず怒りず共に生きお、同幎代の人達を受け入れおこなかった。い぀も、倧人の䞭に入り蟌んで、倧人になった気でいたんだ。

私は倉わるんだ、ず決めお家を出たけど、内面は䜕も倉わらない。それなのに、人ず芪しくなる床に、私は過去の自分に蓋をしお、䜕食わぬ顔で新しい私を装った。あたかも、それが、本来の私であるかのように。なりたい自分を装っおたんだ。

だんだん、起きおいるのか、眠っおいるのか、感芚が曖昧になっおきた。私は眠っおいるんだろうか。

その時、蚘憶のヒダの奥に、女の子がビザを抱えお座っおいるのが芋えた。小孊校高孊幎くらいだろうか。泣いおいるのか。。。

泣いおいるのがわからないように、息を殺しお涙を流しおいた。肩の震えでそれが芋お取れる。

あれは、、、わたしだ。あの時のわたし。

誰にも認めおもらえず、存圚さえ消されおしたっおいた、あの時のわたし。

芪にさえ盞談できずに堪えおいたわたしが、そこにいた。

むンナヌチャむルドの孀独


私は倢を芋おいるのだろうか。わからない。でも、あの小さなわたしを芋おいるのは、心が匵り裂けそうだ。

小さなわたしは、ずっず泣いおいる。膝を抱えたたたずっず。もし、これが倢でも慰めおあげたい。私は、小さなわたしに声をかけた。

『泣かないで。時が経おば、あなたは自由になれるから。だから、もう泣かないで』

小さなわたしは、こちらを向いた。でもその県は虚ろで悲しい。䞀時の慰めなど、なんの圹にも立たないようだ。

もし、今、あの子を元気にするこずができたら、未来の私も倉わるのかしら。過去を倉える事はできる

そう思う䞀方で、そんな事できない、ずいう思考が入り亀じる。

私はもう䞀床、小さなわたしに話しかけた。


『悲しいね。ひずりは寂しいね。私には分かるよ。だから、もう泣かないで。』

小さなわたしは、こちらを芋た。その目からは怒りず悔しさに満ちおいた 

『アンタなんかに、わからない 』

絞り出すような、小さな声。

『アンタなんかに、わかるもんか。アンタはわたしを捚おたんだ。ずっずわたしの味方でいなきゃいけないアンタが、わたしの存圚を抹殺したんだ 』

私は䜕も蚀えなくなっお、泣いおいる小さなわたしを、ただ芋぀めるしかなかった。

もう、芋たくなかった過去のわたし。

その小さなわたしが、どこにも行けず、ただ、そこで孀独に耐えおいた。

私からも存圚を消されお。

私は、私をいじめた人ず同じになっおいた。

私は䜕をしおいたんだろう。

私の県から涙が溢れおきた。


過去ずの察峙


涙が流れたずころで、私は我に返っお目を開けた。

涙が頬を䌝っおいった。あれは倢じゃない。

あの子の蚀う通りだ。私は過去にに蓋をした。思い出すのが苊しくお、無かったこずにしたんだ。

でも、私にはそうする事しかできなかった。

あの子が泣き続けおいる事ず、私の恐怖感は䜕か関係があるのだろうか。

ずにかく、あの子を楜にしおあげたい。
私に䜕ができるだろう。

心の蓋を倖すず、様々な嫌な思い出が湧き出おきる。過去からの嫌悪感か私を苊しめる。たさにパンドラの箱。邪悪なものがりゞャりゞャず出おくる。私には、耐えるこずができない。

私は結局、過去の呪瞛から逃れおはいけないのだろうか。


海の色は空の色


『海に、行かないか』

あれこれ思い巡らせおいる私に、旊那さんがそう蚀った。  

『明日、朝から行かない久しぶりに気分転換。』

私は、よっぜど暗い顔をしおいたらしい‥
家にいおも、海にいおも、考えるこずは䞀぀だけどね。

『そうね、久しぶりに行こうか。』

せっかくの、旊那さんの提案に乗るこずにした。

◆

翌日、海ぞ向かう。ずおも倩気がいい。バむクに嚘を挟んで䞉人乗りする。タむでは普通の光景である。

ロックダりンで海がきれいになったずはいえ、パタダの海で泳ぐ気はしない。バむクで30分以䞊かけお、南䞋する。

そうするず、遠浅のビヌチが芋えおくる。海岞沿いの朚陰に、地元の家族連れが点々ずゎザを敷いお、ピクニックをしおいるのが芋えた。

バむクを停めお、海を芋たずたんに、旊那さんが蚀った。

『あっ、残念。』

遠浅の海は匕き朮で、氎の高さが子䟛の膝くらいしかない。地元の子䟛たちが、朮干狩りをしおいる姿が芋える。

倪陜がたぶしくお、真っ青な空。沖の方は、氎面がキラキラしお゚メラルドグリヌンだ。以前に比べるず、栌段に矎しくなった海。

『仕方がない。沖たで歩いお釣りでもするか』

旊那さんは、い぀も臚機応倉である。嚘は氎に入りたくお、仕方がないので、私の手を匕っ匵る。

矜織っおいた䞊着を脱ぎ、嚘ず二人で海に向かっお癜い砂浜を裞足で歩くず、砂浜はずおも熱い。
二人ずも、熱さに我慢できず、氎際ぞ走り出す。

『熱い、あ぀』

海の氎はくるぶしを隠すほどしかない。嚘ず手を぀ないお、もう少し沖の方に向かっお歩く。今日は波が党く無い。

砂浜の熱さを忘れたころ、䜕かわからないが、足の裏の感芚が、倉だず気づいた。䜕だか砂がフワフワしおいる。おかしいな、ず思いながら、もう少し歩いおみた。ただフワフワしおいる。

嚘が氎の䞭に座り蟌んで、氎ず戯れる。私も膝を぀いおしゃがんだ。そしお、砂を掻いた。

手のひらを芋おみるず、泥のようなものが぀いおいた。それは、海岞の癜い砂浜ではなかった。匂いを嗅いでみた、臭い。

これは、油
ヘドロず蚀うのだろうか

以前来たずきは、氎が䞀杯で、波が立っおおわからなかった。氎が匕いたら、ヘドロで䞀杯だなんお

私は、旊那さんに蚀った。

『ねえ、ここ、ヘドロで䞀杯だよ。ちょっず気持ちが悪いよ。釣りなんお倧䞈倫なのそれに、その蟺でみんなが取っおる貝は、絶察危ないよ』

旊那さんは、私の手に぀いたヘドロの匂いを嗅いで蚀った。

『こんなの、ノヌマル。だから倧䞈倫。魚は沖たで行かないず居ないし。』

そう蚀うず、意に介さず、曎に沖の方ぞ行っおしたった。嚘も、それに続いお歩いおいく。

『ねぇ、私はパス。ごめんね。今日は朚陰で座っおるから。』

私は、荷物を眮いおいる海岞のゎザの䞊に座り、二人を眺めおいた。沖の方の氎が腰たで浞かるあたりで旊那さんは釣りを始めた。嚘は、その手前の少し浅いずころで、座り蟌んで氎ず戯れおいる。

䜕だかショックだった。あんなに綺麗な゚メラルドグリヌンの海の䞭が、ヘドロで䞀杯だなんお。

キラキラしおいるのは、衚面だけなんだ。そういえば、晎れた空の色が海に反射しお色を䜜っおるんだっけ。倪陜の光線だったかな、、、

そんな事を思い巡らせおいた。
そうしたら、ふいに小さなわたしの声がした。

“誰の心にもヘドロはあるんよ。”

私は、ハッずした。

䜕が、剥がれたような気がした。

むンナヌチャむルドの癒やし


そうか、蓋じゃだめなんだね。蓋なんお圹に立たない。

ヘドロはずおも広い範囲に沈んでる。

それをきれいに掃陀するには、盞圓な手間ず劎力が必芁だ。バキュヌムで取りきれるだろうか。きっず党おは取り去れない。

自然治癒には、䜕十幎かかる

きっず、途方もない時間。
 
私は、小さなわたしに問いかけた。

『過去は倉えられない、ずいうこずね。ヘドロは取り去れないもの。
じゃあ、あなたはい぀たでもそこで泣いおいるの 私は、あなたに䜕をしおあげられるの』

小さなわたしは、こう蚀った。

『ただ受け入れお。わたしがアナタの䞀郚であるこずを。そしたら、倪陜がアナタを照らしお、新しいアナタになったずしおも、わたしはアナタの䞭で存圚しおいる。』

あの海ず同じだ。受け入れるだけで、芋方が倉わるんだ。

ヘドロは臭い。でもそれは掻き出しお匂いを嗅いだから。
そこにあるだけだず思えば、旊那さんのように、“ノヌマル“っお蚀えるようになるんだろうか。

『わたしに、感情をのせないで。ただ、そこに存圚するだけ。それは、わたしであり、アナタなの。』

小さなわたしは、そう蚀うず、少しホッずしたような顔で私を芋た。

そうか、それでいいのか。

ただそれだけの事から、私は逃げおいたんだ。長い間。

『わかったよ。やっおみる。私の倧奜きなわたし。』

朜圚意識のデゞタルタトゥヌの正䜓


海から戻った倜、ベッドに入り、私は小さなわたしに話しかけた。

『私が人に抱く恐怖心は、あなたず繋がっおいるんでしょ。あなたを受け入れたら、今が倉わるのかしら。』

小さな私は、答えない。自分で答えを探せずいうこずかもしれない。

私は、もう䞀床、小さなわたしに問いかけた。

『私は、そう思っおいるの。だから、あなたを受け入れた埌、私がどうなるか、そばで芋守っおほしい。お願いしたす。』

小さなわたしは、こう蚀った。
『いいよ。喜んでこちらこそ、よろしくお願いしたす。』

そう蚀っお、私に埮笑んだ。

◆

あれから、数日経った。
人に察する恐怖が無くなったのかは、ただ分からない。

ただ、ひず぀蚀えるこずは、長幎しおいた心の蓋が取れた事で、爜快な気分ではある。

人ず芪しくなっお、いい気分になるず、萜ちおしたっおいたのは、過去に蓋をしおいた眪悪感がもたらしたもの、だず思う。そしお、朜圚意識のデゞタルタトゥヌも、眪悪感が䜜り䞊げるのかもしれない。

今回のこずがきっかけで、しっかり自分ず向き合っおみたら、぀くづく自己顕瀺欲ず承認欲求が匷い性栌であるこずが浮き圫りになった。それを受け入れたこずもいい収穫だったず思う。

これからは、小さなわたしに寄り添っお生きお行こうず思う。い぀か、浄化するこずを信じお。

だっお、私の経隓の党おが、私を創っおいるから。

そうだよね、小さなわたし 

完

☆線集埌蚘☆圡☆圡☆圡☆圡☆圡☆圡☆圡圡☆圡☆圡☆圡☆圡☆圡☆圡☆圡

最埌たで読んでいただき、ありがずうございたす

ずっおも苊劎したしたが、私小説的゚ッセむ第6匟埌線完了です♪ 

かなり赀裞々に描きたした。埌悔はありたせん( Ž艞)

👉サポヌト・スキ・フォロヌ倧歓迎です。もちろんコメントも

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