見出し画像

境界線(バウンダリー):境界線を引くことが難しいケース


境界線(バウンダリー)

境界線(バウンダリー)とは

前回から引き続き、「人間関係における境界線」をテーマに記事を書きたいと思います。

ぜひ、前回の記事から読んでみてくださいね。

合わない相手と距離を置く、それが境界線を引くことと思われている方も多いかもしれませんが、そうではありません。

「境界線を引く」とは、簡単に言えば、どこからどこまでが「自分の本当の望みで動いている自分」であり、どこからどこまでが「他者の期待に応えるためにつくりだしている自分」なのか、その境界線を明確にして、自分が心から望んでいるわけではない言動をやめることで、人間関係のなかで無理をせず、気持ちいい関係性を築いていくこと、です。

「境界線を引く」とは、自分の人生をちゃんと所有し、向き合うことと繋がる大事な問題なのです。


人間関係における様々な境界線

前回のブログでは「自分の望み」という部分にフォーカスして書きましたが…

境界線を明確にするためには、関係性のなかで表れる様々なことに対して、

これは、誰の望み(期待すること)なのか? 

これは、誰の感情なのか?   (他者の感情に影響を受けやすい場合)

これは、誰の問題なのか?

これは、誰の考えなのか?

これは、誰の価値観なのか?

をはっきりさせる必要があります。

土地には区画という境界線があり、そこには所有者が存在し、その所有者には土地を管理する「責任」があるのと同じで、関係性の中でやりとする様々なこと(望み、感情、問題、考え、価値観など)の境界線とその所有者を明確にし、各々が自分の所有するものに対して責任を持つ、という態度が大切です。

過剰に相手の期待に応える関係性を築いていると、自分の本当の望みが分からなくなってしまいますし、その相手は自分で自分の人生に向き合う(所有する)ことができない生き方になってしまいます。

他者に振り回されたり、他者のせいにすることで自分の望みに対して行動を起こすことの責任から逃れたりすることもなく、人間関係においてお互いが自分自身のあらゆることをちゃんと所有して、責任ある姿勢で人生そのものに向かい合う必要があります。

しかし、これはなかなか簡単にできるものではありません。

人間関係の悩みには必ずといっていいほど両者の境界線の問題があるのではないかと思います。

次に、境界線を引くことが難しい2つのケースについてお話しします。


境界線を引くことが難しいケース①感受性が強い場合

特に、感受性が強く、ただただ外側から影響を受けやすい人は、自分が分からないまま、反射的な行動パターンが定まってしまって、自己主張できないような生き方になっているケースも多いのではないかと思います。

そうした場合は、外側に対する受動的な姿勢が強くなってしまい、関係性の中でやりとりするさまざまなことに対する境界線について能動的に分析するような姿勢が弱くなってしまっているのではないかと思います。

受け身で生きている人は境界線を引くのが苦手な人がとても多いです。

日々、自分の生み出している人間関係のパターンに気づいていくことで、周囲に流されることなく、自分を表現できるようになる必要があります。


境界線を引くことが難しいケース②共依存傾向がある場合

また、幼い頃の家族関係や人間関係の影響により、共依存的な生き方がベースに構築され、自立のプロセスを歩むことができていない人は境界線を引くということを無意識に拒絶してしまっています。

境界線を引くとは、ときに、自分が抱える不安や迷い、孤独感、問題などを明確にすることでもあるからです。

そういう人は境界線を引かないことにメリットを感じているのです。

私自身、境界線の問題を抱えていました。

子どもの頃の私が思っていたことは「自分より明るく、キラキラしている人がなんだか苦手」ということだったのです。

おそらく、そうした人といることで、違いを認識し、自分が抱えている不安な感情がよりはっきりすることが怖かったのだと思います。

病んでしまった子どもたちが、同じように病んでいる子どもたち同士で繋がり、共依存的な関係性になってしまうことが多いのは、そうしている方が自分たちの抱えている問題を認識しなくてすむ、という思いが根底にあるからなのだと思います。

自分で自分の感情や抱えている問題、人生をしっかり見つめよう、ちゃんと所有しようと意識が強くなると、自分に対する自己信頼が育まれていき、しだいに他者の共感、承認に依存しなくなっていきます。

依存心が強い人は、そうなって初めて、境界線を引く、ということがちゃんとできるようになります。

ただ、依存という問題の背景にはそれを求める心の傷があるわけですから、丁寧な向き合い方がとても大切です。

そして、他者の助けが必要なときはそれを素直に求めるのも同じように大切です。

それは、決して依存ではありません。

自立できているようで、傷に蓋をしすぎて、感情をコントロールしがちになってしまうと、それはそれで人間関係に支障が出てきます。

この場合は新サイキックプロテクションなどのヒーリングだけでなく、創造療法(セラピー)で自分の傷と向かい合うことが有効です。


境界線を知るプロセス

人間はどうしても、共感されたり、理解されたら嬉しくて、反対に、分かってくれてない!と感じると、腹が立ったり、拗ねたりするものです。

でも、そうしたときほど、他者がどうジャッジしようとも自分の望みがどれほど強いかを感じてみたり、本当の意味で自分を理解できるのは自分しかいないのだ、ということを知る必要があります。

境界線を知る、ということは、ときに孤独を感じたりもするものですが、それを認識するプロセスなしに人は成長することも、自立していくこともないのだと思います。

境界線にまつわる問題を見つめるとき、ネガティブな感情が浮上しやすいですが、それはそういうものとして受け止めながら、自分を支える強さを身につけながら前へ進んでいきましょう!


愛ある境界線を築くためにおすすめなもの

現在、適切な境界線を構築できるようになる1ヶ月のヒーリングプログラムを考えてもいいかなぁ、と検討中です。

以下は、境界線を構築することが難しいと感じる方や、感受性が強く外側からの影響を受けやすい方、人間関係でストレスを溜めている方におすすめな、愛ある境界線を構築するためのヒーリングや錬金術、セラピーです。

適切な境界線を引きながらも、自立した関係性の中でお互いの違いを尊重したり、支え合えたりする・・・

それが理想的ですよね。


新サイキックプロテクション

リーブスの新サイキックプロテクションが素晴らしいのは、外側の世界をブロックするのではなく、エネルギーや念を送ってきた相手にも愛の波動を送り返すことができるようになっている点です。

ご縁というものは一方的にやってくるのではなく、何らかの因縁によってお互いに引き寄せあっています。

そうした意味では、拒絶では根本的な解決にはならず、そのご縁から気づき、学べるようになって初めて引き寄せあった意味というものを成就できるようになるのです。

ネガティブなカルマなどで引き寄せ合う関係性をやめて、愛で繋がる関係性を築いていきやすくなります。

新サイキックプロテクションは、施術を受ける人に安心できるような環境を構築し、心を開き、内省しやすくします。

それによって心地よい自分らしい生き方とは何なのか、という気づきをたくさん受け取っていけるようになります。

また、愛の波動を周囲に送ることができるので、施術を受けるだけで、周りを癒すことができるようになるのです。

境界線の構築を学ぶためには2〜3ヶ月の間、プロテクションをかけ続けるのが望ましいです。


私という光を生きるための錬金術ワーク

他者に影響されやすく、私を生きる、ということが難しく感じてしまう方、自分軸が弱いと感じる方におすすめな錬金術ワークです。


創造療法(アートセラピー+ヒーリング+錬金術)

どうしても、他者に対する依存心が強くなってしまいがち、だとか、人間関係でネガティブなパターンが染みついている場合は、創造療法で問題を見つめるのもおすすめです。

どうしても苦手な相手とどう接したらいいか、などもテーマにすることができます。





最後までお読みいただき、ありがとうございました。


🌿記事に無条件の愛のヒーリングを流しています🌿

いいなと思ったら応援しよう!