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#140 男性の大食い 潜む心の病!?

こんにちは
tatsuyaです。

本日は、「男性の大食い」についてのニュースを紹介したい思います。

男性の大食い 潜む心の病 摂食症、放置せず治療必要

肥満症は糖尿病や高血圧など様々な病気のリスクになる。男性は30代以降で肥満が増えており、ストレスによる大食いが原因ならば心の病が潜むこともある。「怠惰な生活を送ったため」という偏見から受診をためらう人も多いが、医師は「専門外来で早めに相談してほしい」と求めている。

30代以上の男性で肥満の割合は増えている。医薬基盤・健康・栄養研究所によると、1980年には20%前後だったが、最近では30~40%に上昇した。女性は横ばいか減少傾向で、男性の肥満の増加ぶりが目立つ。

むちゃ食い症は摂食症の1つで、短時間で大量に食べることを繰り返し、自分では制御できない。「苦しいくらい満腹になるまで食べる」「後になって自己嫌悪や落ち込み、強い罪悪感を持つ」などの米国精神医学会の診断基準を満たすとむちゃ食い症と診断される。

このほか肥満の原因になる異常行動として食物を反復的に食べる「だらだら食い」や眠りから目覚めて食べたり、夕食後に過剰に食物を消費したりする「夜間摂食症候群」などがある。

肥満は様々な要因が複雑に絡み合っていることが多いが、食生活や運動など生活習慣を改善するのが基本だ。ストレスなどの環境要因が3割で、体質など遺伝的要因が7割といわれる。遺伝的要因があってもそれ自体が肥満を引き起こすわけではなく、環境面をコントロールすればリスクを減らせる。

太っている人は自己管理能力がない」など肥満への社会的偏見は根強い。「自己管理できない自分が悪い」などと考え、受診しない人もいる。肥満への偏見や社会からの負の烙印(らくいん)をスティグマという。偏見は肥満をさらに悪化させる。日本肥満学会、日本肥満症治療学会、日本糖尿病学会は2021年、合同の合意声明でスティグマの解消を訴えた。

肥満症やむちゃ食い症は治療対象だ。肥満と健康診断で指摘されても、ダイエットする気力も時間もなく、放置する人も少なくない。過労や睡眠不足、職場の人間関係、家族の問題、給与やローンなど経済的問題など、心理的な負担が強まると過食に走りがちだ。過食衝動は自分では制御が難しい。

肥満の理由は一人ひとりで異なる。考え方の癖や行動パターンを変えるのも一つの手となる。

2024/09/14 日本経済新聞


糖尿病指導などで

運動指導を行う機会があります。


運動指導をしても

なかなか効果がないことが 

少なくありません。


そのため

食事と運動が

治療の第一選択になるわけですが

それが難しいため

薬物治療が

早期に行われている

現実があるかと思います。


 食事管理を行いましょう。

 1日にこのくらいのカロリーを目安に食事をしましょう。


 運動の習慣をつけましょう。

 運動はこのようなことをすることをお勧めします。

 

でも

その前に

どうしてたくさん食べてしまうのですか?

なにか不安なこと心配なことががありますか?


本人の心理状況、生活背景を

聞くことが大事だと

改めて考えさせられました。


以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

それではまた、次回お会いできれば嬉しいです。

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tatsuya@(通所介護×介護報酬)/理学療法士
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