#145 敗戦処理投手
こんにちは
tatsuyaです。
本日は、
「”いわゆる”敗戦処理投手」
から考えていたことをまとめます。
野球のピッチャーには
ある程度それぞれの役割があります。
先発;はじめに投げるピッチャー
中継ぎ;先発ピッチャーの後に投げるピッチャー(大体6回以降)
抑え;最後に試合を締めるピッチャー
(大体9回)
エースピッチャー;その中でも一番勝ち星が期待できるピッチャー
代表的な役割はこのような役割があります。
その他に、
大量失点を期している状態で
マウンドに上がるピッチャーがいます。
”いわゆる”「敗戦処理投手」です。
役割としては、
負けている試合を終わらせる役目を担います。
監督により
その采配が決まるわけですが、
いわゆる「敗戦処理投手」も
登板の理由はさまざまです。
○大量失点で負けており、今日投げた先発(中継ぎ)ピッチャーの疲労をなるべく残したくない。
○大量失点で負けており、この後も連戦で試合が続くため、なるべく勝ち星が期待できるピッチャーを使いたくない。
○大量失点で負けているが、この後のリーグ戦に後を引かないようにこの試合を終わらせたい。
等。
大量失点をしている状況で
マウンドに上がる投手の気持ちは
とても複雑で
モチベーションを保つことが
非常に難しいことが予想されます。
技術が高いだけでは、
到底マウンドに立ち続けることは難しく、
精神的に成熟しているピッチャーでしか
務まらないのではないかと思います。
野球に限らず、
スポーツにおいてこのような
役割を果たす状況は
存在するかと思います。
そして
スポーツに限らず、
我々の普段の日常生活においても
このような状況は少なからず
あり得る光景ではないでしょうか。
誰もが羨む華やかな活躍を期待される一方、
勝つための仕事ではなく、
長い目でみて
次の状況にうまくバトンを渡す役割
を期待される人。
決して
誰もが進んで行いたくない仕事
を淡々とこなしていく人。
そのような人たちの力があって
社会(チーム)が回ることを
再認識したいと思います。
だれもが活躍する社会。
活躍とは
決してエースピッチャーに
なることだけではないと思っています。
以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
それではまた、次回お会いできれば嬉しいです。