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ダイエット歴②失恋で-9㎏。キャベツ生活の末路

こんばんは。
私のダイエット歴(リバウンド歴)のうち、今日は③の話を綴ります。

① 18歳 -6kg(48kg)で大学デビュー
② 20歳 お酒解禁で+8kg(56kgくらい)
③ 21歳 失恋を機に糖質オフ(ほぼキャベツ生活)で-9kg(47kg)
④ 22歳 拒食から過食に走り、+13kg(60kg)
⑤ 23歳〜 初めて健康的なダイエットができた。半年かけて-10kg(50kg前後で安定)。そして結婚
⑥ 妊娠で+10kg超え (60〜62kg)← 今ココ。

前回の話はこちら。

6kg痩せて迎えた大学生活は、人生で一番モテた時期だった。
でも、連日のお酒であっという間に+8kg。

「そろそろ痩せないとなぁ…」と思っていた矢先、ある事件が起きた。


彼氏の浮気もどきが発覚


当時付き合っていた彼氏は、私に一目惚れして猛アタックしてきた人だった。
+8kgしても変わらず愛されている実感はあったし、疑うこともなかった。

でも、ある日、友人が神妙な顔で話しかけてきた。

「あのさ…見間違いかもしれないんだけどさ…」

友人のバイト先に彼氏が現れたらしい。
隣には、見知らぬ女性。

が、一人、二人、三人。笑

なんと彼は、堂々とハーレム状態で飲みに行っていたのだった。

(どこからが浮気なのか?という話は置いといて。)

当時の私は、
「黙って」飲み会に行っていたことが許せなかった。

「黙ってる=隠してる」ってことは、やましいって自覚あるよね?
私がいい気しないの、わかるよね?と。

さらにその一件で、大学デビュー後のモテ期で絶頂を味わった私のプライドが崩れた。

「こんなにモテる私」
「こんなにかわいい私」
よりも、彼は他の女の子とわちゃわちゃしたかったんだ、と。

+8㎏という現実と、
彼氏のハーレム飲み会により
私の自信はどんどんなくなっていった。

結局、その彼とは別れた。
そして思った。

元彼に別れたことを後悔させてやりたい!
もう一度可愛くなって、自信を取り戻したい!


糖質オフが止まらない


こうして私は、またダイエットを決意した。

一度ジム通いで走って痩せたんだから、また走り始めればよかったのかもしれない。

しかし、ランニングをやめてから長い月日が流れ、すっかり走る気力なんてなくなっていた。

「運動せずに痩せたい」

そんな甘い考えで手を出したのが、糖質オフダイエットだった。

最初はゆるく、3食のうち1食だけ糖質を減らしてみる。

・朝ごはんをヨーグルトと果物にする
・お昼の主食をロカボマークのついたパンに変える
・夕飯はお米を食べず、おかずをたっぷり食べる

でも、彼氏がいなくなった寂しさを埋めるように飲み歩いていたせいか、なかなか思うように痩せなくて。

気づけば、糖質オフはどんどんエスカレートしていった。


キャベツ生活、はじまる


最終的に、私は3食すべての糖質を抜く生活に突入。

そのころ主食にしていたのが、キャベツだった。

家でご飯を食べる日は、
耐熱ボウルに千切りキャベツを山盛りにし、
塩コショウやふりかけをかけてレンチン。

そんなキャベツ生活を続けるうちに、体重はどんどん落ちていった。

だんだん外食すらも怖くなっていたころ、
ちょうど就活の時期になり、外食や飲み会の機会も減った。

ほっとした。

私の拒食は、さらに加速していった。

・お腹が空いたら、炭酸水を片手に半身浴
・どうしてもお腹が空いたときは、0calのゼリー
・食べたら、まずは下剤

こんなことをするようになった。
※絶対に真似しないでください。

いま思うと本当に恐ろしい。


‐9㎏達成。でも幸せになれない


そんなこんなで9㎏痩せた私は、またチヤホヤされるようになっていた。

駅前を歩くとよくナンパされた。
バイト先で度々電話番号を渡された。

就活のスーツもサイズダウンして
面接では堂々と振る舞えた。

でも
家に帰れば、質素なキャベツ生活。
ファンデーションを落とせば、ボロボロの肌。
艶出しワックスを落とせば、パサパサの髪。


「痩せたら自信がつく」と思っていたのに、どこまで行っても満たされない。
いつまでも終わりの来ないダイエットに、私は迷い込んでいた。

(続く)

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