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反出生主義

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記事一覧

生まれる前に面接しよう!

生まれる前に面接しよう!

子どもは親を選べない。
どう頑張っても選べない。
努力が大切だなんて出生においては綺麗事でしかない。
それでも悲しいことにこの瞬間もどこかで人は産声を、人生初の魂の咆哮を思いっきり轟かせるのだ。
もしかしたら人が、赤ちゃんが産まれてくる時に泣き叫びながら生まれてくるのはこの世が地獄だということにハッと気づいて絶望しているからではないか。
だから産声というのは、無力で小さな体をしている赤ちゃんから繰

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転生ガチャもハズレを引きたくない件

転生ガチャもハズレを引きたくない件

僕は悲しみの連鎖の元凶である親ガチャに失敗してしまったらどうすればいいのか考えた。
何度も何度も反芻しながら思考した。
どうしたら親ガチャによる不平等を、この世の格差の根源を叩き割れるのかと悩んだ。
そして一時的にだが答えが出た。
このnote記事のタイトル通りだ。
もしかしたら未来でもっと良い答えが見つかる日が来るかもしれない、まあ、だからとりあえずの暫定回答ということで。
その答えは至ってシン

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生まれてこなくてもよかった

生まれてこなくてもよかった

この民主主義と多様性が謳われる地球と名付けられた海と陸の比率が7:3で構築されている巨大な水槽で、絶対的な理由で生まれてこなければならなかった人類なんているのだろうか。
前の記事でも書いたように僕は人でもなんでも、取り敢えず「かわりはいる」と思ってる。

https://note.com/pugo/n/nf8f9094aefe9

だって、最初から僕なんかいなくても別に誰も困らない。
途中で生きて

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生まれなかった世界線

生まれなかった世界線

市民の誰もが一票を獲得しているこの民主主義社会で、果たして絶対に生まれる必要があった人間なんているのだろうか。
まあこれは極論だ、底辺学生の暇な妄想だと思って軽く流してもらっても構わない。
例えば僕、僕は生まれなくてもよかった人間だと思っている。
だって生まれてこなくても何ら世界は変わらないし、何も生み出していないのだから+も−も存在しない。
なんなら受験をしなくていいのだから学歴コンプなんていう

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競争社会と反出生主義

競争社会と反出生主義

僕らは生まれてしまった、僕はこの世に生まれてしまったのだ。
気づかない幸福な人もいれば、僕みたいな不幸な人は生きづらさに気がついてしまったのだ。
この競争社会で生き抜くためには、少なくとも望むような普通や平穏を得るためにはどうしても戦わなければならないと。
ただ夢中で夕日が沈むまで遊んでいた子どものころには到底見えなかったものが見えるようになってしまっただけなのだが、それがどうやら重すぎる。
世界

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