一方向性だった依存がいつの間にか双方向性になっているかもしれない話
突然ですがあなたは何かに依存していますか?
パッと思いつく事はあります?
スマホ、SNS、スイーツ、恋愛…
はたまた相手の役に立ちたい、話題の中心でいたい(目立っていたい)、欲求をすぐ満たしたい等の概念的な部分にも当てはまる事もですが…
※欲求の満たし方などはこれらのnoteから
まあ色々と出てくるとは思いますが、本日は依存について考察していきます。よろしくお願いします✎
※早速お読み頂き、嬉しい感想もありがとうございました!
依存とは?
そもそも依存とは何なのでしょうか?
とWikiにも記されている通り、他に頼って存在 または生活する事。
【他人・組織・モノ・愛情・支持・保護・援助】等を求め、それが無くては生きていけない状態であり、“行為や思考のコントロール障害” に近いですね。
※更に進行すると自身ではやめられなくなり、精神医学の立場から疾患と認められているものが『依存症』と言われています。
何故依存してしまうのか〜生物学的に〜
中脳辺縁系の脳内報酬系において、ドーパミン放出を促進させ快の感覚を生じ、それが一種の条件づけ刺激になります。
・行為依存では、特定の行為を行う事で薬物依存と同様に、ドーパミンを介したメカニズムで報酬系が賦活され、快の感覚を感じる事で条件づけにより依存が形成されます。
・薬物依存では、条件づけによる常習化以外にも神経細胞が組織的・機能的に変質して薬物無しでは正常な状態が保てなくなる場合もあります。
※薬物は絶対ダメ!本当に人生を壊します!!!
最初からNOと強く断りましょう!!
依存の種類
依存は様々な形が報告されていて
物質依存はタバコやアルコール、砂糖やカフェイン等、
プロセス依存はギャンブルやパチンコ、買い物・ネット・SNS、ゲーム・仕事等であり、
関係依存は共依存・性依存・宗教・承認欲求等ですかね。
衝動性の強さ
依存度が高いと刺激追求(英: sensation seeking)も高い事が知られています。
衝動性とは『将来良くない結果をもたらす可能性があるにも関わらず、目前の欲求を満たす為に、手っ取り早い行動を取ってしまう特性』の事。
例えば、依存している欲求で黄色が一番大きいとした場合、
⇩
強く依存している欲求の範囲(ここでいう黄色だった範囲)が無くなってしまうと、
⇩
脳は不安定さを嫌うので、満たされていないと感じるとすぐに同じ要素で空いた隙間を埋めようとする = 目前の欲求を満たす行動を取る…こんなイメージですかね
依存は悪い事なのか?
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