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この記事では2025年2月2日(日)に十日町教会で行われた日曜礼拝における聖書メッセージを公開しています。 聖書:ルカによる福音書13章6~9節 メッセージ本文: 今日のイエスのたとえを聞いてどんなことを思ったでしょうか。このたとえを初めて耳にするともしかしたらぶどう園の主人の言い分が正しいように感じるかもしれません。あるぶどう園に3年もの間実をつけないいちじくの木が植っているのです。現代は特にコストパフォーマンスやタイムパフォーマンスというものに価値を置く時代であり
この記事では2025年1月19日(日)十日町教会で行われた日曜礼拝における聖書メッセージを掲載しています。 聖書:マタイによる福音書25章1〜13節 メッセージ 「自業自得で済ませていいのか」 私たちは他者そして時には自分自身を賢い/愚か、優れている/劣っている、使える/使えないなどと判断することがあります。しかしその評価は本当に正しく妥当なものであり、自分は誤った裁きをしていないと言い切ることができるでしょうか。 本日は「10人のおとめ」のたとえという女性たちが
この記事では、2024年12月29日(日)の十日町教会日曜礼拝における聖書メッセージの原稿を掲載しています。 聖書:マタイによる福音書2章1~12節 メッセージ:はじめに 降誕節第1主日を迎えました。一昨日昨日と十日町、津南ではけっこう雪が降り積もりましたね。私も朝早くから除雪に汗を流しました。徐々にではありますがスノーダンプの使い方が分かってきたような気がします。 さてもう年末ですので新年の準備をしている方もおられるかと思いますが、私たちは1月6日の公現日までク
この記事では2024年12月15日(日)の十日町教会における礼拝メッセージを公開しています。 聖書:マタイによる福音書1章1~17節 「伝えたいことを読み取る」 メッセージ: イエス・キリストの系図が伝えたいことを読み取る おはようございます。3本目のろうそくが灯りました。いよいよ来週はクリスマスです。降誕前第2主日、待降節第3主日の今日はマタイによる福音書に記されたイエス・キリストの系図を朗読していただきました。この系図は聖書を読んでみようと思い立った人にとって最
ここでは2024年11月17日(日)十日町教会における日曜礼拝のメッセージを公開しています。 聖書:マタイによる福音書21章28~46節 メッセージタイトル:「他人事として考えてみると」 本文:自分のことを他人事として考えてみる 「他人事として考えてみると」という説教題をつけました。ふだんの説教では他者の痛みについて自分事として考えてみようと勧めることが多いように思いますので今日はその真逆のことを勧めています。本日、他人事として考えてみたいのは自分の事です。自分の
ここでは2024年10月27日(日)の十日町教会における日曜礼拝メッセージを掲載しています。 聖書:マタイによる福音書18章10~14節 メッセージ本文:新潟県中越地震20年追悼コンサート おはようございます。先週23日水曜日は新潟県中越地震から20年という節目の時でした。十日町教会では礼拝堂を会場にして追悼コンサートを開催して20年前の地震のことを思い起こし、さらには今年の正月に発生した能登半島地震によって被災された方々を覚えて祈り合わせる時を持ちました。コンサート
この投稿では2024年10月20日(日)の十日町教会の日曜礼拝、創立107周年記念・中越地震を覚える礼拝における聖書メッセージを掲載しています。 聖書:ルカによる福音書10章25~37節 メッセージ:創立107周年記念礼拝 教会の歩み 本日は創立107年を記念する礼拝、そして新潟県中越地震から20年を覚える礼拝をお献げしています。『十日町教会八十年史 上』から十日町教会の設立に関わる文章を読みました。すでに十分知っているという方々も、今年新しく来た牧師とともに今一度創
この記事では2024年10月6日(日)の十日町教会における礼拝メッセージを掲載しています。 聖書:マタイによる福音書13章24~30節 礼拝メッセージ本文:これからしばらくイエスのたとえ話に耳を傾けます 本日もイエスのたとえ話を聴きました。しばらくの間、礼拝においてイエスのたとえ話を集中的に取り上げて福音に耳を傾ける時を持ちたいと思っています。私が牧師になって10年以上が経ちました。主任牧師として毎週の礼拝説教を務めるようになってからも8年が経過しました。これまで教団
この記事では2024年9月29日(日)の十日町教会における礼拝メッセージを掲載いたします。 聖書:マルコによる福音書4章26~34節 メッセージ本文神の国のたとえ イエスが語る神の国のたとえに耳を傾けました。イエスはたとえを通して神の国とはどういうものなのか思い描けるよう私たちの想像力に働きかけています。「人が大地に種を蒔き、一晩寝て起きると種は芽を出して成長している。しかし人はどうしてそうなるのか知らない。大地がおのずと実を結ぶ。種が芽を出すとはじめに茎、次に穂、そ
この記事では2024年9月22日(日)の十日町教会日曜礼拝における説教(聖書に基づくメッセージ)を掲載しています。聖書やキリスト教に興味と関心のある方、神さまから自分に届けられている良い知らせを聞きたいとの思いがある方に読んでいただけるとうれしいです。 聖書:ローマの信徒への手紙11章33-36節 説教:私たちの理解を超える神 「ああ、神の富と知恵と知識のなんと深いことか。だれが、神の定めを究め尽くし、神の道を理解し尽くせよう。」今日の手紙に記されたこの言葉は神が私
この記事では2024年9月8日(日)の十日町教会における礼拝メッセージを紹介しています。 聖書:ヨハネによる福音書10章1〜6節 説教「その声を知っている」羊のまつわるたとえ話 イエスが語ったたとえ話に耳を傾けました。羊にまつわる話です。聖書とりわけ旧約聖書を読むとユダヤ人と呼ばれる民族の祖先は牧畜をしていたことが分かります。ユダヤ人の父と呼ばれるアブラハムも羊飼いでしたし、海を割ってエジプトから脱出する人々を率いたモーセも羊飼いをしていました。さらにはイスラエル王国
ここでは、7月14日(日)十日町教会の主日合同礼拝(こどもとおとながいっしょにささげる礼拝)における子どもメッセージの原稿をあげています。 聖書 マタイによる福音書18章19~20節 ある日の幼児園の出来事です。子どもたちが屋上でプールで水遊びをしています。イサクくんが車のおもちゃで楽しく遊んでいました。イサクくんが楽しそうに遊んでいるのを見てヤコブくんも車のおもちゃで遊びたくなりました。そして「イサクくん、そのおもちゃ貸して」と言いました。でもイサクくんに「いや」と断
2024年6月30日(日)十日町教会 日曜礼拝メッセージ 聖書 旧約聖書 ホセア書14章2~8節 新約聖書 使徒言行録9章36~43節 説教: 信じるのが難しい事柄 聖書にはどうしても信じ難い、受け入れ難いと思える出来事が記されています。その一つが死者の復活です。自覚的に洗礼を受けキリスト教信仰を生きている人の中でもこれをどのように受け止めたら良いのか悩んでいる人もおられるのではないでしょうか。何を隠そう私もその1人です。これは言葉通りに信じることが大切なの
2024年6月23日(日) 聖書:ヨハネによる福音書4章27~42節 牧会祈祷: 私たちの神さま。先週日曜日の午後に牧師就任式を執り行う幸いが与えられ、新潟地区内外から多くの方が出席してくださり恵みと祝福にうちにこれを終えることができました。心から感謝いたします。準備や当日の働きを担った教会員一人一人をあなたが労ってください。どうぞこれからの教会のあゆみの上にあなたの祝福、励まし、導きが豊かにありますように。また十日町幼児園、山本愛泉保育園の上にもあなたのお守りが