FODMAPの食材を考えるシリーズ!?飲み物編!やっぱり甘いものは高FODMAPなんだな!
今日はFODMAPの食材を考えるシリーズ!?の最終回になりますが、飲み物編です。
飲み物編は表を見比べてみると比較的わかりやすいですね。インスピレーションで、‟甘そう!?”と思うものは、だいたいが高FODMAPに属しています。
アップルジュースや、マンゴージュース、オレンジジュースなどは言うまでもなく高FODMAPです。反対にレモンジュースはどちらかと言うと酸っぱいイメージですので、低FODMAPに属します。
フルーツジュースは、高FODMAP、低FODMAPと判別が難しいのですが、「果糖ブドウ糖液糖」や「高果糖液糖」という甘味料が添加されたものは高FODMAPとなります。
チャイティ(画像)も判別が難しい飲料です。対比表には濃い薄いで、高FODMAPなのか低FODMAPなのかが判別されています。こうなるとまずは飲まない選択肢しかないですね。チャイティが薄いのは美味しく飲めそうにありません!?
ウーロン茶は高FODMAPに属しますので、ここは注意が必要です。また、ハーブティーも強いものは高FODMAPです。
お酒に関しては、日本酒、ビール、ジン、ウォッカ、ウィスキーは低FODMAP、ラム酒やシェリー酒は高FODMAPです。こう見ると、お酒はそんなに気にせず飲めそうですね。
ワインやスパークリングワインは甘いものが高FODMAP、甘くないものが低FODMAPとなっています。
水、ミネラルウォーター、コーヒー、紅茶、緑茶が低FODMAPですので、ウーロン茶以外は甘い系のものを避ければ、まずは高FODMAPは避けられそうです。
ここまで、食材別にFODMAPを見てきましたが、腸の調子が悪い方は主だったものを記憶しておき、出来るだけ低FODMAPのものを摂取し徐々に高FODMAPのものに挑戦していく。そうすることで、腸の調子を整えることが重要かなと思います。
食材ごとに身体が受け入れるかどうかは、消化酵素との関係もありますが、腸内細菌との関係も大いにあると思います。
また、腸内細菌叢によって、医薬品や漢方薬の効果が変わることは、確かめられています。
次回からは、そのあたりを深く踏み込んでいきます。