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昨年PV数の多かったテーマの第6位は、「メラトニンの分泌が体内時計のリズムを司るカギを握っているって?!」でした!

昨日から始めたシリーズで『昨年1年間で興味を持ってもらった(ページビュー数の多い)テーマを改めてランキングにしてお伝えします!』ということで、今日は第6位です。

タイトルにも上げましたが、「メラトニンの分泌が体内時計のリズムを司るカギを握っているって?!」です。これは、12月20日にあげたコラムです。

体内時計については、12月中に毎日のように触れてきました。時間栄養学との関りや、中医学の陰陽学説に基づく陰陽太極図との関係性についても書いて参りました。

そして科学的に見て、どうやらメラトニンの分泌が体内時計のリズムを司るカギを握っていることに辿りつきました。

12月20日のコラムに詳しく書いていますが、メラトニンは必須アミノ酸のトリプトファンからセロトニンを経て体内合成され、脳内の松果体から分泌されていること、そしてこの分泌量は脳内の視交叉上核に目の網膜から光の刺激が加わると、情報が松果体に伝わるというものです。

画像にもありますが、セロトニンはメラトニンの生合成にとって欠かすことが出来ず、日中にセロトニンが十分に生成されないと深く眠れなかったり体温調整やホルモン分泌にも影響を与えるということでした。

これはメラトニンが光の明暗に影響を受け体内時計の調節に深く関わっている、すなわち、体内時計のリズムを司っていると言っても過言ではないということでしょう。

夜にメラトニンがたくさん分泌されると眠くなり、昼に減ると覚醒するということですね。

テーマとしては、メラトニンと体内時計の関係性ですが、その背景は、「ある事象のカギを解くものは何か?」というテーマが多くの方に興味を抱かせるものなのかなと言うことです。

ちょっとミステリーな要素になりますが、私の書いたコラムの中でもこのパターンはいくつかあったと思います。

それらは確かに多くの方が興味を持ってくださったように思います。

今後もコラムの中で、「カギを解くものは何か?」も掘り下げて行きたいと思います。