心にも自然治癒能力が備わっているのかもしれない。
予報通り、今週はあたたかくなりそうですね。
みなさん、体調大丈夫ですか?
我が家は珍しく主人が一番に鼻かぜをもらってきました・・・。
男性は、体力があるのを過信して用心するのを面倒くさがりますよね。
寒いよ?
もう少し着た方がいいよ。
と勧めても、
うん。
といったままなんですよね。やれやれ。
ということで、主人と長男が風邪気味です。
のどの痛みを覚えて、ようやくうがいを一生懸命したり、葛根湯やら龍角散を私の助言通りにのんでくれます。
ご飯も、しばらくは卵とか長ネギ、ショウガ多めかな。
はちみつがあるので、紅茶を買ってきてはちみつ生姜紅茶でも食後に出そうかな。
もらわないように、私も長女も一緒に飲もうかな。
人の体には、自然治癒力があるって言いますよね。
人体の仕組みについて学ぶと、本当に、ほんとうによくできてると思います。知らないうちに受けたダメージを、体が自身で修復し、元通りにしてくれる素晴らしいシステムがたくさん備わってるんですよね。
肉体の主は、そんなことちっとも意識してないのに、自動的に働いてくれているという。。
ありがたいことです。
そんな自然治癒力。
実は心にもあるんじゃないかと思ったりするよ、というお話です。
心って、体と違って外から見えないから、どれくらい傷ついてるのかわからないですよね。
本人も、他者も。
多分、10代~20代前半の私は心に結構な深手を負っていたんです。
そうだと自分でもあまり思わずに。
というか、気づかないフリをしていたのかもしれません。
自分自身を蔑ろにすることで。
でも結婚して、子どもを授かって。
必然的に、自分が主導権を握らなければいけない場面が増えました。
少しずつ、すこしずつ、自分の意思で家族のことを考えながら色んな決定をする、という経験を積み、5~6年が経つ頃にはだいぶん癒されました。
でも、
不思議なことに、同じ頃、妙に子ども時代のことや亡くした母のことが気になるようになってきたんです。
???
私は、なんでこんなに気分が落ち込んでいるんだろう?
私の感覚としては、
特に何か新しく起こったわけではないのに、
なぜか気分がどうしようもなく落ち込む。
という謎な現象が起こっている。
という感じでした。
少し落ち着いてきたことで、
蓋をし続けてきた感情、棚上げし続けてきた気持ちが溢れてきた、って感じでした。
いつまでも、ほったらかしにしとくなよ、って。
強制的に過去(母に対する喪の作業)と向き合わされました。
意識上の私は、
えええええ~っ、せっかく落ち着いてほっとしてるところなのにー(泣)
って感じでした。
でも、待ったなしで、日々追い打ちをかけるように無意識の感情たちが
心の扉を叩きます。
ていうか、容赦なく蹴破ってくる感じです。
幼稚園のお迎えに行くのが、とても辛い時期がありました。
昔の感情の嵐に巻き込まれてしまって。
いわゆる、フラッシュバックと言っていいのかな。
でも、そんなのママ友や先生たちが知る由もないですし、
なかなか打ち明けられることでもなかったです。
だから通常運転をするのが、気持ち的にとてもしんどかったです。
まだ意識の上では、そっとしておきたいのに。
その箱は、きっとパンドラの箱だということを、本能が察知していて。
底に残っているのは希望だったとしても。
紐解くのは、とても、怖かったです。
結果としては、もちろんそれで良かったんです。
でも、不思議なのは、私自身は決して意識していないということです。
体と一緒で、心にも「私」以外に私の心を護ってくれる防衛隊がいるみたいだなあと思いました。
普段、私は私ひとりでこの体も心も動かしているつもりになっているけれども、それはもしかしたら、思い違いなのかもしれない。
そう思ったら、なんだかやっぱり有難くて。
自分のために、自分を大切にすることは重要なことなのだと、そう素直に思えました。
読んで頂きありがとうございました。
私たちの中にいる見えない応援団に、心からのエールを!