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大学教授になって英語を教えよう!:専門領域と研究テーマ(1)-大学院経由のアカデミア派の場合

いい加減に考えてはいけない専門領域自分の専門領域をどうするかという事は大変重要です。誰もが取り組んでいるような領域は、よほど目立った業績や自分自身の研究能力がないと埋没してしまいます。逆に他の人がほとんどやっていないような研究領域、専門領域というものは武器になることもありますが、逆に需要もないということが多くこれも少し考えものです。このため大学での専任教員職にチャレンジする場合、研究領域や研究テーマは大変重要になってきます。研究領域や研究テーマは簡単に変更できません。このた

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    • 大学教授になって英語を教えよう!:授業以外の業務

      はじめに大学教員の一番重要な職務は、授業を行うということですが、正直なところ自分が担当している授業以外では、ほとんど教育に関する義務はありません。高校までの校種では、生徒指導や進路指導、保護者面談などさまざまな教育的な職務があります。クラブ顧問も実質的には義務かもしれません。大学にもよって差異はありますが、そのような授業以外での仕事は大学ではほとんどありません。もちろんほとんどの大学教員は、質問対応や、自分のゼミ生に対する個人的な指導も行うのですが、これらはあくまで個人個人

      • 大学教授になって英語を教えよう!:研究室について

        研究室は自分専用オフィス 今回は、研究室のことについて話をしたいと思います。会社員の方、あるいは公務員の方など仕事場には自分の机があると思います。しかし、仕事に必要な書籍、あるいはその他さまざまな資料というものは、職場の机の上に置くだけでは、スペースが不足していませんか。このため、自宅にもそういった書籍あれば資料が置かれているのではないかと思います。しかし、大学の専任教員になった場合、まともな大学であれば研究室がそれぞれの教員に与えられます。そこには事務用の机、書棚、少人数の

        • 大学教授になって英語を教えよう:なぜ英語なのか

          大学教授になるための分野選びについて 大学教授になるには、どのような分野の人が専任職を得やすいのでしょうか。この点は、大学教授や専任職を目指す上で非常に重要なファクターとなります。大学教員の場合、「自分にしかできないユニークな研究」があることが強みになります。しかし、就職の際には、需要と供給のバランスが非常に重要です。たとえ誰も取り組んでいない珍しい分野の研究をしていたとしても、その分野に合致するポジションが大学に存在しない場合、就職の可能性は極めて低くなります。 私の

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          大学教授になって英語を教えよう!:はじめに

          はじめに:今なぜ大学教授なのか? このnoteでは、大学教授、あるいは教授まで行かなくとも大学の専任職を目指すためのノウハウを提供することを目的に書いています。しかも、教授になって「英語を教える」、つまり英語専門の教授になることを目標にして、いろいろ書いていきたいと思います。大学院で英語専門の課程に入り、博士号など学位をしっかり取得してこの道に進みたいという人に加えて、特にセカンドキャリアとして、つまりビジネス界など大学とは異なる業界から大学人を目指そうとする人に読んでいただ

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