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農家にしばらくお世話になって無農薬野菜生活をやってみた話

スポーツのトッププレイヤーに、オーガニック野菜を好んで食べる人は多く

海外遠征の際には 「遠征先でも完全無農薬の野菜を用意してくれ」

 と依頼をする選手たち(ブラジリアン・柔術グレイシーファミリーなど )がいたりします。

僕は昔から疑問に思っていました。

なぜ、スポーツのトッププレイヤーにオーガニックの野菜を食べたがる人が一定数いるのか?

何が違うのか?サプリメントとは別のまた何かしらの効果があるのか? と考えていました。

そしてあるとき本屋で見かけた


「ロシアンパワー養成法」という本を読んだ時に、 

面白い1文が書いてあって、 その本を書いた ロシアに留学したレスリング選手の著者の話だと、

(少しうろ覚えですが……)

著者の足立さんは、ロシア留学するまではプロテインやらマルチビタミンやらいろいろ摂っていましたが、ロシア留学を境にそれらの栄養補助食品にはまったく頼らなくなったそうです。

ロシアでレスリングのトレーニングをした場所が、近くにデパートやスポーツ用品店などがまったくない、
山の中にポツンと(体育館)とその体育館を管理している家族が住んでる(家)、その家の人が食べる野菜を育ててる(ジャガイモとカブの畑)だけしかない田舎で、

ロシアではプロテインなどのサプリメントが売ってなかった。というのがきっかけだそうですが、

午前中は 農作業を手伝って、 その日に食べるジャガイモやカブを収穫。
そして昼から夜まで体育館でレスリングの練習という生活だったそうです。

食事はジャガイモ、卵、ボルシチ(赤カブのスープ)、パン。ほぼ毎日この繰り返しで、ほとんど自分の畑で作ったもので、 農薬が売っているホームセンターなども無い田舎だったので、

自然と完全無農薬の野菜を食べていたそうです。

サプリメントユーザーだった足立さんは

「 こんなに、たんぱく質が少ない食事で体がデカくなるのかな?」

と疑問に思いながらレスリングと農業をしていたそうですが、 

半年で、 かなりムキムキの筋肉質なレスラー体型になっていましたw

(今、手元に本がないので、 ビフォーアフターの写真を貼れないのが残念ですが…) 

著者は、この本では 「完全無農薬で 栽培している畑の土をいじっているうちに、 知らず知らずのうちに 微生物も口に入って、その微生物から タンパク質やアミノ酸を補充していたのではないか?」

と書いていました。

この本の内容やグレイシーファミリーの話から オーガニックな完全無農薬の野菜というのが気になっていました。

そして、しばらくして僕の母方の祖母が亡くなった時に、 僕を含めて 日本のアチコチや海外に住んでいた従兄弟たちが、 祖母の葬式の際に 全員揃った時に 従兄弟の一人が、 東京で 「東京生まれ・無農薬そだち」というキャッチフレーズで オーガニックな野菜 を作る農場をしているという話を聞いたので、

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オーガニックな野菜と 有機農法 に興味があった僕は、従兄弟に 「ちょっと手伝わせてくれないかな」とお願いしました。

気の良い従兄弟は快諾してくれたので、何ヶ月か後に

一週間ほど休みを取って 、いとこの家で お世話になりながら、 完全無農薬 ・有機農法の 「完熟発酵堆肥 」の作り方を教えてもらいました。

そして 農家である従兄弟の家で 生活をしていると、

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農家では、(売り物にはならない・ 形が悪いけど味には問題がない B 級品 以下の野菜)というものが大量に出るので、

一週間は、 朝昼晩と野菜づくしの生活をしました。

普段から結構ハードなスポーツをしている僕は、 野菜ばっかり食べていてお腹が減ったりしないかな?と、ちょっと心配だったのですが、

無農薬の有機野菜というのは、

 まるで漬物を沢山食べたような 満腹感があり 3食食べれば[お腹が減って間食を食べたくなる]なんていうことがないのです。

なるほど、これが一部のスポーツのトッププレイヤーが オーガニックな野菜を好む理由の1つなのか。と思いました。

僕はキックボクシングの減量中、タンパク質である肉 (ボイルした鳥のささみ)野菜しか食べない生活で無理やり減量したりしていましたが、

とにかくお腹が減るw
カロリーが少ない食べ物を腹一杯食べながら、運動で消費したカロリー よりも少ない栄養で生活をしていると、まるで[そうめんでお腹いっぱいにした]ように[胃がパンパンになっても満腹感がない]という状態になっていました。

そういう時に、 納豆や漬物などの [発酵食品を食べると空腹感が和らぐ]というようなことがありましたが、

無農薬野菜は、発酵食品の効果がもっと強くなったような、
野菜炒めとか 漬物とかサラダ、野菜の煮物などがメインの食事なのに、
非常に十分な満腹感を得られる野菜だということを感じました。

ということは、間食を取る必要がないのでカロリーオーバーで体重は増えすぎてしまうようなことがなく、無理なく体重のコントロールができ
[スレンダーな身体]や・[体脂肪が切れたカットのある体] が作りやすいのだなーっていうのをと思いました。

完熟発酵堆肥という土を使った、 いとこの農場の野菜の特徴なのかもしれませんが、これが僕が オーガニックの野菜を食べて生活した時に感じたこと
オーガニックの野菜は非常に満腹感が強い。

という事を実感しました。


ちょっと長くなったので次回、 従兄弟の農場で体験した 「完熟発酵堆肥」を作った話、オーガニックな野菜の僕が感じた栄養の話などを 書けたらいいなと思います。

完熟発酵堆肥の話↓


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