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縁に生かされている感謝が深まった、広島滞在のこと


6/16~6/18の日記。山口・岩国市を離れた私は広島・宮島へ。真夏日のような快晴で、朝に宮島口から出ているフェリーで向かう。シンボルでもある、大鳥居を見てみたかったのだけど、2022年内は大規模修復中らしく、、全体をハッキリ見ることができなかったのが残念。それでも、さすが日本三景・世界遺産・神の島。情緒あふれる町並みや海岸、そして至るところにいる鹿たちが、不思議な島の魅力を醸し出していた。

ちなみに、私の出身は大阪であったものの、鹿がいる奈良公園には訪れた記憶がないため、リアルで鹿と戯れたことは2022年になって初めてのことかもしれない。売店のすぐ近くにいたり、松の木の側でリラックスしていたり、浜辺の方に向かって歩いていたり。その姿が本当にかわいらしくて、暫くずっと傍にいた。(記念にツーショットも。)でも、気をつけないといけないことが一つあって。鹿は何でも食べようとするので、食べ物を持って近づかないこと。それに、鞄の中にしまい込んでいても、探し当てようとするから要注意。。!



宮島の海、めっさキレイ


一通り散策し終えたあと、宮島の海を眺めながら思考をゆっくりと巡らせる。一人で内省することは毎日あるけれど、目の前が海だと解放感たっぷりで無心になれるからいい。ちょうどその時に、鹿一匹が海岸沿いを歩きはじめている様子が気になった。ちょいちょいと追いかけてみて、急遽フォトセッションが始まる。海の近くに鹿がいるなんて、中々見ない光景だから、テンション爆上がりになって、夢中でシャッターを切る。宮島には鹿がたくさんいるけれど、こうして一緒に撮影会ができたのも何かの縁。「私と出会ってくれてありがとう」と、お礼を伝えて、宮島から広島市内へ向かった。


SF世界に出てくるかのようなスタイリッシュな市電に乗っては、広島駅周辺へ向かう。車内で次の行き先をチェック。県を渡り歩いていくなかで、google map大先生の存在は欠かせない。そこで毎回「面白いなぁ」と感じるのは、県ごとの地形がユニークであること。広島は大きな川が3〜4本ほど流れていて、銀杏の葉っぱを逆さまにしたような形。これまであまりじっくり地形を眺めることがなかったものだから、ついつい新鮮さを感じたのだ。


”ご縁繋ぎの達人"と、広島市内で会ったこと



九州一周していたときから、「広島にくることがあれば、ぜひお会いしましょう!」とご連絡をくださっていた、わたるさんと広島駅周辺で初対面した。先にお伝えすると、彼は「ご縁繋ぎの達人」。昨年2021年12月に銀座のグループ展に出展したときから、ずっとインスタで応援してくださっていた方。こうして広島で直接お会いしてくださるだけでも十分ありがたいのに、なんと!わたるさん繋がりの方を、私に5人もご紹介していただいたのです。!!(待って、わたるさんとも初対面なんですけど。。笑) 


祝福してくれているかのような、広島初日
店員さんが声掛けなしで撮影したものだから。。


私はHSPという気質もあって、一対一のコミュニケーションは大丈夫でも、4人以上になるとコミュニケーションが一気に取りづらくなってしまうところがある。思考があちこちに分散してしまうのだ。それに加えて、初めましての間柄。「(大丈夫だろうか。。?楽しい時間を過ごせるだろうか。。?)」と、内心ちょっと気になっていた。でも、わたるさんのリードと、会ってくださった皆さん(ふじいさん、ゆきのさん、ニカちゃん、かほちゃん、りなちゃん)の温かさと優しさに触れたお陰で、本当に楽しい時間を過ごすことができた。嬉しかったことは、私の創る作品を皆んなが好んでくださったこと。これが、とても安心感につながった。思いがけない出会いがこうしてあるから、旅って面白いなと感じる。。!ご縁を繋いで頂いた、わたるさんに感謝でしかない。。

縁を繋いでいくことって、ある意味責任が伴う。だから、難しい側面もあると思う。紹介した人同士の相性もあるだろうし、共通項が全くないと縁が続かないこともあるだろうから。。。そういうのもあって、わたるさんが2~3年前からずっとナチュラルに人と人を繋ぎ続けてきたことは、本当に本当に凄いとしか言いようがなかった。実際、「プリちゃんというアーティストが、はじめて広島にやってくるから。。」と、わたるさんが私や作品のことを繋がりの方に紹介して頂いたおかげ様で、そこから興味・関心を持った方が貴重な時間の中で集ってくださって。繋いでいただいた皆さん全員も、「新しいご縁ができたことが嬉しいです〜!!」と、わたるさんに対して感謝されていて。。

「縁と縁がつながって、繋げた人も繋がった人も、相互で良い循環が生まれてゆく。最高のロールモデルだなぁ。」と、率直に感じた。

わたるさんは、カキが大好きで熱弁してくだりました


原爆ドームと、決して当たり前ではない「平和」



広島滞在最終日には、原爆ドームへ。今年2022年は  #虹色スマイル  として日本中を旅しているなかで、平和について考える機会が以前よりグッと増えた。それは長崎県や沖縄県にある平和公園を訪ねたから。今回の舞台は、広島。学校で触れた歴史の教科書や、テレビでよく見た原爆ドーム。直接近くまで足を運んで対面してみると、あんな悲劇が実際に起きていたなんて。。この日は本当に晴れやかな空で、過去の惨事が想像もできないくらい平和な広島にしか見えなかった。一時は荒廃した街並みが、長い年月をかけて今のがあるのかと思うと。。二度と同じ過ちを繰り返してはいけない。もの凄いスピードで時代が過ぎていくなか、こうした忘れてはいけない過去もあるよね。当たり前のように感じる毎日は、誰かにとっては生きたかった日々。生かされていることに、只々感謝だよね。



原爆ドームを後にした私は、再びわたるさんと2度目のお茶タイム。最初から予定していたわけではなくて、たまたま滞在先のゲストハウス周辺が、わたるさんのテリトリーだったという。。!(そんなことある???)夕方に一回別れたあとに仕事をして、滞在先のゲストハウスに戻ると、またまたまた わたるさんと3度目の再会。。!「こんな直近で、何度も再会することある???」って感じのシンクロニシティだったので驚いた驚いた。。。!ご縁繋ぎの達人である、わたるさんはその場でバリスタとして活躍されている、ひろひとさんを新しくご紹介して頂いた。何度、感謝を伝えたら良いのやら。広島滞在の最後の最後まで、人に恵まれた時間だったなぁ。


わたるさん、ひろひとさん、プリちゃん



不思議な縁の巡り合わせから産まれた、新作『Synchronicity』


人生で初めて広島に訪れたのに、これまで巡ってきた県の中で 一番多くの方とお話することができた。それもご縁を繋いでいただいた、わたるさん。貴重な時間の中で会ってくださった方々のおかげ様。わたるさんでさえ、SNSで繋がってから半年しか経っていない。毎日毎日いろんな人とすれ違うのに、全く話さない人もいる。そうした人の方が圧倒的に多いのに、同じ時間を一緒に過ごして交流する人がいることって不思議じゃない? しかも、その交流する方がたまたま同じ波長であったり。運よく何回も再会する形となったり。。交流した期間云々ではなくて、何か目に見えない力が働いているのだと思う。シンクロニシティ(=意味のある偶然の一致)を感じざるを得なかった。もしくは、前世といった昔の過去に一度会っていて、未来のどこかで再会することを誓っていたのかもしれない。


お互いが何かを学びあうために、必要な時に必要なタイミングで出会わせてくれる。だから、出会いは奇跡のようで必然。これは人だけに限らなくて、目に映る光景であったり、動植物だってそう。宮島には沢山の鹿がいたけれども、海岸沿いでフォトセッションをした鹿は、あの日あの時にあのタイミングで出会わせてくれた一匹。同じ鹿とはもう会えないだろうし、一緒に撮影することもできない。一期一会。縁って本当に不思議でしかないけれど、その縁によって生かされている。縁に対する感謝の気持ち。こういった背景によって、新しい作品『Synchronicity』が産声を上げた。


次の目的地は、広島から島根へ


離れることは名残惜しいものの、6/18のお昼には広島駅からバスに乗って島根県へ旅立った。「山陽」と呼ばれる地域(山口・広島・岡山)から、今度は「山陰」と呼ばれる地域(島根・鳥取)へ。またそれぞれの県であったことは、日記としてまとめて綴っていきますね。



いつも最後まで読んでくださって本当にありがとうございます。。!
プリちゃん


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