英語が苦手な生徒さんから教わったこと
2/16の日記。今回は他にしている仕事の話を少しだけ。実はアーティスト以外にも企業案件で、英語の学習法や、モチベーションアップに向けたコーチングのお仕事も毎日行っている。完全リモートなので、Wifiが繋がる環境であればどこでも仕事はできる。就労時間はフレキシブルなので、空いた時間に本業のアーティストとして働いている。対象は大学生から、働き盛りの社会人まで。ただ、顔を合わせることが一切なく、全てチャット対応。そういった背景もあって、ほんとうに毎日コミュニケーション能力を含めた「人間力」を鍛えさせて頂いている。私自身は幼い頃から海外に興味が向いて、英語大好き人間だった。でも、担当させていただく生徒さんは、真逆の立場であることがほとんど。「どうしたら英語学習を継続できるようになるのかな。。?」「どうしたら英語が楽しいって思えるようになるのかな。。?」と、頭を悩ませること山の如し。また、生徒さんの性格や、つまづくポイントも十人十色。だから、大まかな学習ステップを伝える以上に、一人一人に合わせた"パーソナライズな対応力"も同時に求められるのだ。これがまたまた難しいのだけど、「先生のおかげで、以前より英語ができるようになりました!」という嬉しい感想を頂くこともあるので、仕事にはやり甲斐を感じている。
この日。大学1年生の生徒さんとのやり取りで、新たに気づかされることがあった。「文法の「受動態」と「過去分詞」の違いは何か?」という質問。私は悩む彼女に一通り説明はしたものの、「よくわかりません」という返事が。今までの生徒さんから、「よくわかりません」という直球な返事をもらったことがなかったので、正直なところ驚いてしまった。でもすぐに、「あぁ、私の説明の仕方や伝え方が悪かったんだな」と反省。"どの部分は理解していて、どの部分が理解できないのか。"を再度ヒアリングした後、文法用語を噛み砕いてみたり、画像をシェアしながらビジュアルで魅せたり、品詞のルールなどを補足説明していく。英文法は特に英語が嫌いになってしまう項目No.1だから、私の伝え方次第で益々英語嫌いになってしまう。それだけは避けたいこと。 "相手の理解度に合わせて伝え方も変えていく必要がある。" そういった大切な学びを、生徒さんから改めて気づかされた。この件を通して、「もしかしたら。これまでの生徒さんも私に言い難かっただけで、本当のところは十分理解を深めることができていなかった生徒さんも中にはいたのでは。。??」と振り返る良いきっかけにもなった。一人一人に寄り添うことは、本当に本当に難しい。でも、この仕事を含めて「人間力」を鍛えさせて頂いているなと思う。反省点は今後に生かしながら、少しでもより良く成長していきたいな。
プリちゃん
「今日も『どんな毎日も、宝物になる日記。』を、最後まで読んでくださってありがとうございます。何か響くものがありましたら、スキ、コメントとっても嬉しいです! 」
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