世界の発酵乳
乳は世界各地で飲まれており、それを発酵させた発酵乳も地域によってさまざまな種類が見られます。
今回はそんな発酵乳をまとめてみました。
ダヒ
ダヒはインドやネパール、パキスタンなどで親しまれるヨーグルトの一種。
現地では、そのまま食べたり、煮込み料理に使ったり、ラッシーにしたりして食べることが多いそう。
ケフィア
黒海とカスピ海にはさまれたコーカサス地方で作られている発酵乳で、日本の乳酸菌飲料に近いものだそう。
ケフィアはストレートで飲むと酸味が強いため、はちみつや果物と一緒に食べられることが多いそう。
発酵食品なだけあり、健康効果はお墨付きだが、手作りの場合、食中毒の原因にもなる菌が増殖することもあるため危険。
ヴィ―リ
フィンランドで有名なヴィ―リは、糸を引くような粘りが特徴。
ヴィ―リ菌と牛乳で作ることができ、amazonなどでヴィ―リ菌を購入することができる。
イメール
デンマークで作られているイメールは、固形分が多く、酸味が強いのが特徴。まろやかさと濃厚さを持ち、現地では朝食などに食べられているそう。
スキール
アイスランドで10世紀前から作られていたという長い歴史を持つスキール。
ギリシャヨーグルトのようにもったりしているのが特徴。
高たんぱくヨーグルトとして、日本でも親しまれている。
レべン
イスラエルで作られる発酵乳。
イスラエルなど中東地域は、古くから羊の乳を使った発酵乳が作られている。
ク―ミス
中央アジア地域のモンゴルで作られる、馬の乳を発酵させた発酵酒。
モンゴルではヨーグルトのように扱われ、ク―ミスだけで食事を済ませることもあるそう。
最後に
世界各国でそれぞれの地域に合った発酵乳が作られているようです。
私たちが普段口にするのは、牛の乳ですが、羊や馬では(脂肪分や、飼料の違いから)、日本の発酵乳とは異なった新たな味わいが楽しめそうです。
手作り用の菌も売られているので、お家で再現してみるのも楽しそうです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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