報道データからマーケットの動きやトレンドを把握し、より戦略的なPRを実現する|ランスタッド株式会社
ブランドプロミス「世界で最も公平で専門性を備えた人材サービス会社になる。」を掲げ、総合人材サービスとテクノロジーサービス、人事サービスを展開するランスタッド株式会社。2023年よりマーケティング&ブランドコミュニケーション本部でPR Analyzerをご活用いただいています。
今回は、同部門の安田 和代さんと水野 百合子さんに広報活動の様子やPR Analyzerの活用方法とその効果について伺いました。(本インタビュー記事の全文はこちら)
現在注力されている活動と、今後実現していきたいことについて教えてください。
グローバルに比べると、日本国内におけるランスタッドの知名度はまだまだ不足して感じています。広報・PR活動を通して日本国内におけるランスタッドの知名度を向上させていきたいです。
そのためには、もっとデータやシステムを有効活用する必要性を感じています。メディア掲載のトラッキングは重要な業務ですが、リソースが限られる中で人力に頼りすぎてしまうと情報発信の活動量が減少してしまう恐れがあります。システムによるオートメーション化をさらに進め、トラッキング業務の効率化を図っていきたいです。
また、自社や競合の報道データを収集・蓄積しモニタリングを強化することで、マーケットの動きやトレンドの把握がしやすくなります。把握した内容にもとづいた、より戦略的なPRを展開することで、ランスタッドの知名度向上の効果を高めていきたいと考えています。
PR Analyzerの導入効果を教えてください。
最も効果を感じているのが、広報・PRの活動状況を報告するレポートの作成期間が短縮されたことです。
PR Analyzer導入前は、パートナーのPR会社にトラッキングデータを取りまとめていただいており、前月分が翌月の1週目後半に納品され、そこからレポート作成に取り掛かっていました。PR Analyzerを導入後は、月が変わった当日にレポート作成に着手できるようになり、1週間近く作成期間が短縮できました。
また、メディア掲載のトラッキングのために、パートナーのPR会社にスケジュールや内容を事前に共有する作業も不要になりました。
もうひとつ大きな変化としては、競合比較に本格的に取り組めるようになったことです。導入以前は、無料ツールで競合他社に関する主要なニュースを把握する程度でした。PR Analyzerは自社と同じように競合他社のメディア露出も網羅的に取得できるので、掲載件数や広告換算費、シェアオブボイスの指標を用いて競合比較をおこなうことで差異を把握し、示唆を得られるようになりました。
効果を感じている中で、特にここが役に立っているという指標や機能はありますか?
レポート作成の際に非常に役立っているのが、期間を絞り込んでデータを抽出できる点です。月次や四半期、半期など 様々な期間でレポートをまとめる必要があるため、任意で期間を設定し、すぐにトラッキングデータを出力できる点が重宝しています。
今後データを蓄積していくことで、毎年開催しているイベントや、通年における広報・PRの効果の比較分析にも取り組んでいきたいです。
また、重点媒体機能も活用しています。予め対象のメディアを設定しておけば、ターゲットとしているメディアでの掲載状況を簡単に確認できるので便利だと感じています 。
本インタビュー記事の全文は、下記リンク先よりご覧いただけます。
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