開催レポート:複合的な学習を“ブレンド”、UMUとパーソルが考えるデジタル人材の新しい学びの可能性
ー本記事は、2022年9月12日(月)に行われたオンラインセミナー「複合的な学習を“ブレンド”、UMUとパーソルが考えるデジタル人材の新しい学びの可能性」の開催レポートです。ー
<セミナー内容>------------------------------------------------------------------
【1】デジタル人材育成のトレンド
パーソルプロセス&テクノロジー株式会社
ワークスイッチ事業部 デジタル人材開発部 部長
事業構想士(MPD)/プロティアンキャリア協会CDO
成瀬 岳人
【2】複合的な学習を“ブレンド”した新しい学びの可能性
ユームテクノロジー ジャパン株式会社
ビジネスオーナー
西尾 夏樹氏
【3】UMUを活用した実践型トレーニングのご紹介
【4】質疑応答
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デジタル人材は獲得競争が激化しており、
「社内でどう人材育成すればよいのかわからない」といった課題を抱える企業が増えています。
変化の激しい時代だからこそ、目的に合わせた最適な形で複数の学習方法を組み合わせることが重要です。
本セミナーでは、学びが「成果」に繋がる学習プラットフォーム「UMU(ユーム)」を提供しているユームテクノロジージャパン株式会社様をゲストにお迎えし、複合的な学習を“ブレンド”した新しい学びの可能性についてご講演いただきました。
DX推進を担当している方や、人事・育成担当の方は必見です!
▼セミナーグラレコ
※どんな内容かパッと知りたい方はこちらのグラレコで概要をご覧ください。
デジタル人材育成には「複合的な学び」と「実践的な学習が必要
「デジタル人材」とはデジタルの知識を持ち、周りを巻き込みながらDXを推進できる人材を指します。育成したデジタル人材が即戦力になるために効果的な方法は、実践しながら学ぶことです。我々が用意している研修では、実務上の課題を発見し、その課題を解決するために学ぶ「実践学習」に力を入れています。
すぐに実践するのではなく、3ステップに分けて進めるのが特徴です。
デジタル人材育成についてはさらに詳しくコラムにまとめていますので、ぜひご覧ください。
▼「デジちゅんと学ぶ!デジタル人材育成コラム」
弊社ではデジタル上で新しい学習体験の提供を行う「UMU」を組み合わせた実践研修もいくつか実施しています。そこで、ユームテクノロジー ジャパン株式会社の西尾さんにUMUの特徴やブレディッド・ラーニングについてお話しをお伺いしました。
複合的な学習を“ブレンド”した新しい学びの可能性
「UMU」は世界208の国と地域で展開する、パフォーマンス型双方向ラーニングプラットフォームです。さまざまな方法で学ぶことができ、参加者同士でコミュニティを創りコミュニケーションをとることができるのが大きな特徴です。
▼UMUについてはこちら
従業員育成って必要なのだろうか?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
グローバルで見ると、成長企業ではトレーニングのROIを常に追求しています。理由は、従業員のパフォーマンスを向上させることで会社の業績を向上させることが期待できるからです。つまり「学び」を推進することが競争優位の唯一のポイントになると考えているのです。
トレーニングには3つの制約があります。
どれかを取ろうとすると、どれかが落ちてしまう関係性があり、妥協点を探す傾向があります。そこで、テクノロジーの力で制約を全て解決します。
インプットに偏らず、アウトプットとフィードバックも繰り返し行うことでパフォーマンスを向上させます。
また、最近耳にする機会が増えた「ブレンディッド・ラーニング」も取り入れています。何と何を組み合わせるのでしょうか。
▼ブレンドの例
オフライン+オンライン
同期+非同期
フォーマル+インフォーマル
外部コンテンツ+内部コンテンツ
標準化+個別化
ジェネラリスト+スペシャリスト
現状はオンライン・オフラインの融合が65%を占め、他にも標準化・個別化などさまざまな組み合わせが用意されています。
このような組み合わせから、時間や場所、自分の学習スタイルに合わせた学び方を見つけていくことができます。
企業で行っている研修をインプット型からUMUのようなパフォーマンス型に変更すること、外部研修でパフォーマンス型を取り入れることを検討してみてはいかがでしょうか。
UMUを活用した実践型トレーニング事例のご紹介
事例①新人研修における実践型デジタル教育
パーソルプロセス&テクノロジー社でのフルリモート新人研修での事例です。
来年以降の数値も比較して見ていくと新たな発見がありそうです。
事例②事務派遣スタッフ向け実践型RPA教育
グループ会社で毎月行っているRPA実践トレーニング研修での事例です。
講義の標準化・フォローの個別化に成功しました。
事例③リモートワーク・スキルアップトレーニング
コロナ禍以降、リモートワークを始めたけれどもコミュニケーションなどに課題を持つ企業様向けに行った研修の事例です。
コミュニティ機能を使って「学びの言語化」を共有することで、お互いの不安や疑問点の共有を行い、改善検討に繋げられました。
事例④アウトプット重視のDX基礎研修
企業様向けのDX研修をインプットだけでなく一歩踏み出せるようにワークショップ形式で実施した事例です。
欠席者もアウトプットができる、手厚いフォローが行える仕組みにしました。
UMUを用いた新サービス「業務改善実践トレーニング」
今回ご紹介したUMUを用いた「業務改善実践トレーニングの」提供を開始いたします。
業務改善の基本的な考え方から、一歩ずつアクションに移していく実践学習をサポートする内容となっております。学んで終わりにしない学習を始めませんか?
詳細はお気軽にお問合せください。
▼過去のセミナー動画はこちらからご覧いただけます!
文・グラレコ/さーや
Twitter:https://twitter.com/sayaaan1582
※記載されている情報は公開日時点での情報です。