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規格外、生育不良…野菜や果物のフードロスをなくすために フードロス注目記事〈2024年7月13日~7月26日〉

「食」に関するPRを多く手掛ける株式会社ppcでは、一昨年より『フードロス削減プロジェクト』をスタート。
フードロスに関するニュースや、フードロス削減に取り組む学生団体等へのインタビューを発信し、ご覧いただく方にフードロスをより“自分事”として捉えてもらうべく、日々活動を行っています。

52回目となるフードロスまとめ。
連日うだるような暑さが続いていますが、そんな夏に積極的に取り入れたいのが夏野菜や夏が旬の果物。
夏野菜は「水分やカリウム」、夏場が旬のスイカ、オレンジ、キウイなどの果物は「水分、ビタミン、ミネラル」を多く含んでいるので、これらを食べることで「水分を補いつつ体を冷やしてくれる」とのこと。
そんな夏にぴったりな野菜や果物ですが、規格外や生育不良を理由に廃棄されることも少なくありません
そこで今回は野菜や果物のフードロスを防ぐための試みを2つご紹介します。

■HAC、規格外果物のジュース機内販売 食品ロス削減支援、9月末まで
Yahooニュース 7月12日

札幌市丘珠空港を拠点とする日本航空のグループ、北海道エアシステムでは9月30日までの期間限定で規格外果物を使用したジュースを機内で販売。
道内の果樹園で出た規格外の果物を使用しているこのジュース、販売を始めたのは2022年からで今年で3回目だそうです。

■生育不良のトマトをシャーベットに!「ジェラート工房 ソンニャーレ」
上越妙高タウン情報 7月20日

こちらは上越産で育てられたトマトが生育不良で出荷できなくなり捨てられるはずでしたが…そのトマトを使用して夏にぴったりなジェラートを作っているというもの。
オーナーの娘さんが通っている高校でフードロスについて学び、生育不良のトマトをお店で使えないかと考えたことから始まったそうです。

2つ目の記事の最後には、オーナーの娘さんが通う高校の非常勤講師(飲食店経営)の方のコメントがあります。
”多くの農家が形が悪くて出荷できないものは捨ててしまっているのが現状”とのことで、やはりフードロスが日常的に起きていることがわかります。
最近では形や多少悪い物でもその分格安で売られるようになっていますが、こうやって別の商品として販売することでフードロスを防ぎつつ、消費者の目にも止まりやすくなり、且つ手に取りやすくもなります。
自分たちがフードロスを出さないようにすることはもちろん、フードロス削減のための商品を手に取ることでも貢献できるのではないでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
弊社noteでは今回の記事だけでなく、フードロスに関するさまざまな記事を発信しています。
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