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身近な絵本でフードロスを伝える フードロス注目記事〈2025年1月25日~2月7日〉

「食」に関するPRを多く手掛ける株式会社ppcでは、『フードロス削減プロジェクト』を行っています。
フードロスに関するニュースや、フードロス削減に取り組む学生団体等へのインタビューを発信し、ご覧いただく方にフードロスをより“自分事”として捉えてもらうべく、日々活動を行っています。

65回目となるフードロスまとめ。
ここ数年、小学生が授業でフードロスを学んだり、中学生、高校生、大学生が地元の生産者や企業とタッグを組んでフードロス削減の提案や商品開発をしているニュースが増えています。
そして最近では、更に小さい子どもたちに「絵本」でフードロスを知ってもらおうとする取り組みがあるようです。
今日は「絵本」×フードロスの記事を2つご紹介します。

■身近な果物で、フードロス問題を自分ごとに。絵本『バナナのらんとごん』からつながる産地と食卓と未来
1月27日 KOKOCARA

赤ちゃんの離乳食や小さいお子さんのおやつとしてもよく食べられるバナナですが、バナナは殆どが外国産で規格外で捨てられてしまうことが多いということは、なかなか知られずにいます。
『バナナのらんとごん』は、フィリピンで化学合成農薬や化学肥料を使用せずに育てられたバランゴンバナナが日本に届くまでと、フードロスの問題を子どもたちに知ってもらうために生まれた絵本です。
いつも食べているバナナがどうやってフィリピンから日本にやってくるのか?どうして捨てられてしまうバナナがあるのか?子どもたちが絵本を通して知ることができます。

■「食べれば、おいしい!」絵本で伝えるフードロス削減 シリーズ「こどものミライ」
2月4日 FBS福岡放送

こちらは、『パンどろぼうとなぞのフランスパン』『ぼくのぱん わたしのぱん』『給食番長』と言ったパンや給食などの”食”をテーマにした絵本の読み聞かせイベントを通じて、子どもたちにフードロスを知ってもらおうという取り組みです。
読み聞かせと共に実際にロスパンを食べてみる時間もあるそうです。
このロスパンは冷凍販売されているもので賞味期限は1年。
それでも期限が迫ると販売されることなく廃棄されてしまいます。

小さい子どもたちにフードロスやフードロス削減を言葉で説明するのは難しいと思います。
しかしそれを教えてくれるのがいつも読んでもらっている絵本であったり、題材がいつも食べているバナナやパンであったり、身近なものだと”いつも”の延長で子どもたちにも伝わるのではないでしょうか?
2つ目の記事では絵本の読み聞かせの後ロスパンを食べてみた子どもだちの感想も載っていますが「もったいないと思う」「好き嫌いをなくそうと思った」など伝わるものがあった様子がわかります。
大人も子どもも「もったいない」と思うのは同じです。
難しく考えず少しずつフードロス対策をしていこうと改めて思える記事でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
弊社noteでは今回の記事だけでなく、フードロスに関するさまざまな記事を発信しています。
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