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岐阜の冬に食べたい、至福の鰻屋 4選

おはようございます!
クマ犬です。

今回は久しぶりの食に関する記事になります。
トップのプリン紀行は好評で観てくださる方がスキをして下さりとても感謝しています。
今回のうなぎと卵は相性が抜群なので、是非ともご覧ください!

さて今年は乙巳ですね。
巳年、しなやかな蛇のように柔軟に進む一年になるようにしていきましょう。
うなぎの泳ぎが螺旋を描きながら前進するように、力強い生命力をいただける鰻の味を楽しみましょう!


はじめに

鰻屋さんもお店によって個性が出てきます。

焼き方について、それぞれの地域の特徴をまとめ行きます。
関東の焼き方:蒸してから焼く
裂き方:

鰻を「背開き」にします。
→ 武士文化の影響で「腹を割る」ことを忌避したため、背中から開くのが一般的とされています。
蒸しの工程:

捌いた鰻を一度蒸します。
→ 蒸すことで余分な脂を落とし、柔らかく仕上げます。
焼き方:

蒸した鰻をタレをつけながら何度も焼く「蒲焼き」にします。
→ 蒸す工程があるため、全体的にふんわりとした口当たりになります。
味の特徴:

柔らかさとタレの香ばしさが調和した上品な味わいです。
関西の焼き方:蒸さずにそのまま焼く
裂き方:

鰻を「腹開き」にします。
→ 商人文化の影響で「腹を割る=腹を割って話す」という意味が好まれたためとされています。
蒸しの工程なし:

鰻を蒸さずに、捌いた状態のまま直接焼きます。
→ 蒸さないことで、脂の旨味をそのまま残します。
焼き方:

直火でじっくりと焼き、タレをつけながら香ばしく仕上げます。
→ 鰻の皮がパリッとし、中はジューシーな食感が特徴です。
味の特徴:

外は香ばしく、中は旨味が詰まった力強い味わいになります。

今回は岐阜のお店に絞って、写真も撮った4選とさせていただきます。
どのお店も美味しいので、是非この記事を読まれた方は行ってみると良いと思います。

おわりには、番外篇としてここは行きたいお店!も書いて行きますので最後までお楽しみに。

それでは、美味しいうなぎの世界へご案内致します。

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うなぎの辻屋

〒501-3886 岐阜県関市本町5丁目14

アクセス
岐阜バス「本町5丁目」から徒歩1分
長良川鉄道「関駅」から徒歩6分
東海北陸自動車道「関IC」から車で11分
東海環状自動車道「富加関IC」から車で17分

オレンジの案内書
うなぎ四切れ、鯉の刺身・肝吸い・漬物・メロン付き
うなぎ丼
デザートのメロン

まずはじめは老舗、鰻の人気店です。繁盛していると駐車場で待ってたりします。
駐車場は空いたらスッと入るのがコツです。並んでたりするときはゆずりあいも大切です。

お店の前からうなぎ焼いた香りが煙と一緒に漂ってきて、食欲をそそらせます。
入口には大人しいオオウナギが水中の深いところに静かに泳いでいます。

一階は風情ある内装で、二階は御座敷で椅子に着座していただきます。
この関市は刃物の産地として有名ですが、うなぎの名店も軒を連ねています。
現在の店の場所と建物は、幕末の慶応年間(1860年頃)の
創業時のままで、当時の佇まいを今に伝えております。
歴史も感じることができるお店となっています。

うなぎはちょうど程よい味付けで、うなぎの香ばしさがあってとても美味しいです。外はパリッと中はふわふわになっています。
鯉刺しも臭みがなくて美味しかったです。

本格炭焼 うな吉

〒500-8226 岐阜県岐阜市野一色3丁目16−18

東海北陸自動車道「岐阜各務原IC」から車で12分
岐阜駅の岐阜バス15番乗り場で「長森中学校前」で下車して徒歩2~3分
高山本線JR「長森駅」から徒歩20分

うな重[極]特大!ボリューム感満点
うなぎの肝焼き、なかなか大人な味、食べ過ぎ注意
鰻巻き、とても美味しい
極ひつまぶし、肝焼き乗せ
ミニうな茶漬け

岐阜で唯一のうなぎモーニングとして紹介された岐阜ならではのユニークなお店です。
朝はモーニング、昼はランチ、夜は居酒屋でメニューが変わります。夕方までカフェがやってます。スイーツも充実しています。

朝から鰻をお手頃な値段で食べることが出来ます。
夜は居酒屋になって、うなぎ、穴子そして居酒屋のメニューで焼き鳥やお酒のメニューも豊富で、時間帯によって楽しむことが出来るお店です。

私は昼過ぎと夜に行きました。
うなぎについては叔父さんも絶賛するくらい美味しいです。
ここでのオススメはうな重か極ひつまぶしです。

うな重は脂がとても乗っていて、ボリューム感満点になっています。
普通のうなぎよりも大きなうなぎを使用しているらしく食べ応えがあります。
叔父さんが「ここでうな重の特上大を食べるとうなぎを食べたぞ!!と言える」っていってました。
大うなぎ2匹は凄かったです。ご飯の特上できるのですが、相当お腹を減らしていかないと完食は大変だと思います。

ひつまぶしは細かく切ってあって、食べやすくそのまま食べても美味しいし、出汁をかけていただくのも美味しいです。

オススメのメニューもいいますね。うなぎ串、白焼き、鰻巻き、肝焼き、焼き鳥、わらび餅(セットでついてきます)

日本酒とうなぎはとても合います。
写真たちは何回も行っているので、様々なメニューの写真になっています。

いなりや

〒503-0312 岐阜県海津市平田町三郷1835

名神高速道路「大垣、岐阜羽島IC」から車で15分
名神高速道路「安八スマートIC」から車で10分
新幹線「岐阜羽島駅」、名鉄新羽島駅からバスで20分
養老鉄道「石津駅」よりバスで 22分

うなぎ源平ひつまぶし
川うなりプリンみりん、ちょこんとうなぎのタレを垂らすのが良いです
ブーランジェリー・アン・パンとコラボ商品、カスタードクリームが中に入っている美味しいです

千代保稲荷神社の参道にあります。
門前町の趣を持つ参道は東口から南口まで約700メートル。
両側に川魚料理、串カツ、草餅などの店があり約120軒が並び年間200万人以上の参拝者が訪れます。

周りがお店に囲まれているので、色々な食べ物スポットがあります。
そのなかにいなりやはあります。

うなぎ料理の老舗。名古屋の老舗名店で修業した4代目が作るひつまぶしはとても美味しいです。

ここで頼んだのはうなぎ源平ひつまぶしです。
蒲焼きのひつまぶしと白焼きのひつまぶしの両方が味わえるコンパクトサイズのひつまぶしで初めて来た方にはオススメです。

もう一つのオススメが川うなりプリンです。
地元海津産の新鮮卵を厳選し、卵黄のみを使用した「イエロー」と
卵白のみを使用した「ホワイト」は、どちらもなめらかで濃厚な味わいです。
2022年に「かいづの逸品」にも認定されました。

今回はみりんを頼みました。
みりんは鰻屋にとっては大事な調味料ですね。

プリン大好きな私にっては至福の時です。
卵のコクとみりん、うなぎのタレが絶妙なハーモニーを奏でる最高の一品でした。
今度はプレーンやプリン液にうなぎのタレで蒸したものも試してみたいです。

コラボしているパン屋さんの情報。
千代保稲荷神社南口に周辺です。
ブーランジェリー・アン・パン
〒503-0312 岐阜県海津市平田町三郷894−1

川貞商店 東店

JR東海・樽見鉄道・養老鉄道 大垣駅より車で8分
名神高速道路「大垣IC」から車で18分
名神高速道路「安八スマートIC」から車で12分

うなぎ、肝のお吸い物、フルーツ、漬物付。普通に、薬味をのせて、お茶漬け

大垣が誇るうなぎの名店
大正2年から続く老舗、川貞。脈々と受け継がれ、この地に愛される味です。

定番メニューはうなぎ丼の竹、ひつまぶしの竹(写真)ですが、勇気のある方は大丼を頼んでみることをオススメします。
器からはみ出るくらい大きいサイズのうなぎで圧倒されます。

叔父さんは喜んで大丼をガッツリ食べていました。

ひつまぶしですが、うなぎはとても美味しかったです。茶漬けにする出汁はここは味が少し薄めですので、タレを入れたりして味を調整すると良いかと思います。

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おわりに

2025年がスタートして、気になっているうなぎのお店で、岐阜市六条にある有名店の川勢、岐阜市東栄町にある座敷わらしが出る鰻屋の華紋、名古屋の熱田区にある蓬莱軒、静岡浜松市の濱松地焼 鰻 まさ、あおいや。

岐阜県から飛び越えて、美味しい鰻屋巡りをしてみたいです。

いかがでしょうか。鰻屋さんの個性がそれぞれあって、気になったお店にアクセスしてみてください。いなりやはお千代保稲荷さんの参道にありますので、初詣で訪れるのもありです。

皆さんの美味しいを掴んで、より良い年にしていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます!この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。フォローやスキをいただけると励みになりますし、次回の記事制作の大きな力になります。引き続きよろしくお願いいたします!

それではまた!
クマ犬ぽたでした。

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