ト書きとセリフを連動させる #太陽と鉄と毛抜 #稽古note
6月15日(木)の稽古では、劇の冒頭から稽古をしていきました。ト書きとセリフを連動させて、効果的な演技・演出ができているかに注目しながら稽古をしました。
劇の冒頭から稽古を始めることで、演者も演出家も、物語の流れを自然につかめるようになるんじゃないかな。物語の流れを自然につかむことができるようになれば、そのシーンが要求している感情と動きを理解しやすくなるはず。そうすれば、結果として、ト書きとセリフは連動するようになるに違いない。
演出家はほとんど見映えを気にしている。そのあまり、演者の生理に合いづらい動作をすることを要求してしまうことがあるかもしれません。演者が違和感を抱えたままでは、その動作は「ただの動作」のままで、「演技」にはなり得ません。
演者が「演技」をしやすいように、演出家と演者が相互に、率直なフィードバックをしあうのが効果的だと思う。今回の稽古場では、演者からの率直なフィードバックが多くて、稽古が進みやすい。相手から率直なフィードバックがパスされるので、僕も率直なフィードバックを返しやすい。稽古のたびに、演者への感謝の気持ちがあふれていく。
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