シェア
ぽっぷこーんじぇる
2023年12月31日 19:55
画像:生野源太郎『草にをどる』所収。「南独kairswertにて」とキャプションがある。ドイツ、デュッセルドルフの都市カイザースヴェルト(Kaiserswerth)か。国会図書館でタイトル「歌集」、目次「年の暮」で検索すると12冊の本がヒットする。『藤田東湖全集』が3冊(1冊は新版)、安達鏡子『二春と一と夏 遠き子らへと』が2冊あるから正確には9人10冊だ。筆者はこの10人を誰も知らない。
2023年12月3日 22:25
尾山篤二郎について尾山篤二郎(1889-1963)は石川県金沢市生まれ。15歳のとき、膝関節結核により右足を大腿部から切断。生涯を文筆一本で生計を立てる。歌壇最初の総合誌である「短歌雑誌」の編集に就く。歌集のほかに歌論、古典和歌評釈を書いた。『現代短歌大事典』では「家庭的にも経済的にも、幸せであったとはいえないが、狷介孤高、奔放不羈、近代短歌史上に特異な光芒を放」つと評価されている(滝沢博夫)