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人の根っこって変わらないんだな

ぽぬです。

昨日は投稿をお休みしました。

私の気質の良いところといえばよいか、
悪いところというべきか。
『熱しやすく冷めやすい』傾向。(笑)

スタートダッシュを頑張りすぎる癖が
あるので、いつも自分に言い聞かせている

『細く、長く』

をより意識してnoteを長く楽しめるよう
もう少しのんびりいこうと思います。


さて、今日は中学生時代のお話を
しようと思います。
(小学生時代の前編・後編を見ていただいて
からの方がお話の繋がりがわかると思います)

今回は、ボスのその後。
(中学生時代も前編・後編と書きます)

結論から言いますと、
ボスは中学でもいじめを続けました。

実は、私はボスと高校も一緒だったのですが
高校でもいじめを続けていたそうです。
(ほぼ関わらなくなったので風の噂で聞いた
レベルですが…)

小学校卒業後、一部の女子は私立に進学し
残った私とボスともう1人の女子(Aとします)は
地元の中学に進学しました。

最初は、もちろんこの3人で通学する
ことになります。(誘われたんですよね)

クラスは同じだったか記憶がありませんが
ボスの振る舞いは良い子そのもの。
誰もいじめっ子大将だとは思わないでしょう。

それを見て、モヤっとする。
『あの子は私をいじめた悪いヤツ』
…と言いふらしたい気持ちをグッと抑えて。

他人の悪口は言わない、そしてそんなことを
言いふらす自分を想像すると嫌気がさしたので
言いふらすことはしませんでした。

それよりも私は、小学校高学年から塾に
通い始め、そこでできた友達や、
新たにできた友達と一緒に、
登下校もできるよう一刻も早く仲を深めたい
一心でした。
(解放されたい気持ちと、
本当の友達を作りたい気持ちからです)

しかし、
なぜこのように態度を変えるのでしょう。
私たちは、ボスから見たら『言いなりになって
くれる絶対的な子分』という認識になって
いるからでしょうか?
態度を変える=良くないこと
と分かっているはずですよね。
私は、本当にボスのこれが理解できない…

中学生になると、部活に入りますよね。
もちろん、ボス達との通学時でも
話題に上がるのです。

が。
またこれが厄介でした。
(私が巻き込まれた最後の厄介ごとです)

ボス『皆何部に入る?私は◯◯部かな
   Aとぽぬは?』

A『私も◯◯かな』

ぽぬ『私は△△か××かな』
(絶対に違う部活に入りたい)

ボス『ふーん…』

おや…?
久々のこの感じ。

どうやら同じ部活に入って身を固めたい
ようでしようでした。(笑)

ですが、
私は小学生時代から幾分も強くなりました。

中学では言いなりになるもんか。
入りたい部活に入ってやるんだ。
いじめられたって構うものか。
その時は周りに言いふらしてやる。

怖いものはないのです。
やりたいようにやると決めていました。

このやりとりは部活が決まるまで、
何度もされました。ある日、

ボス『〇〇部に入らないなら
       もう一緒に帰らないからね』

きた。本性を出してきた。
やっぱり改心なんてしていない。
何が心の友だ。
謎の執着心。なぜ解放してくれないのか。

ぽぬ『部活が終わる時間も違うだろうし
   しょうがないよね。』

ボス『ほんとに良いの?』

ぽぬ『いいよ。』

ボス『えー?考え直しなよ、
   これが最後のチャンスだよ』

こう言われ、
あと3回ほど別の日に同じやり取りを
繰り返しました。

もう何がしたいのか本当にわかりません
でした。(笑)

私の意見は変わるわけもなく。
無事に違う部活に入り、ボスの呪縛から
一つ離れることができました。

ちなみにAは、怖くて離れられなかったのか
本当にその部活が良かったのか、
ボスと同じ部活に入ることになりました。

が、
結局ボスとの縁が完全に切れることはなく。
ボスからは、テスト期間など一緒に帰ろうと
誘われたり。
なんなら2人で交換ノートをしたりしました。
たまーに煽られることもありましたが
怯むことなく対処したりしました。

その後、ボスとはクラスも部活も離れ、
また、私に『最高で最強の友達』ができたため
学年が上がっていくのと同時に
徐々に関わることが減っていき、
交換ノートなども自然消滅しました。
(仲良し風に話しかけられることはありました)


年は流れ、中学卒業直後。
3年ぶりに、あのAに『2人で遊ぼう』
と誘われました。

Aとも関わることが少なくなっていたため
驚きましたが、良いよと言いました。

私はそこで、衝撃かつ、やっぱりな。という
事実を知ることになります。

Aは、
中学でもずっとボスにいじめられていました。

もう詳しい内容は思い出せませんが、
階段の裏など、人目の付かないところに
呼び出されいじめをうけ続けた。
同じ部活のもう1人の友達も一緒に
いじめられることがあった。

怖くて周りにヘルプできなかった。

聞いた限りでは、
小学生の頃よりも少しエスカレートしている
ように感じました。

Aは、高校は離れるから
もう色んな友達にいじめられたことを、
言いふらす。と言っていました。
私は止めませんでした。
むしろ、少し申し訳なささえ感じました。

そして最後に、
『小学校の時はごめん』と。
「お互い様ね」と、私は返しました。

これ以来、
Aとも遊ぶことはありませんでした。


ボスの話はこれで終わりにしますが
最後に私なりの『ボス』についての考察を
書こうと思います。

ボスは『ほんとに可哀想なやつ』だった。

小学生時代、ボスの両親は共働きでした。
(共働きだから絶対こうなると
言いたい訳じゃないです)

だから、面と向かって、自分の満足のいくまで
相手をしてもらったことがなかった。
いつも孤独だった。寂しかった。
だからこそ絶対的な存在を作りたかった。

友達が欲しかったけど、作り方を間違えた。
恐怖で支配してしまったから。

周りが羨ましくみえ、妬みからいじめた。

そして人が離れていくことが怖かった。
だから執着した。

こんなところでしょうか。
心理学など学んでいれば、また違う人間考察が
できたかもしれませんが…。

しかしながら、一言でまとめると
『寂しいから構ってほしくていじめた』
これが、許されてはいけません。
(ボスの全てを知るわけではないので、
一概には言えないとは思いますが。)

人が嫌だと思うことはしてはいけません。
どこかで自分を顧みて、考え方を変え、
人付き合いの仕方も変えていく必要が
あったと思います。
人のためにも、自分のためにも。

ですが、高校でもいじめが続いていたと聞き
『この人は生涯このままなんじゃないか』
と、漠然と思いました。

そして結局のところ、
『人の根っこって変わらないんだな』

そう思ったのです。

私自身、現在、自分との向き合い方を考え、
変えていき、良い対処法を見つけ、
自分の生きやすい世界を作ろうと努めて
いますが、
根っこの部分は変わってはいないのです。
というか、自覚できても変えられないのです。

自分の根っこを理解し、どう扱っていくか。
どう対処していくか。

いろんな面で、
それができる人と、できない人とでは
何か大きな差があるような気がするのです。

社会人になった今では、
ボスがどう過ごしているのか。
どこかでまだ、いじめを続けているのか。
どこかで改心し、幸せな生き方を見つけたか。

関わることもなくなったので、
知るよしもありませんが。

被害者が増えていないこと、
そしてボス自身にも本当の居場所ができ、
落ち着いていることを願うばかりです。

本日も最後まで読んでいただきた、
ありがとうございました☻

また次の記事でもお会いできますと幸いです🌷

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