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小説を感じる

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読みたい本がたくさんあるのに読めない。遅読ストレスで死にそう。
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カップ焼きそばの食べ方

カップ焼きそばの食べ方

私はハラが減らない。小食というわけではない。ラーメン屋に行けば、ラーメン大盛にチャーシューをトッピングし餃子をつけて野菜炒めも食べる、気が向いたらミニソースかつ丼を備え付ける。
30歳。175㎝。65㎏。やや細身体系(腹は出てる)である人間にしてはよく食べる方だと思う。

だけど、あまりハラが減らない。仕事の日は昼食をとらない。朝は軽くパンをむしって夜はガッツリ食べるのがこのところのお腹スケジュー

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一億円当たったらビビるくらい不幸になりそうだから、宝くじ確認するのチキった

一億円当たったらビビるくらい不幸になりそうだから、宝くじ確認するのチキった

一億円当たったらどうしよう……

生まれてはじめて宝くじを買った。ハロウィンジャンボ。3000円分。10枚バラ。買ったときはワクワクが止まらなくてルンルンで結果発表を待っていた。

だけど、いざ一億円が当たったことを考えたら地獄しか待っていないのではないかと思う。

私は尋常じゃなく物欲がなく、高級車にもブランド物にもまったく興味がない。最近買った高価なモノといわれれば3200円の極厚本くらいなも

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『永遠の0』の宮部久蔵が上司だったら私は一生社畜で構わない

『永遠の0』の宮部久蔵が上司だったら私は一生社畜で構わない

ブックオフで買った『永遠の0』を読んだら感動しすぎた。500円で買ってから3年間眠らせていたがここにきてようやく完読することができた。もう普段生きてて感動することなんてないからね。小説で摂取して枯れたこころを潤わせていかねば。

ほとんどの方がタイトルだけなら聞いたことがあると思う。戦争ど真ん中の話です。

日本のために死を覚悟した今では考えられない思想をもった戦士たちがいるなか、「わたしは生きて

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『君のクイズ』を読んだら天才の頭の中が解明された

『君のクイズ』を読んだら天才の頭の中が解明された

クイズ番組「Q-1グランプリ」決勝。早押し問題。そこで本庄絆が一文字も問題がよまれる前に正解を導きだしたところから物語がはじまる『君のクイズ』という小説が面白かった。

「Q-1グランプリ」とは、いわゆる高校生クイズのような問題のレベルが高すぎて視聴者はどう楽しめばいいのか分からないクイズ大会である。

本庄絆は優勝を決めて「クイズ王」の称号を手に入れる。

対戦相手であり「敗北者」というやられた

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