ことり

本を読んで妄想してハァハァして文章書いてます。日記も書きます。愚痴も吐きます。足が臭い…

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本を読んで妄想してハァハァして文章書いてます。日記も書きます。愚痴も吐きます。足が臭いです。泣。

最近の記事

ジャストの靴に出会うまで20年かかる

私には3か月の赤ん坊がいる。 ここのところ、寒くなってきたので靴下をはかしている。おもちゃみたいな靴下。赤ん坊はバタバタ暴れるので靴下がすぐにとれる。これってサイズ合ってる?7~9センチの靴下。小さい?大きい?いいの?あってるの? 赤ちゃんは泣く泣く泣く笑う泣くあーあー泣く泣くでしか感情を表現できないので、靴下のサイズが合っているのかわからない。メジャーで計ったら8センチだった。たぶんいいのではないかと思っているが、私の足を測ると22センチ。靴のサイズは26センチだからこの

    • カップ焼きそばの食べ方

      私はハラが減らない。小食というわけではない。ラーメン屋に行けば、ラーメン大盛にチャーシューをトッピングし餃子をつけて野菜炒めも食べる、気が向いたらミニソースかつ丼を備え付ける。 30歳。175㎝。65㎏。やや細身体系(腹は出てる)である人間にしてはよく食べる方だと思う。 だけど、あまりハラが減らない。仕事の日は昼食をとらない。朝は軽くパンをむしって夜はガッツリ食べるのがこのところのお腹スケジュールである。 休みの日はとくにハラが減らない。朝起きてコーヒーを一杯飲んだらあと

      • 一億円当たったらビビるくらい不幸になりそうだから、宝くじ確認するのチキった

        一億円当たったらどうしよう…… 生まれてはじめて宝くじを買った。ハロウィンジャンボ。3000円分。10枚バラ。買ったときはワクワクが止まらなくてルンルンで結果発表を待っていた。 だけど、いざ一億円が当たったことを考えたら地獄しか待っていないのではないかと思う。 私は尋常じゃなく物欲がなく、高級車にもブランド物にもまったく興味がない。最近買った高価なモノといわれれば3200円の極厚本くらいなものだ。全然読んでねーけど。 もし一億円が当たっても欲しいものが浮かんでこない。

        • 超気まぐれな日記①

          中華料理屋にテレビ線の工事をしに行った。そこは車がよく通り連休になると渋滞になるようなメイン通り沿いにある店だった。店構えをみても最近できたわけではなく昔からある老舗のような雰囲気が漂っていた。この店の前を今まで何百何千と通っているのにはじめて存在に気づいた。おそらく工事にいくことがなければ一生気づくことはなかったかもしれない。 きっとこの店のように、自分の視界には飽きるほど入ってきているのに意識の中には侵入できていないものがたくさんあるような気がする。子どもの頃に読んでい

        ジャストの靴に出会うまで20年かかる

        マガジン

        • エッセイでエモる
          5本
        • だらしない日常を語る
          2本
        • 小説を感じる
          4本
        • とりあえず愚痴る
          3本
        • ビジネス書を取り込む
          7本
        • 漫画を楽しむ
          0本

        記事

          私は続かない

          リビングの端っこに小さい本棚が置かれている。この家で唯一許された私の特設スペースだ。そこには数ページしか書かれていないメモ帳が数十冊眠っている。余白の部分の重ねていけば週刊少年ジャンプの厚さはあると思う。 ちょっと良さげな情報が入ると私はすぐにノートを買う。だけど、数ページで飽きる。ということを続けている。 「みんなB5にこだわってるけど、A4のほうがたくさん書けるよ!」 なんてことを聞いた日には、武者震いが止まらず100均を想像するだけでヨダレが流れ出てくる。一冊だけ

          私は続かない

          「哲学」ってくだらないと思ってたけど、おもしろすぎて危うく人生損するとこだった

          この度、お詫びを申し上げなければいけません。私は今まで「哲学」を完全にバカにしていました。「幸せとは?」とか「働くとは?」とか「人生とは?」とか、なんて考えたところで答えなんて出ないし、考えたところで「まっ、人それぞれだよね!」って結末になるので。 そうはいっても食わず嫌いはダメだよねって思って、たまたま読んだ哲学の本『史上最強の哲学入門』がおもしろ過ぎました。もう、ヤバい。そんなこと考えてどうするの?ってことを魂を捧げて追及する姿に心が燃え散らかった。 ごめんなさい。本

          「哲学」ってくだらないと思ってたけど、おもしろすぎて危うく人生損するとこだった

          朝、コンビニのトイレを掃除するのやめませんか?

          分かっていますよ。色んな事情があるんですよね。昼は接客で忙しくて、夜は品出しでバタバタして。もしかしたら夜勤明けの人が日直との被り時間でトイレ掃除して帰ってるかもしれないしね。いつも使わせていただきありがとうございます。 文句いえる立場ではないのはわかってますよ。きっと私がコンビニの店員だったら「うるせー、黙って100円コーヒーと肉まん買って仕事にしろ!」って思うかもしれないし。 でも、伝えたいんです。理解してもらえないかもしれないですけど、どうしても心の声を吐き出したく

          朝、コンビニのトイレを掃除するのやめませんか?

          免許の更新で視力検査が不安すぎて震えた

          5年ぶりに免許の更新にいった。 日曜日ということもあって、新作のiPhoneが発売されたのか思うくらいの人だかりで行列ができていた。 人だかりができていると緊張してしまうたちなのだが、今回はそれ以上に緊張していることがある。 視力検査だ。 今年の夏に健康診断を受けたとき、視力が低下していることがわかった。わたしはドぎつい近視のため極厚なメガネをかけている。近年は視力が悪くなったという感じはなかったが健康診断で片眼0.5だと判定された。 私は中型自動車免許を取得してい

          免許の更新で視力検査が不安すぎて震えた

          今さらだけど、「読解力」を高めていきます

          恥ずかしながら「読解力」という言葉を30歳にしてはじめて聞きました。なんか響きがいいですよね。知的な感じで。 主語も述語も修飾語も接続詞も。そんなもん意識したこともありませんでした。今でもわかっているようでわかっていません。国語のテストなんてセンスでしょ、って勉強もしたことないのに知ったようなくちで吠えていました。 きっかけは俳優である山本裕典でした。 山本裕典がホストに挑戦するっていう企画がアベマでやっていた。なかなか売上が上がらない山本。それを見かねたメンターである

          今さらだけど、「読解力」を高めていきます

          『永遠の0』の宮部久蔵が上司だったら私は一生社畜で構わない

          ブックオフで買った『永遠の0』を読んだら感動しすぎた。500円で買ってから3年間眠らせていたがここにきてようやく完読することができた。もう普段生きてて感動することなんてないからね。小説で摂取して枯れたこころを潤わせていかねば。 ほとんどの方がタイトルだけなら聞いたことがあると思う。戦争ど真ん中の話です。 日本のために死を覚悟した今では考えられない思想をもった戦士たちがいるなか、「わたしは生きて帰りたい」と周りから臆病者といわれても決して信念を曲げることなく最後まで戦った一

          『永遠の0』の宮部久蔵が上司だったら私は一生社畜で構わない

          男たちよ、立ち上がれ

          結婚なんかしたくねー。独身だ。独身こそ最強。人生を縦横無人にかけまわり「自由」という究極の称号を手に入れるためには「独り身」でいるしかない。 『妻のトリセツ』を読んで独身の自分だったらそう思うだろうと感じた。 ぜひとも独身男性には絶対に読まないでもらいたい一冊である。 本書を読んでしまったら圧倒的社会問題である少子化にさらに拍車をかけることになるかもしれない。そんなことになれば若者の負担は莫大なものとなり、愛する我が子が20年後大人になったとき絶望する世の中になってしまう

          男たちよ、立ち上がれ

          『君のクイズ』を読んだら天才の頭の中が解明された

          クイズ番組「Q-1グランプリ」決勝。早押し問題。そこで本庄絆が一文字も問題がよまれる前に正解を導きだしたところから物語がはじまる『君のクイズ』という小説が面白かった。 「Q-1グランプリ」とは、いわゆる高校生クイズのような問題のレベルが高すぎて視聴者はどう楽しめばいいのか分からないクイズ大会である。 本庄絆は優勝を決めて「クイズ王」の称号を手に入れる。 対戦相手であり「敗北者」というやられた側の立場として一生の十字架を背負ってしまった主人公・三島玲央。まさにバース、掛布

          『君のクイズ』を読んだら天才の頭の中が解明された

          ハリー・ポッターと女子たちの雑音

          本なんて嫌いだし活字を読むとゲロ吐くから読みたくねー、って子供のころはおもっていた。 子どもの頃に読書した記憶がほとんどない。私が通っていた学校では毎日15分の読書の時間があった。あったはずなのに何を読んだかまったく覚えていない。私にとっては空白の15分だ。 だけど、そんな中でも唯一読んだことが記憶にある本が「ハリーポッター」である。読書嫌いなはずであったのになぜかハリーポッターだけは全部読んだ。 中学3年生のときに最終巻である「死の秘宝」が発売された。兄が全巻を集めて

          ハリー・ポッターと女子たちの雑音

          ヒカルの言葉のパワーに自己啓発された

          ユーチューバーなんてクソくらえ!なんて思っていたが、最近ユーチューバーのヒカルを知って、なんだコイツおもしれーって思った。 ユーチューバーが嫌いだった。いや、嫌いではなく、どうでもよかった。とくにエンタメ系は。 「○○をやってみた」 「○○を検証してみた」 「○○とコラボしました」 勝手にやってろ。素人が考えたバラエティ番組なんてたかが知れてる。 みようとも思わない。 私は大のテレビっ子であった。子どものときからバラエティ番組を毎日飽きることなくみていた。YouTub

          ヒカルの言葉のパワーに自己啓発された

          言葉にできない想いは本当にあるのか

          妻とプロ野球のCSをみていたとき、「CSはね、レギュラーシーズンと違って一点の重みが違うのよ」とドヤ顔で語った。そしたら妻に「へえ~、どう違うの?」って聞かれたので答えようと思ったのだが、「んぐぐ、んぐ」と言葉が詰まった。 私は根っからの巨人ファンで、妻は今年から巨人戦を観はじめた。結婚当初はまったく興味をしめさず、私が「一緒に観よう」といっても「私はちがうのみるからいい」とドラマをみていた。 これはお互い距離ができてしまうなと思ったので私が妻によせることにした。野球はニ

          言葉にできない想いは本当にあるのか

          『休むヒント』を読んだら『働くヒント』が欲しくなった

          全然休んでねーじゃん!働きすぎだろ!どこが「休むヒント」なんだよ!頼むから先陣きって働き方改革してくれ!こっちが罪悪感で休めなくなるわ!仕事しなさすぎて情けなくなってくるわ! というのが、エッセイ集『休むヒント』の感想である。 本書は「休む」ことをテーマに複数名の作家や著名人がエッセイを書いている。ありとあらゆるものが便利になって超タイパ時代になったのに、YouTubeの15秒の広告も我慢できないほど忙しすぎる現代人にとっては興味深いテーマである。 締め切りに追われて狂

          『休むヒント』を読んだら『働くヒント』が欲しくなった