うつ病がなかなか良くならない人がやるべき3つのこと
皆さんこんにちは!今回は、コミュニティでも相談件数の多い「うつ病との闘病」について考えていきます。
10年以上鬱で治療をしているけれどよくならない方の中に、共通点があります。
なかなか良くならない人の共通点
①薬の処方がおかしい
②上手く症状を伝えられていない
③誤診に見える
お薬が合ってるのか、見立ては合っているのか、増薬スピードは合っているのか
この辺りが鍵になります。この3点をどうにかする事で、体調に変化が出る可能性があります。
1.うつ病ってなに?
ストレスが長期間連続でかかりまくると、脳内のセロトニンというホルモンのバランスが崩れる。
セロトニン=睡眠の質に関わるメラトニンの材料。睡眠の質が悪くなる。
脳内ホルモンのバランスが崩れる事で、やる気が出ない、体が動かない、不安感が増幅するなど、様々な症状がでる。
うつ病という症状はあくまでも結果で、その根本は様々あるため、それをどうにかしないといけません。
2.気分変調症との違い
一時期、新型うつ病なんて造語が流行りましたが、新型うつ病=抑うつ神経症だと思います。
抑うつ神経症→気分変調症に名前を変えました。
神経症っていうのは何かというと、自分の考えで不安感を増幅させて、自分を追い詰めていくタイプのことです。それで日常生活を送れないくらいになってきているというものですね。
抑うつ神経症は、自分の思考からくる不安感を抑えられず、辛い状況を作っていきます。こうだったらどうしよう、こうなったらどうしようなど、悩んでも解決しない未来の不安感が多いですね。
3.適応障害との違い
新しいストレスを受けた時の反応としてうつ病のような症状が出るのが適応障害です。
新規のストレスじゃなくて長期的なストレスの結果うつ病のような症状がでているのは、うつ病にカテゴライズされますが、何でもかんでも適応障害を使いたがるお医者さんがいます。
気を付けましょう。
4.双極性障害との違い
双極性障害は、衝動性の波と抑うつの波がある病気です。特に、抑うつ状態から衝動性に切り替わると、体調がよくなったと感じる方が多いです。
本人も、医師も気付かず、何年もうつ病治療を受ける方も多い病気です。
これについては詳しく別の記事を書こうと思っています。
5.誤診に気付かない
お医者さんでも、うつ病とほかの病気との鑑別が難しい場合があります。そのため、患者側もしっかりと知識をつけ、お医者さんときちんと相談しながら治療を進めるといいと思います。
6.上手くお医者さんに体調を伝えるには?
こちらにまとめてあるので見てね。
7.お薬の考え方
うつ病のお薬は様々な種類が出ています。お薬ごとに、処方が出来る上限量が決まっています。
昔は、1つのお薬を上限量まで使い良くならない場合は、別のお薬をさらに併用する事がよいと考えられていました。しかし最近では、重ね掛けよりも、別の薬を少量使いよくなるならそれがよいとされています。
しかし、大量にいろいろなお薬をミックスされている方もかなり多いです。また、新薬がでているけれど、古いお薬を重ね掛けしている場合なども。
よくならない場合は、セカンドオピニオンも検討する必要があります。
8.まとめ
困ったらセカンドオピニオンを活用していきましょう。また、コミュニティでご相談いただければ、何かしらのアドバイスが出来ることがあります。
コミュニティでは半年で3名ほど、うつ病から双極性障害に病名が切り替わった方もいます。
患者自身も、きちんと知識を持たないといけない。という考えの元、コミュニティでは、様々な知識をみんなに伝えて、病院を上手に使うコツを教えているよ。
気になった人はぜひ、コミュニティに参加してね
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