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2024シーズンレポート

今期起こった主な出来事詳しい内容はこちらの記事で書いたため省略させていただく。 クラブ戦績2024シーズンの徳島ヴォルティスの戦績を見ていこう 16勝7分15敗 勝ち点55 得失点-2 42得点はリーグ12位 44失点はリーグ13番目に多い J2順位8位 Jリーグ順位28位 監督交代後の戦績の変化を見てみると 平均勝点は+1.07 平均得失点は+1.16 勝率は+34.1% 敗率は-39.2% 平均得点は+0.3得点 平均失点は-0.86失点 というように軒並み数字

2024ハーフシーズンレビューと新エンブレムの運用について

昨年の2023シーズンは開幕11試合勝ちなしという厳しい船出となったが、1年後それ以上に厳しい状況に陥るとは1年前の自分には予想だにしなかった。 2024シーズンの半分が終わったこのタイミングで巻き起こった事件とそれに対する筆者の見解について記していきたい。 事態の顛末と見解顛末 今期の監督解任劇はおそらくJリーグでも類を見ないほどの混乱を招いた。 そこで事の顛末を時系列に整理していきたい。 2024/2/25 開幕戦 甲府に敗戦 順位は最下位の20位 2024/3

2024シーズン試合メモ&リンク集

・吉田達磨監督● 第1節 H vsヴァンフォーレ甲府 両チームとも4231スタート 前半は縦に急ぐあまり短期突破ばかりで全くチャンスを作れない。 逆に甲府のパワーに押され簡単に2失点を喫す 守備ラインが低く、奪っても速く攻めようとして人数が足りない ハイプレスが全くはまらないので高い位置でほとんど奪えない。 後半は3421に変更する昨季よく見た手段 配置を変え自分たちで保持する方法にすることでチャンスは増え、髙田と西谷のコンビネーションからサイドを突破し1点返したものの

2023→2024ストーブリーグまとめ

序文本記事では昨年と比較して編成がどのように変化したのか、それを受けてのネガティブな点やポジティブな点、新シーズンへの展望・考察を述べていきたいと思う。 まだ未発表の選手もいたり獲得もあるかもしれないが、とりあえず新体制発表が行われたことを区切りに、これ以降は随時更新という形にしていく。 昨季との比較まずはin outの表を見ていきたい 昨シーズン在籍していた選手は11人が退団したのに対し、新加入はルーキー含め7人と、退団数が加入数を上回った。 スタッフも監督が日本

2023シーズンの検証

開幕前の期待感とは裏腹に、スペイン路線開始以来最も苦しいシーズンとなった徳島ヴォルティスの2023年。 今シーズン起こった事象を振り返りながら、何を間違い、何を得て、何を活かしていかなければならないのかを検証していく。 データあれこれまずはラバイン体制のデータを振り返っていきたいと思う。 解任される前の第31節時点で6勝15分10敗、33得点、43失点の19位 注目したいのは、まずは先制した試合の勝率 先制した試合は13試合あり、そのうち勝利したのは5試合 勝率は38

2023シーズン試合メモ&リンク集

本記事は徳島ヴォルティスの2023シーズン各試合の出来事や感想をできるだけ端的に簡易的にメモっていくなんかそんな感じのやつです。 ベニャート・ラバイン期第1節 H ●  vs大分トリニータ 徳島は4312 大分は3421 右SBサンデーなど攻撃的でロマン強めの人選 昨年の433からWGがいなくなった違いでビルドアップに苦戦 パスやコントロールが流れるなどミス多めで流れを掴み切れず WGやSHがいないため守備時にSBがかなり晒されて負担が大きい CFの西谷は広いカバー範

2022→2023ストーブリーグまとめ

まえがき2023/1/9の新体制発表当日に発表されたオリオラサンデーの契約延長発表で徳島ヴォルティスの2022-2023ストーブリーグは終了したのではないかと思われる。 この記事では昨年との比較で選手スタッフがどう変化したのか、ポジティブな点やネガティブな点を主観的に感想を述べたいと思う。 昨年との比較まずはIN OUTの表を見ていきたい 監督をはじめスタッフが多く入れ替わった一方、主力選手の流出は少なく、スタメン9人が引き抜かれた昨年とは大きく異なるオフシーズンとなっ

2021→2022ストーブリーグまとめ

2月2日に発表された武田太一のFC大阪への期限付き移籍をもって、徳島ヴォルティスのストーブリーグは決定稿となったであろうと思われる。 そこで今回は、2021シーズン終了時点と現在を比べて比較していこうと思う…が、戦力比較となるとどうしても主観的になってしまうので、データを使って客観的な部分に焦点を当てた比較をしていく事にする。 【退団】19人 ・昨年所属していた選手で退団したのが10人 ・期限付き移籍で退団したのが3人 ・期限付き移籍で出ていた選手がそのまま退団したのが3

スペイン路線備忘録

まえがき全国44位の人口約70万人という田舎にあり、最寄りの都会へアクセスするにも車やバスで海を渡らなくてはいけない。 かつて全国的な強豪高があったこともあり圧倒的に野球文化の根強い地域性。 スポーツ全般へのスポンサードに力を入れる地元発祥の製薬会社サッカー部から始まり現在まで多くの面で依存している。 良くも悪くも"相応"だった徳島ヴォルティスというクラブが、一人のスペイン人監督招聘から大きく変わり始めた。 国際空港のないこの町が、今や日本で最もスペインに近い場所かもし