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【#カメラのこと】自分らしい撮影スタイル模索中 | 第18回Peak Design Everyday Sling 6L V2を2週間つかってみてわかったこと

皆さま、こんにちは。
今回は、以前、開封&ファーストインプレッション、ずっと使ってきたPeak Design Everyday Sling 5L V1との比較について取り上げましたが、Everyday Sling 6L V2をその後、数週間、使い込んでみてわかったことを中心に取り上げていきたいと思います。

ご興味ある方、最後までお付き合いいただけるとうれしいです。


通常の私なりの運用方法

Everyday Sling - Your Quick-Access Day Bag ©️ Peak Design YouTube公式より

上の動画を見ていただくとわかるように、このバッグ、Slingタイプということもあり、前にかけたり、後ろにかけたり、また、サイズ調整することによって、ウエストバッグとしても運用できたりといろいろ、自由度の高いバッグなのですが、これまで、5L V1を使い続けてきたということもあり、以下のような点に気をつけながら、このシリーズのバッグを運用してまいりました。

- パリ在住ということもあり、セキュリティー対策は日本以上に必須
- 例え、カメラがあっても、なるべく、荷物はミニマム、コンパクトにまとめたい

ということで、基本、目の届く範囲で全部収めることを常に心がけていることから、これまで、バッグは前にかけることしかせず、後ろにかけたり、ウエストバッグ状態にしたり、また、今回から採用となったダブルジップも、上に、ジップを持ってきて、両側へ開くやり方が本来なら、一番、ダブルジップとしては、使いやすく、このバッグのジップの耐久性を高めるためには、使いやすい方法なんでしょうけど、それをしてしまうと、やはり、スリ対策の甘さにもつながってしまうので、ジップに関しては、5Lと同様、片側のみで引き続き、運用していこうと考えております。

日本であれば、そこまでしなくても。。。

となりそうですが、ここは、海外在住者、しかも、スリの多いパリに住んでいるということで、ここは自分なりの方法で運用している部分もあります。

今回は前回のこちらの記事に加え、新たに気づいた点、更に、数週間、使ってみて気づいたいいところ、残念なところについて、取り上げてまいりたいと思います。

新たに気づいた点

  • 全体の枠がより頑丈で、より自立する設計に

  • 重心が上になった

  • マチ部分が伸縮性ある素材で補強された

ここからは、この新たに気づいた点を踏まえて、それぞれ、気に入ったところ、残念だったところを自分なりに考えていきたいと思います。

気に入ったところ

  • 重心が上に来たところによって、体が前のめりになりづらくなった

  • ショルダーベルトのクッション材が長くなったことで体のホールド感が強くなった

この2点により、姿勢が5L V1の時よりも安定するようになり、疲れにくくなったように思います。

Everyday Sling 5L V1の裏側
Everyday Sling 6L V2の裏側

この画像2枚比較してみると、6Lの方が重心が上に来ているのがわかる。

左:Everyday Sling 6L V2
右:Everyday Sling 5L V1

側面から比較してみると、5L V1の方がちょっと前に迫り出したデザインになっていることから、重心が迫り出した部分に集中し、荷物の入れ方によっては、バッグが自立せず、前に転がることもあり、その影響で、バッグを下げてみても、前のめりな感覚になり、長時間、前でバッグを持っていると、姿勢も前屈み寄りになり、結果、腰への疲れになることも。

また、愛用の靴がOn Cloud 5を組み合わせることで、歩くという意味でも、より疲れにくさを感じるので、結果、カメラを持って、より徒歩で出かけたくなるという効果につながっているようにも思えます。

  • 自立するところ

  • 縦収納がしやすくなった

  • カバンを開いた際、両脇が5Lと比べて補強されているので、前にかがんでも、中身がこぼれ落ちづらくなり、結果、落下防止にもつながる

これは、実際、5L V1を使っていた頃、カバンを開けた際に、かがんで、物を探していたところ、カバンの中にあったカメラが落ちそうになり、ヒヤッとした経験があり、今回の補強で、簡単に、中のものが、こぼれづらくなったような気がします。その辺りは、改善されるのではないかと思っております。

残念なところ

  • 内ポケットの幅がせまくなったことにより、財布の収納がしづらくなった

左:Everyday Sling 6L V2
右:Everyday Sling 5L V1

まず、上の画像を見ていただきたいのですが、この両バッグ、前面ファスナーの位置に着目すると、ちょっとわかっていただけそうな気がするのですが、6L V2は、上が狭く、下が広いのに対して、5Lは上下共、大体同じような比率で、ファスナーが真ん中に来ていることがわかると思います。

Everyday Sling 5L V1 内側上部ポケット
Everyday Sling 6L V2 内側上部ポケット

次の2枚の画像は、5L V1、6L V2それぞれの内側上部のポケット部分になるのですが、今回の6L V2だと以前の5L V1と比べると、ポケット全体が狭くなったのが個人的には少し、気になります。

この部分には、5L  V1、6L V2共に、更に4つ小さなポケットがあり、そこに充電池など、小さな細々としたものを入れるスペースはちゃんと確保はされているのですが、その手前のスペースが、5L V1と比べると狭くなった印象です。人によってはこのスペースに物を収納される方もいらっしゃると思うので、5Lでこのスペースを使っていた方から見ると、ちょっと不便になったと感じられるかもしれません。

実際、私は、この位置に、カードケースを入れているのですが、ちょっと、ファスナーを閉める際に、余裕がなく、ギリギリになった印象があります。また、これにより、4つのポケット、更に何か、充電池のような物を入れると、本体の中の容量へ圧迫する印象もあります。

もちろん、使い方によっては、回避できる場合もありますが、人によっては評価が分かれるところではないでしょうか?

  • 5Lのデザインを気に入っていただけに、私のサイズだとコンパクト感とシンプルさが薄れる

  • カバンを開いた際、開きすぎ防止の補強布により、5L V1に比べると、大きく開きづらくなり、1回、手で押さえて、開くような感じなので、人によっては、それがストレスに感じるかも

  • 5Lで使っていた頃と同じような配置で荷物を収納すると、前ポケットの膨らみにより形が崩れ、少々、見栄えが悪くなる

Everyday Sling 6L V2
Everyday Sling 6L V2

前ポケットの使い方によっては、5L  V1とは機構が変わったことにより、出し入れしづらかったり、厚みのものを入れると、このように不恰好さが以前よりも際立つところが気をつけたいところで、工夫が必要かなと思っております。

5L V1の頃から引き続き、気に入っているところ

  • 仕切りの使い方の自由度

仕切りの使い方 その1
サイドを分ける場合
仕切りの使い方 その2
サイドを分ける+中を2段構造にした場合
仕切りの使い方 その2の使用例
  • カバンを開けた時、奥側に開くことによって、カメラが取り出しやすい

  • 収納ポケットの豊富さ

  • 接続部の機構による体へのフィット感

この機構により、カバンを下げた際、体への馴染み方が半端なく、カバンの位置を変えてもフレキシブルに対応してくれるので、この快適さでPeak Design Everyday シリーズ一択というのが、私の現状です。

最後に

ここまで、いろいろと書いてまいりましたが、総合するとやはり、V1から V2へ進化したということで、V1の頃からの改善は大きく見られ、全体的に、より使いやすくなったのは事実です。

やはり、体への負担の軽減、フィット感は、明らかにV2の方が楽で、長時間このバッグと共にしても、疲れは以前よりも少なくなったように思います。そこが何よりも大きく、このバッグに出会えて良かったなと思っております。

次回は、せっかくなので、久しぶりにカバンの中身について、お届けできたらと思っております。前回からかなりの年月が経っており、多少は進化している部分もあるので、今回のカバン新調を機に、皆様に紹介できたらと思っておりますので、お楽しみに。

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