【#カメラのこと】自分らしい撮影スタイル模索中 | 第17回Peak Design Everyday Sling 6L V2購入レポート
皆さま、こんにちは。
この度、カメラバッグをPeak Design Everyday Sling 6Lへ新調しました。
ちなみに、これまでは、以下のバッグを長年愛用してまいりました。
今回は、購入動機と開封の儀をしながら、ずっと使ってきた5L V1との違いなどについて、書いていきたいと思います。
ご興味ある方、最後までお付き合いいただけると幸いです。
購入動機
Everyday Sling - Your Quick-Access Day Bag
Peak Design YouTube公式動画より
なぜ、2024年4月現在、Everyday Sling 5L V1を結構、まだまだ、きれいな状態にもかかわらず、発売からかなりの年月が経っている今、Everyday Sling 6L V2を購入しようと思ったのか?
まず、本音を言ってしまうと、
カメラバッグは、まだまだ、新調するつもりはなかった。。。
というのが、正直なところです。特に、Everyday Sling 5L V1のデザインは、今でもとても気に入っており、デザインだけでいうなら、今でも今回購入した6L V2よりも5L V1の方が、個人的には好みです。
ですが、Everyday Sling 5L V1を使用していて、
高さがあるものを縦にそのまま、収納するのが難しい。。。
という点が非常に気になっておりました。例えば、
長さのあるレンズ
折り畳み傘(通常サイズ)
500mlのペットボトル
は、まず、縦収納ができないのが難点で、あまりにもこのバッグのデザインが気に入っていたがために、このバッグに合わせる形で、
折り畳み傘→折り畳んだ状態で、高さが小さく、軽量のもの
500mlのペットボトル→120mlのステンレスボトルをマイボトルとして購入
そこまでして、昨年の日本里帰り時に日本で購入した経緯もあります。
あと、日常使いであれば、問題ないのですが、たまに、外出先や旅行時で、iPad mini6 + 折り畳みキーボードで作業することがあり、その場合、この5Lだと、ギリギリ、入らなくはないのですが、ファスナーがギチギチで、今にもはち切れそうな勢い、更には、これらのものもギリギリで入っているので、バッグの中が圧迫され、物を取り出すときに余裕がないのが、気になっていた点でした。
ただ、使えないことはなかったので、その場合、そのまま、無理矢理使っていて、
まぁ、使えているし、デザインも5Lの方が気に入っているから。。。
という理由で、6L V2については、今まで完全スルーしておりました。
ですが、今年の春、リヨンに住む甥(と言っても立派なアラサー世代)がカメラに興味を持ち出し、私が住むパリにカメラを探しに行くという話が持ち上がり、その際、彼のカメラ選びの相談に乗っていた際に、カメラバッグの話が出てきて、私のEveryday Sling 5Lを使いたいという話が急に持ち上がったのでした。
そこで、これを機に、具体的に、自分のカメラバッグを本格的に見直すことが必要となり、私のパートナーがEveryday Sling 6L V2の愛用者だったので、試しに、自分が最大の荷物の場合、このバッグに物を詰めてみたところ、まだ、余裕を持って、使えることが判明し、Everyday Sling 6L V2の購入に踏み切ったのでした。
開封の儀&Everyday Sling 5L V1との比較
まず、開封の儀の前に、Peak Design Everyday Slingサイズ展開なのですが、 V1、V2でラインナップが異なります。
ということで、同サイズ帯だと V1なら5L、V2なら6Lになるわけです。
それでは、ここから、開封の儀といきますが、今回は、シンプルな開封の儀というよりも、今まで使っていたEveryday Sling 5L V1とEveryday Sling 6L V2との違いに着目しながら、進めていきたいと思います。
バッグは、ここ最近お世話になっていて、前回レポートしたコシナ Voigtlander Color-Skopar 18mm F2.8 Aspherical 購入の際にもお世話になったパリのカメラ専門店で購入しました。
今回も配達ではなく、店舗受け取りにしていたので、梱包はこんな形でした。
▲△ もし、こちらも興味ございましたら、是非 △▲
梱包を開けると、こんな感じ。
今までずっと愛用してきたEveryday Sling 5Lと一緒に
左:Everyday Sling 6L V2
右:Everyday Sling 5L V1
これだけ見ても、6Lの方が高さがあるのがよくわかるかと思います。デザインも5Lは丸みを帯びたコロンとしたデザインですが、6Lの方が、5Lより角張っているのが特徴的です。
横から見るとこんな感じ。
左:Everyday Sling 6L V2
右:Everyday Sling 5L V1
実際、購入を本格的に検討するまで、コロンとした印象も手伝い、厚みは、5Lの方がありそうという印象でいたのですが、こうして並べてみると、思ったほどの厚みというわけではなさそうです。
ただ、その分、V2となったことで、V1からの改良が加えられており、V1の時は重心が上にくるので、荷物の入れ方によっては、カバンが前のめりがちになり、場合によっては前に倒れるということがありがちでした。(ただ、クッションはしっかりしているので、それぐらいで、中のものが壊れるという心配はないのですが。)
V2になったことで、バランスの取れた重心となり、どこかに置いても、よく自立してくれる印象があります。(ただ、これもこれから使い込んでみて、本当に自立するバッグなのかは、今後の記事でいろいろ検討していきたいと思います。)
あと細かいところですが、V1もV2も上に持ち手があるのですが、V2の方が、より後ろに取り付けられています。
上から見た感じ
左:Everyday Sling 6L V2
右:Everyday Sling 5L V1
特に着目すべき点としましては、ショルダーベルトのクッション部分が、V2はより長くデザインもしっかりしたものになっています。この辺りも改良が加えられている証拠なのではないでしょうか?
ここからはV1からV2になったことによって見られる改良点を中心に紹介していきます。
まずは、ショルダーベルトの長さ調整金具ですが、V2になったことによって、より、固定できるような金具に変更されています。
続きまして、V2になってから、エクステンションベルトが2本付属されておりまして、そのベルトを使って、カバン下部に三脚などの長物系が装着できるようになりました。あと、V1だPeak Designのカメラを装着するキャプチャ部品を取り付ける機構が片側にしかなかったのですが、それが、V2では、両側についたので、左利き、右利き問わず自由に使えるようになりました。
ただ、私はこの両方とも、今のところは使わないのですが、もし、使用予定のある方は情報として覚えておくといいと思います。
続きまして、前面部・ポケット・ファスナーについての比較です。
V2の大きな特徴としましては、前面ポケットファスナー部分に、Peak Designのロゴが入ったことが大きなデザイン変更です。ちなみにV1は、前面ではなく、側面にありました。デザインもどちらかというと、すでに持っておりますField Pouch V2に近いものを感じます。
▲△ Peak Design Field Pouch V2については、こちらからどうぞ △▲
あと、画像だとわかりづらいのですが、V2の前面ポケットのファスナー部分もメインファスナー同様、止水ファスナーが採用され、更に、V1と比べるとファスナーが隠れるように作られており、そこで、より一層の水への防御力を感じます。
また、ファスナー機構も変更されており、ファスナーの持ち手部分がより丈夫で、開閉しやすいものへ変更されております。更にメイン収納部のファスナーもV1はシングルファスナーだったのに対し、V2では、ダブルファスナーが採用されており、V1で気になっていた、若干のファスナーの引っかかりによる、止水部の摩耗問題に対する改善の跡を感じられます。
ただ、私の場合ですが、パリに住んでいることもあり、スリ防止対策から、ダブルファスナーを上部にすると、リスクがありそうなので、多分、V1の時と同じように、サイドにファスナーを集め、片方のみの開閉で運営していく予定なので、それでも、ファスナー部分は使いやすくなっているかは、今後、気になるところです。
最後に、冒頭でも挙げていた一例で、500mlのペットボトルが縦収納できるかについて、検証してみたいと思います。
実際、収納してみると、V2では、問題なく収納できるのに対し、V1では、高さが足りず、収納できないことがわかります。もちろん、これでは、ファスナーを閉めることもできません。
今回は、第1印象の段階で気づいた点を比較形式での開封の儀とさせていただきました。
最後に
今回は、ずっとカメラバッグの主力に、Peak Design Everyday Sling 5L V1を愛用していた私が、Everyday Sling 6Lを発売開始からかなりの年月が経過しているのにも関わらず、購入した経緯、5Lとの比較を交えながら、開封の儀をお伝えしてまいりました。
次回は、私が日頃、カメラバッグに入れている荷物を使って、5L、6Lに詰めた感覚、更には、ある程度の期間を使ってみてわかったことなどを交えながら、使用レポートしていけたらと思っております。
ご興味ある方、このシリーズの次回もお楽しみに。