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レシピ付きエッセイ🍳 詩を食べる「ポエジオ食堂」

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詩を文字通り「味わう」には、詩を食べてみるのがいちばん。ポエジオはエスペラント語で「詩情」のこと。詩からインスパイアされたレシピを紹介します。
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#詩が好きな人と繋がりたい

【詩を食べる】母との甘い記憶、「いにしへの日は」(三好達治)/春のおいなりさん弁…

ここは、詩情を味わう架空の食堂「ポエジオ食堂」―詩のソムリエによる、詩を味わうレシピつき…

【詩を食べる】愛の悩みと「故郷」(ヘルダーリン)/栗とクランベリーのラム酒ケーキ

ここは、詩情を味わう架空の食堂「ポエジオ食堂」―詩のソムリエによる、詩を味わうレシピつき…

【詩を食べる】春の夜の窓は開けて(矢沢宰)/ひそやかな文旦ゼリー

ここは、詩情を味わう架空の食堂「ポエジオ食堂」―詩のソムリエによる、詩を味わうレシピエッ…

【詩を食べる】此處で人間は大きくなるのだ(山村暮鳥)/豊作を祈るシードケーキ

ここは、詩情(ポエジオ)を味わう架空の食堂「ポエジオ食堂」―詩のソムリエによる、詩を味わ…

【詩を食べる】なにもなかった春のためのサラダ/サラダとり白きソースを(北原白秋)

ここは、詩情を味わう架空の食堂「ポエジオ食堂」―詩のソムリエによる、詩を味わうレシピエッ…

【詩を食べる】水墨抄(まど・みちお)/モンゴル風蒸し餃子ボーズ

詩のソムリエによる、詩を「味わう」ためのレシピエッセイです。今日紹介するのは、「けむり」…

【詩を食べる】通りすがりの女に(ボードレール)/カルダモン風味のチョコレートスフレ

詩のソムリエによる、詩を「味わう」ためのレシピエッセイです。もうすぐバレンタインデー。そわそわ、恋の季節。今日紹介するのは、フランスの詩人・ボードレールの一瞬で永遠なる恋と、チョコレートスフレです。 決してふれることがない恋でも 人を好きになる。 見つめられたい、手に触れてみたい、髪に触れたい…など、自然に想いがあふれていき、二人は近づいていく。 ただ、そうして「ふれあう」ことだけが恋ではない。 指一本触らない、目すらあわせない恋もまた、恋である。 そちらのほうが純度が

【詩を食べる】雪(三好達治)/雪の花ミルク蒸しパン

詩のソムリエによる、詩を「味わう」ためのレシピエッセイです。寒い日がつづきますね。今日紹…

【詩を食べる】七十五セントぶんの切符(ヒューズ)/黒人たちのフライドチキン

詩のソムリエによる、詩を「味わう」ためのレシピエッセイです。今日紹介するのは、アフリカン…

【詩を食べる】明日、死ぬかもしれないじゃん!(ドロシー・パーカー)/NY風キャロッ…

詩のソムリエによる、詩を「味わう」ためのレシピエッセイです。今日紹介するのは、NYで活躍し…

#8 刃いま匂ひたつなり桜鯛(上田五千石)/天然鯛の茶漬け

釣れたての天然鯛を、ご近所の方にいただいた。ありがたや〜! 福岡の海ぞいに住んでいるので…

#7 夏みかん酸っぱし今さら純潔など(鈴木しづ子)/夏みかんゼリー

春から初夏は、いろんな種類のみかんがお店に並んでいる。 (戦後、みかんをたくさん作るぞ〜…

#6 心の鮮度を落とさないように(詩とは何か?)/紫花豆

うれしいことがあった。 先日紹介したまど・みちおさんの「まめ」を受けて、 尊敬する大月ヒロ…