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レシピ付きエッセイ🍳 詩を食べる「ポエジオ食堂」

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詩を文字通り「味わう」には、詩を食べてみるのがいちばん。ポエジオはエスペラント語で「詩情」のこと。詩からインスパイアされたレシピを紹介します。
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記事一覧

【詩を食べる】母との甘い記憶、「いにしへの日は」(三好達治)/春のおいなりさん弁…

ここは、詩情を味わう架空の食堂「ポエジオ食堂」―詩のソムリエによる、詩を味わうレシピつき…

【詩を食べる】愛の悩みと「故郷」(ヘルダーリン)/栗とクランベリーのラム酒ケーキ

ここは、詩情を味わう架空の食堂「ポエジオ食堂」―詩のソムリエによる、詩を味わうレシピつき…

【詩を食べる】すだすだと吹きゆる若夏の風(読み人知らず)/若夏のきゅうり素麺

ここは、詩情を味わう架空の食堂「ポエジオ食堂」―詩のソムリエによる、詩を味わうレシピエッ…

【詩を食べる】春の夜の窓は開けて(矢沢宰)/ひそやかな文旦ゼリー

ここは、詩情を味わう架空の食堂「ポエジオ食堂」―詩のソムリエによる、詩を味わうレシピエッ…

【詩を食べる】此處で人間は大きくなるのだ(山村暮鳥)/豊作を祈るシードケーキ

ここは、詩情(ポエジオ)を味わう架空の食堂「ポエジオ食堂」―詩のソムリエによる、詩を味わ…

【詩を食べる】なにもなかった春のためのサラダ/サラダとり白きソースを(北原白秋)

ここは、詩情を味わう架空の食堂「ポエジオ食堂」―詩のソムリエによる、詩を味わうレシピエッ…

【詩を食べる】水墨抄(まど・みちお)/モンゴル風蒸し餃子ボーズ

詩のソムリエによる、詩を「味わう」ためのレシピエッセイです。今日紹介するのは、「けむり」の美しさを味わうレシピです。3月2日はモンゴルと日本の外交50年だそう。ぜひモンゴル料理にもチャレンジしてみてください。 モンゴルの大草原で 8年前の、秋のはじめ。わたしはモンゴルの大草原、テレルジにいた。わたしが泊まるかわいいゲルは、広大な草原の中にぽつんとあった。 草原は金色に一面輝き、馬のいななきが遠くで響いていた。いまでも時々、あの澄んだ冷たい空気や草の香り、どこまでも広く青か

【詩を食べる】通りすがりの女に(ボードレール)/カルダモン風味のチョコレートスフ…

詩のソムリエによる、詩を「味わう」ためのレシピエッセイです。もうすぐバレンタインデー。そ…

【詩を食べる】雪(三好達治)/雪の花ミルク蒸しパン

詩のソムリエによる、詩を「味わう」ためのレシピエッセイです。寒い日がつづきますね。今日紹…

【詩を食べる】七十五セントぶんの切符(ヒューズ)/黒人たちのフライドチキン

詩のソムリエによる、詩を「味わう」ためのレシピエッセイです。今日紹介するのは、アフリカン…

【詩を食べる】明日、死ぬかもしれないじゃん!(ドロシー・パーカー)/NY風キャロッ…

詩のソムリエによる、詩を「味わう」ためのレシピエッセイです。今日紹介するのは、NYで活躍し…

【詩を食べる】この豚だってかわいいよ(八木重吉)/ピッグス・イン・ブランケッツ

詩のソムリエによる、詩を「味わう」ためのレシピエッセイです。今日紹介するのは、かわいい「…

【詩を食べる】海に行かばなぐさむべしと(牧水)/海の底力、スープ・ド・ポワソン

海では癒えない痛みと一昨年の春から、遠浅の美しい海から徒歩1分のところに住みはじめた。 毎…

【詩を食べる】ゆふ空から(種田山頭火)/心ほぐれる、さといも柚子味噌煮

詩のソムリエによる、詩を「味わう」ためのレシピエッセイです。今日紹介するのは、種田山頭火の無季自由律俳句を味わうレシピ。放浪をつづけた彼の、そぼくな喜びを一皿に表現しました。 柑橘をいただく。すると、持ち帰ったお部屋に、香りがふわりと漂う。 6年前。 新社会人になって、大好きな友人たちに見送られ、誰一人知り合いがいない町に引っ越した。 友人のひとりがくれた大きな文旦。新しいがらんとした部屋の片隅においておくと、きいろの文旦のある空間だけがポッと生気を放っていた。 柑橘