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あたり前のことをあらためて言ってもらう

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知識として頭の中にはあるのだけど、どこか自分の中でこれでいいのかと確信が持てない時がないだろうか。

ダイエットをする時は水をたくさん飲み、満腹感を感じてから少量のごはんを食べる。
野菜から食べて汁物、おかず、白米と食べる順番を気をつける。

これらはよく聞くダイエット方法だ。

当たり前のように浸透しているダイエット方法なんだが、実際に一人で実行してみると本当にこれで痩せるのかと『疑心暗鬼』になってしまうことがある。

しかしだ。

ダイエットの専門家に改めて、上記のようなダイエットをすれば痩せると言われると、なぜだか『疑心暗鬼』が消えていく。

専門家が言うんだから、この方法は少なくとも間違っていない。
だから頑張ってみようと、どこからかやる気と自信が湧いてくる。

本やインターネットで得た知識はあるが、それが本当に効果があるのか信じ切ることができなくて、実行に移せない人がいる。

例えば、子育ての中で
子どもが机の上にのるという好ましくない行動がある時は、あえて注意するのではなくその行動をスルーするという対応法とるのがいいと、特に療育に関わっている人ならば知っているだろう。

保護者的には、机の上にのっていて本当に無視していいの?
何も注意しなければ、机に登ることが習慣化にならないの?
と不安になるかもしれない。

大切なのは、机から降りて床や椅子に座れたり、違う好ましい行動が見えた時に、「椅子に上手に座れたね」などすかさず肯定的な声掛けをするのが大切なのだ。

このような関わりを書いた本を読んだことがある人も多いと思う。
本だと、「なるほどねー」と知識としては吸収できるのだが、
なぜだかどこか確信に至らないまま、本に書かれていることを実行してこのやり方でいいのかなと不安に思う人もいるかもしれない。

だが、専門家から同じ内容のものを口頭で聞いたら、もう少し信憑性を持って実行できるのではないかと思う。

不思議な話なのだが、その分野の専門家に改めてあたりまえのことをあたりまえのように言ってもらうことにはとても力がある。
本だけで得た知識より、専門的にしっかり学んできた人の言葉を聞くことは、心に響き、これでいいんだと肯定的に捉えて、自分のしていることに自信がもててくる。

自分で分かっていることでも
それがたとえ綺麗事でも
あたりまえのことを
改めて、専門の人に言ってもらうのって大切。

言ってもらうことで
やっぱりそうだったんだ。
自分のしている努力は合っていたんだ。
確信をもってがんばれそう。
と再確認とやる気と勇気がわいてきますよ。


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